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【記事番号:11906】 ダンピングファクターの値
投稿者: kamegoro
投稿日時: 25/02/15 23:49:45
はじめまして
私もアンプに適正負荷を付けてそこに交流電流を注入して測定する方法が理論的に正しいと思います。
インピーダンスが既知で周波数によって変化しない交流電流源を用意するのが面倒ではありますが。
ON/OFF法というのは、アンプ出力を負荷が8Ω時とオープン時の電圧比から計算するので、負荷であるスピーカーのインピーダンスが8Ωより極端に高くなる方向(∞Ω)の非現実的な仮想状態で測ることになります。
DF=1/{V(∞)/V(8)-1}
また、ご指摘の通り特に真空管アンプの出力がオープンの時は動作点がずれてしまいますね。
一方、DFが音質に影響する現実的なケースは、一般に出力インピーダンスが高いアンプでインピーダンスの低いスピーカーを駆動して(DFが低い状態で)スピーカの制動が効きにくい時だと考えられます。
ですから、ON/OFF法とは逆に負荷が8Ωより小さくなる、すなわち負荷が重くなる方向(例えば4Ω負荷)で測る方が現実的なのかと思います。
DF={2*V(4)-V(8)}/{V(8)-V(4)}
私の経験では、ON/OFF法は8Ω/4Ω法で測った時より1.2〜1.5倍ぐらいDFが高めに出ます。どちらの方法でも制動力の傾向はわかりますので、何法で測ったのかが明記されていれば実害はないと思います。
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