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N O T E |
2000年3月24日
赤信号みんなで渡ると想わせておまいらだけを歩かせる。
家電にしろクルマにしろ政治にしろ国民は次世代に通用するものを今望んでいるのに、それを提供できる人材が国民の中にいないという事実を唱えるコメンテーターがいない。
2008年9月17日
「スローライフなアンプ製作」
あくせくした日常を離れて過ごす穏かな自分の時間の中で、趣味のアンプをゆっくりと作り続ける。
誰もが身勝手に美味しい思いをしようとしているこの世の中で、自分が自分のために贅沢この上ないアンプを作っていたとしても、誰が文句を云えるだろう。
2006年12月31日
今年は何も書いてない、これでは Dead note (Death note じゃないよ)状態だ。
今年の前半は昔のスンゲーSITを弄っていた。そしてトランスリニアバイアス。
トランスリニアバイアスはエポックメーキングかも、今後出るアンプのバイアス回路が変わると思う。
過去と未来の両方をワクワクできてサイコーの年だった。
2005年11月5日
本日、アクセスカウンタが50万を超えた。
しかしまだ誰からもお祝いが無い。
もう誰もこんな内容のホームページには興味がないんだ。
そういう自分自身も、他人のホームページのアクセス数なんてまったくどうでもいいし、大体どこのホームページもつまらなくなってきた。
恐らくきっとこんな感じが次第に蔓延してホームページというもの自体が衰退していくのだろう。
それが進化ということなんだ。
この書き込みをアップする前に祝いが届いていたら、その送り主には何か素敵な謝礼を差し上げようかな。
2005年9月24日
真空管
それはガラスに閉じた小宇宙
欲望の世界に涌出し泡の聖域か
管壁に人の世の悲しみ映して早や幾年
ゲッターに涙捕らえて消え行きて
ヒーターの慈愛の光り限りあり
グリッドを潜る電子の寂しさよ
プレートに刻まれた永遠の夢
読み取る術は既に無く
2005年8月23日
この宇宙の中で人間が最も神から遠い存在だということを人間自身は自覚しているのだろうか。
2005年1月9日
仮に原音と同じ音が再生できたとしても、それをリスナーが原音と同じ音だと認識できなければオーディオは成立せず、逆に原音と同じ音が再生できなくても、それをリスナーが原音と同じ音だと錯覚できればオーディオは成立するのだろう。
オーディオとはスピーカから聴こえる音で元の音をイメージすることだから、オーディオの達人はイメージする能力が高いのだ。
とりわけ高いイメージ能力者ならば、音を聴くだけで演奏者や楽器や録音再生装置やら様々なことをイメージできて、また逆に演奏者や楽器や録音再生装置やら様々な情報やデータから音をイメージできても不思議ではない。
そしてイメージ能力はオーディオ以外に及び、いつかはイメージだけで構築した自分の世界に取り込まれてしまう最後に行き着くのだ。
というようなことをイメージしている自分自身を、かなり危ないと感じるべきなのだろう。
ほぼ1年ぶり、唐突に書き込んでみました。
2004年2月22日
下記2003年6月17日の記述は超3極管接続アンプを余りにも貶し過ぎていました。
これは真実なのかと疑う程に酷い音で、しかも、その酷い音をマインドコントロールによって至福や感激に転化しなければ聴くに堪えないようなマイナスイメージを与えてしまいました。
しかしながら、そうした部分は大概の真空管アンプにあり、真空管アンプらしい部分でもあります。
実際の程度が知りたいところでしょうけど、こればかりは超3極管接続アンプを製作して聴いて頂きたいと思います。
2003年6月17日
超3極管接続アンプは、その音の出かたが既存の真空管アンプと大きく違うために、その音を聴いた者は皆一様に驚愕し一瞬たじろぐ。
大概の人間はこれは真実なのかと、自分の耳を疑い、スピーカを疑い、アンプを疑い、そして何かを見つけるだろう。
これこそ真実の音と聴き入る人は、従来のアンプからは出て来なかった解放された音を存分に堪能する至福に包まれる。
長い間捜し求めても今までは何処にもなかったがやっと出会えた音だと感激する人もいる。
しかし、その事実を受け入れがたい脆弱な精神の人間に至っては発狂し廃人になる。
またある者は慣れ親しんだ古典アンプを擁護するあまり、これはまともなアンプではない、何かおかしなことになっているんだろう、アンプとはいえないエフェクターだ、とわめき散らした。
そうなるのは、従来のアンプの音に毒されていたことが原因なのだから、まだマインドコントロールされていない若者には感動もなければ発狂する心配もないが、この音だけに染まって欲しくない。
これこそ真実ではなく、これもまた真実である。
一つに固守せず多様な個性を受け入れ、それぞれを愉しめるようになってもらいたい。
そういうことが出来るというか、そうせざるを得ないほど、今に時代のアンプはバラエティーに富んでいる。
2003年4月12日
♬ さくら さくら 今、咲き誇る 刹那に散り行くサダムと知って ♫
本当の自由とは何だろう、明日は形式的な自由の元での選挙日だけれど、
今回の無効票の定番はやはり定布施院、金正日かな。
2003年3月25日
フセイン大統領が何処に居るかって、私は知っているよ。ブッシュ大統領の中に居るのさ、フセイン大統領を恐怖する者の心の中に。消したければ自らを滅せよ、臆病者どもよ、お前達に最強の武器を扱う資格はない。
2003年3月23日
連日の戦争報道にはうんざりする。爆笑オンエアバトルの放送時間をずらされたことには普段温厚な私も流石に腹が立った。ブッシュ大統領の勝手な戦争で何の関り合いも無いこの私に与えた迷惑を購う責任は誰が負うのだろう。
そのオンエアバトルで私が一番笑えたスピードワゴンが最下位というのも納得いかない。
そうだ今日は、フセイン大統領に捧げるためにREOスピードワゴンのゴールデンカントリーを聴こう。
2003年3月5日
人間型ロボットは人間の動作を解明しそれを姿勢制御に適用することで進化してきた。
そして次に人間と同じ思考のできるロボットが出来るとすれば、それは人間の思考メカニズムを解明することから始まるだろう。
姿勢制御ならぬ思想制御テクノロジーと云うものがロボットのために開拓されて行くだろうが、それは人間に対しても応用の利くものに違いない。
そしてそれを操るのがロボットの側になりうることはおよそ予想できる。
2003年2月19日
多少の間違いを容認していると、いつか大きな間違いをすることになる。だから小さな間違いも容認せず正して行こうという、ゼロトレランスとかブロークンウインドウズのやり方を適用された方はあまりいい気分ではない。
だから放っておけというのではないが、水清ければ魚住まず例えのように、間違ったことが一切許されないのではうっかりすることもできず居心地悪くてどうしようもない。ノーベル賞の田中さんは失敗が元で新発見をしたと云っていたから、間違って失敗してもいいのだ。
大きな間違いなら大きな失敗をするだろう、その結果、大きな発見があるのなら、大きな間違いをして見るのも間違いではないだろう。
失敗に対応できず結果、失敗を恐れ許さない状況に陥ることこそが進歩のない状態を招くことになるのではないかと危惧する今日この頃である。
2003年1月28日
アクセスカウンタが気付かないうちに20万を超えていた。
アクセスの増加割合が年々上がっている。
新たにインターネットに接続した人達とかが、他のページにあるここへのリンクを辿って訪れてくれるのだろうか。
リンクページの増加は平面的な広がりをもたらし、リンクページの増加の2乗に比例してアクセスは増加すると考えられるから、リンクページにはアクセスしてくれた人に対する感謝の2乗倍の感謝をしなければならない。
私は孤独が好きだ。近寄るものを撥ね付ける。私には敵が必要だ。自分が活きようとするエネルギーは敵を超越しようとすること。敵は人に限らない、素晴らしいと思ったもの、羨望するもの、自分が妄想したものかも知れない。
私は人に誉められるような人間でないことを自覚しているから、いくら誉められても嬉しくない。私を動かす力は、他人に貶され挑戦されることだから、動かしたい相手はこき下ろし挑戦をしかける。
私は常に他人のためを考えている。人と同じことをやってもその人以上のことは出来ないから、私の真似などするより違うアプローチから考えるように、私に反発する人間が育つことを望んでいる。
2003年1月18日
自分が人であるなら原音は聴こえないということに今から気付いておくべきです。
原音が耳元まで来ていても、人は脳で意識して音を聴く限り、原音を知覚出来ません。
音を意識した途端に、音は個人固有の感性に歪められて、原音ではなくなるからです。
どこにも焦点を定めず平板に音を聴くことが出来るでしょうか、意識をしなければ、音は右の耳から入って左の耳へ抜けていくようなもので、何も聴きとめることは出来ません。
そうと解ればオーディオシステムは原音再生などする意味を持ちません。
個人固有の感性でコントロールできるオーディオシステムこそ理想的ではないかと思うのです。
なぜこんなことを考えたかというと、もし将来、脳神経に直接原音を伝達できる方法が出来たとしても、人はその音を楽しむことは出来ないでしょう。
何故なら自分の意識に逆らって音が聴こえてきたら、それは耳鳴りのような苦痛になることを予感したからです。
どんな素晴らしい音であっても、自分が聴きたいように聴くことが出来なければ、人は耐えられないと思うからです。
2002年5月24日
最近このページに何も書かなくなったので、何か書いておこうと思います。
ワールドカップでパラグアイ御一行がキャンプ地のここ松本に来ています。自宅から1km位の近場にサッカー場があるのですが、私はサッカーにまるで興味ないので見物に行く気にもなりません。当然ながら招致関係者は盛り上げに躍起です。先日の
ジェビロ磐田との親善試合には地元小中学生の招待で観客動員して何とか成功したようで、その前にもチラベルト選手が一人来てその名を轟かして行ったのでチラベルト選手だけは有名になっています。
サイトウ記念コンサートにしろー般の子供たちに世界の一流のものを体験させてやることで何らかの教育的効果を期待しているのは結構ですが、薄ら薄らにも虎の威を借る大人たちの見栄を子供たちが悟っているとしたら台無しです。
松本空港周辺の安全のため宅地化できない敷地を公園に造成して、サッカー場はその一角にあります。ワールドカップが終わればまた閑古鳥ならぬ雲雀の囀るのどかな場所に戻るでしょう。このような無駄ことに税金を使わなくても面目の立つ大人に育つことを今の子供たちに期待して已みません。
2002年1月7日
EL34プッシュプル超3極管接続Ver.1パワーアンプのページを追加しました。
もの造りの極意を会得したような、しないような、自分がああしたいこうしたいと思っても部品が云うことを聞いてくれないから躓くわけで、そんな時は、部品がどうしてほしいか聞いて、部品の意思に従うことで道が開けようぞとな。
2001年12月31日
2001年が今日限りなのでここにも何か書いておこうと思いましたが、そういえば掲示板を開設したのは今年だったんですね。もっと前からやっていたように錯覚していました。多くのご意見がいただけたことに感謝いたします。
今年印象に残るものとして、悲惨なテロによるビル破壊のテレビ映像がありますが、その後のアメリカの報復攻撃はもっと悲惨で、それに加担する者達の哀れさに正義面した巨大な悪の支配力を感じました。
日本は景気低迷で先行き不安なご時世ですが、まだ未来に夢を持てず過去にしがみ付こうとしているのなら、それはどん底まで到達してないということで、まだまだ落ちて行く必要があるということでしょう。
2001年12月8日
最近ウイルス感染メールが多く来ています。感染している方は早めに対策をお願いします。
ネットスケープ6.2に対応するように一部修正しました。
ウィンドウズXPを発売日から使っていますが、立ち上がりは早いですが、切る時の設定を保存する時間が長いのが困りものです。
2001年8月27日
以前の掲示板がネオタウンで継続利用できるようになりましたので、TeaCupの方は閉めることにします。
どたばたと落ち着きがなくて申し訳ありませんでした。今後はこちらのアドレスになりますのでよろしくお願いします。
http://board.neotown.to/dump.cgi?board=town/024evo_amp&page=1
2001年8月26日
ネオシティの掲示板が25日で閉鎖されました。今後はこちらの掲示板にお願いします。
現在SITアンプで苦戦しています。取り敢えずDEPPでバラックセットを組んで使いこなしのコツを探っていますが、まともなアンプにするのは至難の技かも知れません。
2001年8月18日
ASAHIネットの無料で使える個人ホームページの容量が今までの2倍の100MBまで増えたので、またコンテンツを増やしていこうと思います。
消滅の憂き目に遭うのかと思っていたネオシティの無料BBSが有料化されてネオタウンになる運びのようで、ネオタウンで続けていこうか迷っています。
2001年7月3日
最近はBBSに書いているため、メインの更新がさっぱり疎かになってしまいました。
BBS開いていると様々な人が来てくれて、皆さん個性的なので嬉しくなっちゃいます。
現在計画中のアンプは、亀さんから頂いたマッチングトランスを活かすためのアンプと、SITの可能性を研究するためのアンプと、善本さんのRコア出力トランスに合うアンプと、それから、それから、題材はいっぱい有るけどアイデアがついて来ない。
こういう時はただ黙々と具体的なものを造ることではないかと、そうすれば手の方から何かひらめくものが伝わってくるかも知れません。
リンクページに追加した横山俊朗さんのHP(アンサンブルクラルテ)の近況報告を覗いてみてください。N響の中で真空管アンプのブームが始まっているそうです。
2001年5月5日
先月から原点位置に戻らなくなってしまっていたプリンタ(EPSON
MJ-3000CU)だが、今日、本体の上ケース部分を何とか開けることができた。代償として上ケースの下ケースに引っ掛けるツメがいくつか損傷したが、外観上は影響ない。
インクヘッドの下にあるレバーのようなものが引っ掛かっていたので、それを手で押し下げて、インクヘッドを右端に寄せてから電源を入れたら、正常に動作するようになった。だから原因が何かは分からない。また再発する可能性はあるが、取りあえず印刷できるようになったし、分解の仕方も覚えたので、もうしばらくは使えそうだ。
2001年4月21日
リンクページのリンク切れをチェックして、つながらないページは削除しました。
3〜4月は企業団体が組織替でホームページの管理部署も変更になるせいか、それに伴って今までのコンテンツが消えてしまうのは残念です。
これからは、有益だと思ったページは保存しておくべきですね。
2001年2月17日
本日、アクセスカウンタが70,000を突破しました。これまでアクセスして頂いた皆様に感謝いたします。
去年の8月に5万カウントだったので、今のペースだと年内に10万カウント行くかも知れませんが、多くの方々に僅かでも影響を与えていることを考えると、今更ながらとんでもないことをしていると感じる今日この頃です。
2001年1月28日
昨日、松本は64cmの積雪を記録する大雪になった。おまけに日曜日だから平日なら無理して出かけるだろう通勤の車がないために静かだ。特に私の住居は松本空港と高速長野自動車道の間にあり、そのどちらもが機能停止してくれたので、騒音のストレスが解けて気分爽快。深い雪は吸音作用があるのでことさら静かになる。今日はこの静かさにおいて最も贅沢な環境の中で良質の音楽をじっくり聴きたいと思う。
2001年1月10日
掲示板を開設しましたのでご利用ください。
http://www2.neocity.to/treebbs/dump.cgi?board=024/evo_amp&page=1
2001年1月4日
皆さん明けましておめでとうございます。
私は今日からフレッツISDNが使えるようになったので、これからデータ-シートをダウンロードしまくります。
2000年12月30日
今年も後1日で終わり、そしていよいよ21世紀となります。年が明けたとたん、きっと私は20世紀にタイムスリップした錯覚に陥るかも知れない。それ程、私の夢の21世紀と現実の21世紀の落差が大きいと言うことです。
このホームページを訪れた皆さん、メールをお送り頂いた方々、今年1年ありがとうございました。来年もまたよろしくお願いします。
2000年12月7日
ODNF回路について私の解釈に誤りがあったため、ODNF回路の内容を訂正しました。
この件でご指摘いただいたI.S.様、感謝いたします。
それ以前に、ODNF回路について質問をいただいたF.K.様、その時に自分の間違いに気付かず、しかも誤った見解を述べてしまい申し訳ありませんでした。
また、当該ページをご覧になりました皆様に混乱を与えてしまいお詫びいたします。
この教訓を大切にして、今後このような過ちを起こさないようにします。
私の間違った解釈も、ホームページに載せていたことで、今回のように見識のある方からの指摘で正しい方向に修正できたわけで、IT時代の恩恵を感じます。
これからもまた何かお気付きのことがありましたらご指摘ください。
2000年11月11日
昨日発売されたMJ無線と実験2000年12月号に載っている、金田明彦氏の300B SEPP DCパワーアンプについての感想。
私もWE300Bが再生産されたときSEPPアンプでも作ろうかと思って2ペアを衝動買いしてしまいましたが、金田氏の記事中でも書いてますように、高電圧動作のSEPPアンプは上側出力管に凄く高いドライブ電圧が必要になることで、色々な設計を試みましたが実際作ってみようという想いを躊躇させるものが多く製作には至ってません。
ただその時の副産物として、SEPPアンプの上側出力管を取り払い下側出力管だけの回路にして製作したものが、300Bシングルステレオパワーアンプです。
その点、金田氏は果敢にも製作してしまうのですから大したものです。しかし完成形とは認められない数々の問題点を散見できます。
アンプ回路は初段が5極管の差動アンプで、そのプレート電流を2段目の高耐圧PNPバイポーラトランジスターによるカレントミラーで下向きの電流に方向転換して、出力管のグリッド抵抗に与える方式となっています。
カレントミラー回路は初段差動アンプの電流を伝達しているだけだから、1段増差動アンプだけで出力段をドライブしていると金田氏は主張してますが、れっきとした2段増幅回路を形成していて、2段目アンプが電圧ゲインを有する形になっているのは誰の目にも明らかです。
カレントミラーがいけないと言うことではありませんが、本当に電流の伝達だけをさせて1段増差動アンプとするならフォールデッドカスコード接続という方法があります。
カレントミラーの下側出力管をドライブする方と上側出力管をドライブする方では、コレクタ電圧に出力管のプレート電圧分の電圧差があり、上側出力管をドライブする方のコレクタ電圧には出力トランス1次側の信号電圧が乗っていますから、下側出力管をドライブする方と上側出力管をドライブする方のカレントミラー回路に発生するミラー効果は非対称で、これを避けるためカレントミラー回路をカスコード接続にするべきです。
上側出力管のヒーターに出力トランス1次側の信号電圧が乗っているので、この部分の配線をやたら長く引き回したりするとストレー容量に高い周波数の出力が食われてしまうし、逆にノイズなどを引き込むアンテナになったりします。
今回のアンプはヒーター電源のトランスを他の直流電源のトランスと別に設けてあり、一つのヒータートランスを左右チャンネルで共用しているので、ヒータートランスの巻き線間の静電容量を介したクロストークが発生するのではないかと懸念されますが、記事中に書かれてませんが多分、左右のチャンネルの上側出力管ヒーター巻き線の間に下側出力管のヒーター巻き線を入れてシールドしているのだろうと思います。例えばヒータートランスのコア側に近い巻き線から、左下側出力管、左上側出力管、右下側出力管、右上側出力管という配線です。
上側出力管ヒーター回路のストレー容量にパワーが食われないようにする一案として、ヒーターチョークコイルを入れる方法が考えられます。
この記事の結びで金田氏は「21世紀の真空管アンプの世界では、半導体デバイスのサポートで真空管に新しい命が吹き込まれると私は確信する」と書いてます。
それが必然であることは金田氏の言葉を待たずして誰しも確信していたと思いますが、私のアンプはとっくに21世紀の真空管アンプの世界を先取りしていたわけで、金田氏の確信は私の自信となりました。
Webページには他にもこのような、半導体デバイスのサポートで真空管に新しい命が吹き込んだ21世紀の真空管アンプがあります。
http://www.gem.hi-ho.ne.jp/katsu-san/audio/stc2a3.html
http://www.gem.hi-ho.ne.jp/katsu-san/audio/2a3stc_2.html
2000年10月15日
ODNF回路の実験をしました。
odnf/odnf.htm
2000年10月11日
昨日、ODNF回路で副アンプのゲインが定まってないため歪みを相殺しないのではないかと書きましたが、副アンプにはNFBが掛かっていてゲインが一定化されていますから、私の方が早とちりのようでした。
上図のように主アンプのゲインをA、出力段のゲインをGとすると、副アンプKの帰還率βが1/(A・G)であれば、主アンプAから出力段Gの間で発生した歪みは副アンプKで生成される逆歪み信号によって相殺されると考えられます。
入力から出力までの全てで発生した歪をキャンセルできるこの方式も見習うところがあり、このアイデアをこれから作るアンプに取り入れたいと思います。
2000年10月10日
今日発売のMJ誌に柴崎功氏が解説する、ラックスマンM-7fパワーアンプに採用されている「ODNF回路」 (Only Distortion Negative Feedback)は、無帰還動作の主アンプと、入力信号と出力信号を分圧した信号との差から出力信号に含まれる歪みを検出して生成した逆歪み信号を、主アンプの出力段前段に加える副アンプとで成り立っています。
記事の回路図を見ると、副アンプがカレントミラー負荷となっていて、開ループゲインが定まってないため、適正な逆歪み信号で歪みをキャンセルするZDRとは原理が違うかもしれません。
柴崎氏は歪みを相殺する書いてますが、これは早とちりではないかと思います。
副アンプと出力段の部分は単なるNFBアンプ構成しているように見えるので、仮に主アンプに入力信号がなくても、副アンプと出力段だけでアンプとして機能するはずです。
主アンプは、副アンプが増幅すべきNFB信号に含まれる入力信号成分の増幅を肩代わりして、副アンプをサポートしているように見えます。
実は副アンプと呼ばれているものが主体であり、主アンプと呼ばれているものが補佐役ではないのかと思えてしまいます。
この方式は、主アンプによって副アンプというNFBアンプの負担を減らし、NFBアンプの動作を軽くすることで高性能化していると考えられます。
しかし、アンプ全体の性能は副アンプの動作に依存しているわけで、主アンプの性能が副アンプの性能を上回っても、副アンプの性能以上にはなり得えず、副アンプが主アンプの足を引っ張ることになってしまうと考えられます。
「D-NFB」 (NFB for Distortion only)と名称は似ていますが、D-NFBの方が遥かにスマートな方式です。
2000年10月7日
まだ実験段階ですが、画期的なアンプ回路ができました。
2000年9月24日
D-NFBのシミュレーションを追加しました。
シミュレーションによってD-NFBの基本的に押さえるべきポイントが見えてきました。それと同時に、D-NFBアンプの新しいアイデアが湧いてきました。
2000年9月16日
先週からパソコンにハードデスクを追加し、OSをウィンドウズ2000にして、アプリケーションソフトも新しくインストールし直して環境を整備しているため、アンプの実験や製作は暫らくしていません。
ビデオカードも最新のGeForce2MX搭載のSPECTRA
F11に交換しましたが、ディスプレイが現在使用している17インチでは1024×768以上は画像が小さくなるため目が疲れるし、ブラウン管の解像度が足りず細かいところが潰れてしまいます。トータルバランスを欠いた必要以上の性能は無駄だということを実感させてもらいました。
私の使用目的から考えれば、5年前のパソコンでも十分用が足りるのではないかと、やっと気づいたところです。
2000年9月3日
D-NFBアンプの考察を追加しました。
D-NFBアンプの再現実験とD-NFB方式 EL34 シングル
パワーアンプの製作を合せてご覧ください。
2000年8月13日
本日、50,000カウント突破しました。これまでアクセスして頂いた皆様に感謝いたします。
少しでもお役に立てていれば幸せです。
これからも地道にやって行きたいと思いますので、今後共よろしくお願いします。
2000年8月6日
D-NFB方式アンプを製作しました。
2000年7月6日
以前からメールを頂いていたかつさんのホームページを紹介します。
是非行って見てください。
http://www.gem.hi-ho.ne.jp/katsu-san/katsu_home.htm#audio
2000年6月28日
「Transcendent Sound OTLアンプ」私ならこうする。
2000年6月18日
D-NFBアンプの再現実験をしてみました。
次をクリックしてください。---> D-NFBアンプ再現実験報告
2000年6月10日
今日届いたラジオ技術7月号に興味深い記事がありました。ちなみにラジオ技術は定期購読しているので速ければ10日には読めます。発売日は12日か13日なので書店で買うよりも早いというメリットもあります。しかし月に1度くらいは書店を覗きたいので、MJは書店で買うことにしています。
記事とは野呂伸一氏によるD-NFB(NFB for Distortion
only)の実験と題された6G-B8シングルアンプです。
D-NFBとはヤマハのZDRにヒントを得て、出力信号の歪み成分のみをNFB信号とする回路のようです。
実験アンプ回路は出力管のプレートから帰還用3極管を介して初段管カソードにNFBを掛ける点で私のKT90超3結Ver.3の回路と似ていますが、違うのはD-NFB回路であるために帰還管のグリッドが出力管のコントロールグリッドに接続されている点です。
そんなことをしたらカソード結合のマルチバイブレーター回路とかシュミットトリガー回路のように動作してしまうのではないかと思いましたが、実験データーでは桁違いに低減した歪率と高いダンピングファクターが得られています。
この回路では氏の思惑通りの純粋なD-NFBの動作はしてないと思いますが、それでも実際の効果は確かのようです。
氏のアイデアに水を差すような発言になるのは心苦しいのですが、私の考えでは初段管カソードに帰還管グリッドを通して初段管プレートから正帰還が掛かることで初段のゲインが上がり、その状態の初段管カソードに帰還管プレートを通して出力から負帰還が掛かるため、結果として非常に大きな負帰還量が作用したことになり、緒特性が改善されたのではないのか、その辺の検証も含めて私なりにD-NFBを追試してみたいと思います。
しかし当のZDRやそれに追随した様々な歪み打消し回路は、確かな音質的評価が得られないためか、いつのまにか廃れてしまい惜しい気がします。
私の記憶が正しければ無線と実験1978年7月号に工藤伸治氏が発表したデストーション・フィードバックのアイデアが始まりではなかったかと思いますが、純粋に技術を追求したものがそれだけでは認められないのはある意味仕方ないことかも知れません。
2000年4月10日
現在製作が進行しているアンプは2SJ554/2SK2955 パワーアンプです。
2000年1月23日
基本回路の解説ページを開設しました。初回はカレントミラー回路についてまとめてみました。
1999年12月30日
今年もこれと行ったアンプを作ることなく終わってしまいます。幾つか計画中の物や、製作途中の物などありますが、今一つ乗り気にならず時が過ぎてしまいました。だいたい買いそろえた部品をほったらかしにしておくのは部品に対して失礼だし、来年こそはちゃんとしたアンプを製作してストック部品を片付けなければなりません。
来年から時代の巡り合わせで2000年代ですが、1000年周期の超低周波発振器を作るとしたらコンデンサーの容量はどれくらいになるだろうかと馬鹿なことしか考えない私です。しかしこれだけは云えます。来年が全ての人にとってよい年でありますようにと、それでは良いお年をお迎えください。
1000年代の締めくくりがこんなんですから、2000年代の締めくくりもきっとこんな調子だと思いませんか。
1999年10月14日
3極管は内部抵抗が低いが、ではどのような仕組みで内部抵抗が低くなるのか考えてみたことがあるだろうか。
3極管のプレート電圧が上昇するとカソードが放出する電子をより多く引き付けるため、プレート電流が増加しプレート電圧の上昇を引き戻すように作用するから内部抵抗が低くなる。
ここで注目するのは、プレート電圧によってプレート電流が制御されるから、プレートがグリッドと同様にプレート電流の制御をする電極であるということだ。そのプレートという制御電極にプレート電圧という出力電圧が掛かっているのだから、それは、まぎれもなくNFB回路である。もっと極論をいえば3極管の増幅回路は総てNFBアンプである。
NFBを毛嫌いして無帰還3極管アンプを愛用している人にはショックなことかも知れないが事実だからしかたがない。しかしこのNFBは極めてマイナーなループのNFBで、高い周波数まで安定に作用する。NFBが総て悪いという偏見を持っているなら悔い改めるべきだろう。
より低い内部抵抗を得るには、プレートとカソードの対向面積を広く、距離を短くすることが有効で、コントロールグリッドはあまり作用しないようにピッチが粗い方が良いと考えられるが、実際、内部抵抗の低い3極管はそのような構造になっている。
プレート電圧をカソードに最も近いコントロールグリッド掛けるならば最も低い内部抵抗が得られる。これを実現させたのがP-G帰還であり、超3極管接続Ver.1である。1999年9月23日
超3極管接続Ver.1 6BM8 シングル ステレオパワーアンプ Uのカソード抵抗を定電流回路に変更した改良版をアップロードしましたのでご覧ください。
私のホームページのサイズがサーバーの無料で利用できる限度 (50MB)の98%に達しています。約1年前に25MBから50MBに拡大されたとき、気を良くして野放図に載せ過ぎたようで、リンクのないファイルやサイズの大きいPDFデーター等を整理して減量化し、新たに内容を盛り込んで行きたいと考えています。
武末数馬氏の遺産「OTLアンプの設計と製作」、「パワーアンプの設計と製作(上)、(下)」の復刻版が予約募集で300部に達したため、刊行されることになったようです。危機感をチラつかせてアピールするやり方はどこかウリナリのCD販売戦略に似ているようで、うっかり載せられないようにと妙な警戒心を抱いたのは私だけではないかも知れません。しかし、そうは思いながらもつい予約してしまいましたが、私にとっては最早コレクターズアイテムとして本棚の一角を飾るだけの存在に過ぎないでしょう。むしろ、これから真空管アンプや0TLアンプのことを勉強しようとする人が正に求めていた本ですから、低価格で店頭販売すべき3冊ではないかと思います。
1999年8月1日
データーシートを使って超3極管接続Ver.1の特性図を描いてみようのコーナーを新設しました。
夏休みの暇な時間、くそ暑くて何もやる気が起きず、ただパソコンの前に座っているだけなら、どうですか、自分が気に掛けている真空管が、超3極管接続した時どんな特性になるのか、特性図を描いて見たら。
1999年7月20日
私はずっと考えていた。私が鮮明に感じた物は、現実ではなく幻影だったのかもしれないと。見る形ち、聞こえる音、触る感触、香るにおい、すべての情報は脳のイメージプロセッサーがノイズを廃しディテールを整え明確なイメージに変換してしまうからだ。それは実物ではない、脳が作った幻覚のイメージだ。何も真実など感知することなく、ただ自分の作った幻覚のイメージに酔いしれているだけではないだろうか。自分はどうしたら、自分の作るイメージから解放されて、実体をありのままに受け入れることができるだろうか。
人それぞれに脳のイメージプロセッサーの特性が違うから、同一の物に対する人それぞれの感じ方は違う。物と脳との間にフィードバックループを設けて誤解を修正する信号を物から脳へ与えることができれば面倒は解決するが、例えば演奏者のイメージとリスナーのイメージの違いを修正することを演奏者は望むだろうか。リスナーが勝手にイメージを膨らますことに芸術性があるとすれば、余計なことだろうが、演奏者のイメージを知った上で、更にリスナーとしてのイメージを膨らますと云う道のりもありうるから、可能ならば実現して欲しい。しかしそれが上辺だけの技術的手法であったなら限界がある。リスナーが演奏者と同じ気持ちになって、リスナーの心に演奏者の心が共鳴するとき、完全なイメージの伝達が達成されるのだろう。それを可能にするのはリスナーの資質や能力であり、装置や技術でフォローできることなのだろうか。
1999年7月10日
故武末数馬氏の名著「OTLアンプの設計と製作」、「パワーアンプの設計と製作(上)」、「パワーアンプの設計と製作(下)」の復刻版が今秋以降に(株)アイエー出版から刊行予定で、予約価格は各7,500円、3冊セット22,000円。
ただし予約募集で300部に達しない場合は発刊を中止するとのことです。
詳しくは、雑誌「ラジオ技術」8月号をご覧ください。
1999年4月11日
6C33CB OTLアンプのタイマーと保護回路の回路図に間違いがありましたので訂正しました。
訂正箇所はIC2のpin3とpin8の接続と、IC1とIC2のpin2とpin4の接続です。
製作した方から動作しないとメールを頂き、それで間違いに気づきました。
MJに載せた回路も間違っていたので、多くの方々に迷惑を掛けたのではないかと思うと、申し訳がありません。
1999年3月11日
先週から風邪を引いていて、ようやく絶不調から脱したものの、まだ思考力が低下しています。
風邪引き前に発注しておいた部品が届いたために、横に寝ころがる場所が無くなってしまいそうです。
トランスを枕に、額に放熱器を乗せて、いったい何を製作しようとしていたのかと、考えている始末です。
フェニックスがRコアトランスを1個単位のオーダーメードに応じてくれます。
しかも3月中は発売記念で10パーセント引きということなので、この機会に注文してみませんか。
注文の要領
1999年2月25日
MOS-FETの正特性は5極管特性ですが、逆特性は3極管特性です。この特性を利用した新しいアンプを考えてみませんか。
MOS-FETの逆特性を利用した回路
1999年2月12日
MJ無線と実験誌オーディオ・ホームページ探訪No.7に、「手作り真空管アンプのページ」と共に、このホームページが紹介されました。
2つのページは超3結つながりだから一緒にしてくれたのでしょう。
このホームページを開設して以来、色んなつながりが生まれましたが、その中で最も嬉しかったのが、超3結アンプを作っている「BMの会」の存在を知ったことです。
私のアンプは公表した時点から私の手を離れ、以後それを見た人のものになる事を望んでいましたので、正に願いがかなった思いでした。
人それぞれのセンスと、素子それぞれの持ち味で、人の数×素子の数だけアンプがあって良いわけで、そんなアンプでこの世界が覆われる日を夢見ています。
1999年2月7日
フールプルーフとかフェイルセーフとか云ったシステムの安全性に関する理論がありますが、何か事件や事故が起きた時"やっぱりか"と思うように、人間の愚かさは宇宙の広さほど測り知れず、そうした人間の構築するシステムなど信頼することはできません。
逆に
、愚かさゆえに人間は素晴らしく、安全のために人間性までも奪われたくはありません。
私がアンプを製作する行為には、自分の愚かさの程度を認識するという、重要な役割を持っています。
自分が愚かであればアンプは動作せず、そのことを私に教えてくれます。
また、自分が愚かであるがゆえにアンプを作り続けているのです。
1999年1月17日
私はやりませんでしたけど、日本のホームページは正月になると松やお餅が飾られていいですね。この日本の伝統文化を外国人はさぞや羨む事でしょう。個人ホームページは自分を含めて、とかく独り善がりに陥りやすく、それを自己主張と勘違いしている向きが無きにしも在らずですが、他人に通じなければ主張もないわけで難しいところです。
1999年1月3日
従来設計の増幅段は絶対に必要か、それがもたらす性能が本質的に重要だったのかを見直してみようと思い、2ステージ構成のパワーアンプを実験してみました。
2SJ200/2SK1529 ソース接地出力 パワーアンプ
1998年12月28日
パソコンを新調して10日余り、セットアップに毎日を費やしています。ようやく以前と同じ環境が調ってきましたが、まだ今一調子が出ません。正月休みはこの厄介者にかかりっ切りにななりそうです。皆さんはよい世紀末を迎えてください。
1998年11月22日
以前新聞記事を見て衝動的に予約注文していたパイオニア
ピュアモルトスピーカーが今日入ったのでその感想。
ずっと以前、ザ・ガードマンのテレビCMでサントリーウイスキーの樽造りを紹介する映像を思い出した。その良質な木材がこのスピーカーに使用されるのだろうと心待ちに期待していた。
山の雪が季節風に運ばれて窓に舞い落ちる午後の自室で音出し。木材の樹脂と染み込んだモルトが醸し出すよい香りが立ちこめる。
大きな樽から採取した単板でできているかと創造していたが、5cm幅位の細い板を横に張り合わせた板材だった。
仕上げは地肌を殺さないオイル拭きワックス仕上げで好感が持てる。その素朴さは一見アマチュアの手造りのような印象もあるが、釘など使わない"追い入れ組接"という木の伸縮にも考慮した巧みな造りだという。
北米産ホワイトオークの柾目板、樽は内側を焼き焦がし、外側は帯鉄を巻いて釘付けされる。スピーカーに使われるのは焦げや釘から免れた貴重な部分であると知れば、酒樽の廃物利用などと思うのは罰当たりだ。
折角の柾目板だから、その木口を正面に出すデザインの方がより個性を主張できたろうし、音の伝搬速度は木目に縦の方向の方が速いから、より開放感のある音が得られるのではないかと思う。
この板材でアンプの側面を飾ってみたいが分けてもらえるだろうか、自分で好きなスピーカーユニットに取り替えたい時、バッフル板だけ注文したら造ってもらえるだろうか。
そんなことより、先ずこのスピーカーの音を聴こう。改造予定の300Bシングルアンプで鳴らしてみた。
どうしても箱が小さいから予想通り本当の低音は出ない、中低域は柔らかでいいが高域のシャリシャリ音が耳障りだ、トゥイータが異質の音を出してバランスを崩しているようだ。
試しにトゥイータをビニールテープで塞いだら年代物のウイスキーのように深く浸みるまろやかな音になるが高音がさえない、1/3程覆うのが丁度良い、ネットを取り付けるなら1/4程覆う。裏板を外してネットワークに手を加える必要がありそうだ。
しかし人それぞれに感覚が違って当たり前だから、私の印象など強く主張するつもりはない。
このスピーカーを自作アンプのテストに使いたいとは思わないが、このスピーカーに合うアンプを1台作ろうか。とりあえずは居間のテレビにつないでおくことにする。
1998年11月15日
この世で最も幸福な素子は、その素子にとって最良の環境で最高の能力を発揮している時だろう。この世で最も不幸な素子は、その価値の解らない愚か者に葬り去られる時だろう。
運動性能を追求するとランチァ
ストラトスのようにワイドトレッドでショートホイルベースのシャシーにミッドシップエンジンというレイアウトになる。そしてボデーは軽くエンジンはハイパワーにチューンされる。逆に乗り心地を追求すると、ロールスロイスのようにロングホイルベースでボデーは重くとなる。どっちも日常的ではないが1度は体験してみたいものだ。
パワーアンプも入力信号への限りない追従性を追求した広帯域低歪みで特性重視のアンプと、良い音がするという物に拘った嗜好性優先のアンプとがある。
そうした極端なアンプを使うことのできるオーディオは一寸日常生活から離れて気分転換するのによい趣味と云える。
1998年11月5日
4日前にShadeという3Dグラフィック作成ソフトを買って、6C33Cを描き出したらハマってしまいました。リアルを通り超した覚醒したイメージに酔いしれています。
1998年10月18日
最近、超3極管接続Ver.2 6550Aシングルアンプの内容をアップロードしました。
外国からのメールでPDFファイルが開かないという指摘が度々あったので、全てのページにGIFファイルを追加しています。
1998年9月27日
真空管のヒーター直流点火用DC電源としても使える、低電圧大電流に適したMOS-FETによる整流回路の実験報告を載せました。
1998年9月6日
未だ試作段階ですが、300Bシングルパワーアンプの製作記録を載せてありますのでご覧ください。
1998年7月26日
ホームページのアドレスを移動したついでに、ファイルの階層構造を見通しよくするため一部のファイル名を変更しました。
Windows98のセットアップも難なくできたので、これからアンプ作りに落ち着いて取り組めそうです。
1998年7月24日
ホームページのアドレスを http://www.ne.jp/asahi/evo/amp/index.htm
に移動しました。
ブックマークやリンクを設定してある方は、上記アドレスに変更してください。
1998年6月26日
嬉しいことに来月からASAHIネットの個人ホームページの容量が拡張されて、50MBまで無料で利用できるようになるため、これから作る新しいアンプ、今まで紹介しなかった昔作ったもの等を加えて行こうと思ってます。
1998年6月25日
現在300Bシングルパワーアンプを実験しています。300Bを除いては全て半導体によるハイブリッド構成のシンプルな回路です。プレート-カソード間電圧380V、プレート電流80mA、ヒーターはAC点火、出力トランスはタンゴU-808を1次側インピーダンス5kΩで使用して、1kHzノンクリップ最大出力8.2W、1kHz 1Wの歪み率0.004%、残留ノイズ250μV、ダンピングファクター9をマークしました。実用機が完成したら発表いたしますので請うご期待。
1998年5月19日
私のホームページのサイズがサーバーの無料で利用できる限度枠 (25MB)に近くなってきているので、ファイルサイズの大きいPDFデーター等を整理して減量化に取り組みたいと思います。
1998年5月13日
田村秀夫さんの《手作り真空管アンプのページ》に対する私のコメントページを氏の承諾を得て公開しましたので、興味がありましたらご覧ください。
1998年5月7日
超3極管接続 EL-86 SEPP15W+15Wの中身をアップロードしましたのでご覧ください。
グループで超3極管接続アンプを製作されている方のホームページが開設されましたのでご紹介いたします。
http://home.h00.itscom.net/6bm8/
1998年4月26日
The guide page to explain my homepage in English only for a moment was added.
1998年3月10日
カバーページを、春向きに変更しました。
超3極管接続 6BM8シングル 2.5W+2.5W、超3極管接続 KT-90シングル 11W+11Wの中身をアップロードしましたのでご覧ください。
超3極管接続 6BM8シングルU2.5W+2.5Wのページを初心者の方にも解りやすい内容を目指して製作していますので、何かご要望があればメールをください。
1998年1月2日
このホームページはアンプを再生(再現)することよりも、アンプを創造することを目的とした情報を提供しています。
音楽に創造力を喚起されて作曲家が誕生するように、ここにあるアンプにも、次のアンプ技術者を生み出し、進化して行くことのできる生命力を持っていると信じるからです。
1997年12月31日
スピーカボックス内蔵 水冷式 エミッタ抵抗レス 無帰還 A級SEPP 30W の中身をアップロードしましたのでご覧ください。
カバーページのバックの色を、目を刺激しない黒に変更しました。
1997年12月4日
現在、一応内容が整っているページは以下のとおりです。
この他は、これから随時アップロードして行きます。
また、既にできているページも、更に手を加えて行こうと思います。
しかし、ホームページ作りばかりに夢中になっていては、新しいアンプの製作に取りかかれません。
自分が2人いればいいのだが、
もし、長期間アップロードしなくなったら、新しいアンプの製作に入っているものと受け取ってください。
1997年10月25日
ホームページのバックの色を"DC0000"と16進数字で入れてみたらいい感じの赤色になりました。金田明彦先生が専売特許の"DC"をこんなところでお先に頂戴しちゃいました。ちなみにフェラーリのホームページの赤色は"C70000"でした。
他に、A級をもじって"A9"とか或いは"300B"、"6550"なんて洒落で色を決めるのも楽しいですよ。
1997年10月6日
当ホームページは、1997年8月3日に開設して以来 2ヶ月間が経過した現在、毎日20回程度のアクセスがあるようになりました。
ご利用いただいた皆様方のお役に立てば幸いです。また、今後早急に内容の充実と信頼性の向上、使い易さに努めていく必要性を感じている今日このごろです。
このホームページの内容は、私が以前に雑誌 "MJ無線と実験"に送った原稿の原文を元にして作成しました。
MJに掲載された記事の中で、後日間違いと分かった箇所について訂正したくて心残りになっていましたが、インターネットが活用できるようになって、多少なりともそれが可能になったことでこのようなホームページを開設しました。
最近のパソコンで作成した原稿はすぐにホームページに載せられますが、ちょっと前の手書きの原稿は容易でなく、しばらくの間タイトルだけで申しわけないページもありますがご辛抱ください。