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Re[3]: 6R-P15 投稿者: 安藤

 安藤です。ご連絡が遅くなり失礼いたしました。橋田様、battut様のコメントと、ネットから探し出した6BQ5と6R-P15のピン配置の確認により、大方の理解が出来ました。ありがとうございます。また分からないところがありましたら、ご指導下さるようお願いいたします。

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No. 11903 11/07 17:29

Re[5]: LUXKIT A2003 投稿者: battut

追記

ヤフオクでluxkit A2003に使うC1、C2の部分のみを
売っておられる方がいて1KHz のコンデンサの値を
質問すると回答が得られました。

そしてそれを元に WEB上のフィルター回路の計算に
なんとか当てはめてみることができました。

luxkitの回路の等価回路の様なものを作成して、
基本型に当てはめてみたのです

あとはLPFとHPFのクロス位置がそれぞれ各周波数で
合うようにCの数値を割り出していこうと思います。

ありがとうございました。

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No. 11902 11/04 19:49

Re[4]: LUXKIT A2003 投稿者: battut

ありがとうございます

一般的なフィルターだとその計算で通用するかもですが
このキットのフィルター回路に一般的な計算で通用するのかなと
思うところでございます。

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No. 11901 11/03 23:22

Re[3]: LUXKIT A2003 投稿者: 橋田

時定数の公式はどこにでも転がってるし、大した計算ではないと思いますが、今は、ネット上で数値を入れると計算してくれる便利なサイトがあります。
そこで、カットオフ周波数から、定数を求めればよいかと。

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No. 11900 11/03 23:00

Re[2]: LUXKIT A2003 投稿者: battut

ありがとうございます

時定数の求め方がいまいちわからなくて。

Cの値とそれに対する周波数が一つでもわかっていれば、
他の周波数も逆算して出せるのでしょうけれど。

キットにプリントされているのは、dbと周波数ですね

私はこのキットを持っているわけではなく、自作してみたいと
思い情報集めをしているところです。


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No. 11899 11/03 22:55

Re: LUXKIT A2003 投稿者: 橋田

時定数を求めればいいのでは?というような話ではないのですか?

あと、実物のキャビネット上面に、レスポンス特性のグラフみたいのが見えますが、それとCの値とが対応してるのでは?

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No. 11898 11/03 22:08

LUXKIT A2003 投稿者: battut

お世話になります

LUXKIT にA2003 という管球式チャネルデバイダ-キットがあります。
回路図のフィルター部分に C1,C2 と書かれていてそのコンデンサを
変更することで周波数を容易に変更できるようになっているわけですが、

C1,C2の 値をどのように計算して決めたらいいか
お分かりになる方いらっしゃいませんでしょうか?

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No. 11897 11/03 22:02

Re[2]: 6R-P15 投稿者: battut

この6R-P15 HI-FI用
の使用上の注意にこう記述されています

2、使用に際しては、第一グリットの放熱のためピン No1とNO2 をつないで配線して下さい。

とあります。

ピン NO1 とNO2 は G1 に内部的にもでつながっていますが
放熱のため外部でもつないでくださいという意味のようですね

一方
6BQ5 は ピン NO1 は IC で 
NO2 は G1 です


お役に立てれば良いかと思います

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No. 11896 11/03 21:38

訂正 投稿者: 橋田

正しくは

A6BQ5の回路図がある/6BQ5のセットがある、のでその代わりに使ってみたい

でした。失礼しました。

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No. 11895 11/02 10:36

Re: 6R-P15 投稿者: 橋田

自分も全くの素人であること、安藤様と一緒ですが…

ご質問の趣旨は、
@以前ペアーで手に入れた6R-P15がある、
A6BQ7の回路図がある/6BQ7のセットがある、のでその代わりに使ってみたい

ということなのではないでしょうか?

その意味なら、自分は、「基本的に問題はない」と考えます。
ただし、1点だけ注意事項があります。

両者とも外観も似ており、9ピンのmT管です。

ヒーター電流が若干、6R-P15の方が、低い(0.76Aと0.75A)のですが、
トランスレス方式や、抵抗でヒーター電力をドロップしているような
特殊な回路でない限りは、低い電流の6R-P15に差し替えて問題ないかと。
(というかこの程度の差は、下にも書くように公差の範囲内です)

動作曲線も似ています。そもそも真空管の規格ってかなりアバウトなのでメーカーが発表した動作曲線がピッタリ実際の真空管の動作に重なる保証もありません。大体±10%とかそのぐらいだったと思います。その点からも、動特性でも差し替え可能かと。

プレート損失、スクリーングリッド損失の最大定格は、6R-P15の方が大きいので、これまた、6BQ5『から』6R-P15に差し替えるのは可能です。
逆のケースは、動作条件をみないと、6BQ5を痛めることになります。

ピン配置は、1番ピン以外は一緒です。1番ピンは、6R-P15は、2番ピンとともに第一グリッドなのです。
これに対して、6BQ5はIC(内部の電極のどこかに繋いでいる)とする
文献と、NC(どこにも繋いでいない)とする文献があります。
6BQ5はもともとヨーロッパのEL-84がオリジナルで、それを含め
大量に作られたので、メーカーや時期により1番ピンの接続が違う可能性があります。

で、万が一、あるセットとかで、この1番ピンを、NCだと扱って
配線の都合上、何らかの部品をぶら下げているような場合には、
差し替えはできないということなのですが。
ただ、普通はそんなことしないので。
また、ICの場合に、『第一グリッド以外に内部的につないでいる』という
場合にも、そのセットが、そのことを前提に、特別な配線をしていたりすると、差し替えると6R-P15では、第一グリッドにつながっているのですから、問題ですが、普通はそういうことはしません。
つまり、6BQ5のセットで1番ピンは、何も繋いでないというのが殆どのはずなので、それであれば問題がないと思われます。
(6BQ5が手元にないので確認できないのですが、よくあるケースは、ICは、第二グリッドに繋がれていて、放熱のために、正規の第二グリッドと結線して放熱を促す、場合によってそのために板状の電線を使うこともある、ということなのです。なぜ6R-P15が、放熱を考える必要が低い第一グリッドを1番ピンと2番ピンにしたのかが分かりませんが、高周波回路での活用も考えてのことだったのかもしれません)

また、これからご自分で作ろうというときに、6BQ5の回路をそのまま使うのであって、ご自分で配線を考えて作るなら問題はないですが、実体配線図とかもそのままコピーするときには、この1番ピンの扱いは要注意です。

6R-P15は、日本の真空管製造技術が当時の欧米を追い越し性能的にも優れたものを作れるようになった時代の一つの精華かと思います。
ですが、他に追随する海外メーカーがなく、日本独自規格として終わったために、現在入手も困難だし、作例も少ないということかと思われます。

せっかく入手された真空管ですので、どうかそれを生かされるのが、よろしいかと思いますし、真空管は大抵のことではダメになりません。5極管シングルでも三結シングルでもまず無NFBでお作りになられてはいかがでしょうか?分からないことがあれば、どなたかが親切に教えてくれるかと思います。

以上、お役に立てれば。

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No. 11894 11/02 10:14

Re[2]: 6R-P15 投稿者: 安藤

CPU.BACH さん、ありがとうございます。残念ですが仕方がありませんね。お手数かけました。

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No. 11893 11/01 22:42

Re: 6R-P15 投稿者: CPU.BACH

6R-P15は東芝が開発した6BQ5類似管です。どこが違うかと言われても、どんな回路で使われるかで話が違ってきます。"6BQ5とほぼ同等に使える"くらいがとりあえずの回答です。

>No.11891「6R-P15」で 安藤  さんは書きました。
>6R-P15は,6BQ5と互換性があるような記事を読んだことがありますが、本当でしょうか?以前、ペア管を手に入れたものですから、もし似ているものの、使い方が違うようであれば、どのように変更するのかお教え下さい。当方、電気に極めて弱いため、やさしくお教え下さるようお願いします。

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No. 11892 10/28 00:23

6R-P15 投稿者: 安藤 

6R-P15は,6BQ5と互換性があるような記事を読んだことがありますが、本当でしょうか?以前、ペア管を手に入れたものですから、もし似ているものの、使い方が違うようであれば、どのように変更するのかお教え下さい。当方、電気に極めて弱いため、やさしくお教え下さるようお願いします。

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No. 11891 10/27 17:33

Re[2]: 倍電圧整流回路の取り出し電流値は? 投稿者: ほし


>基本的にはAC200Vの倍電圧でDC500V弱出ますので電流は100VA/500V=0.2Aなのですが実際はもっと小さい0.15A位になるのではないかと思います。

回答いただき有難うございます。

その後色々Web探してたら下記ページ見つけました。
https://seppotl.web.fc2.com/zht03/acdc.html

記載内容より
整流方式の差で取り出せるDC電流値の記載がありました。
接続するトランスのAC電流(1A)から取り出し可能なDC電流は、
半波整流 450mA
両波整流 900mA
ブリッジ整流 637mA
半波倍電圧整流 318mA
両波倍電圧整流 318mA
との事です。


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No. 11890 10/18 15:43

Re: 倍電圧整流回路の取り出し電流値は? 投稿者: 土屋@埼玉県

ほしさん:えらく難しい問題ですね、以下URLに日立製作所発行の報告書が大変真面目にできてて参考になると思います、私には理解できない内容ですが。
https://www.hitachihyoron.com/jp/pdf/1964/05/1964_05_07.pdf

基本的にはAC200Vの倍電圧でDC500V弱出ますので電流は100VA/500V=0.2Aなのですが実際はもっと小さい0.15A位になるのではないかと思います。
鉄心の損失と導線の損失が発熱量を決め、結果トランスの温度上昇が決まります、又最大温度は絶縁体の温度限界と鉄心の温度特性の制限以下である必要があります。
導線の発熱はI^2xRで決まりますが整流回路を使う時は平均電流が抵抗負荷の時と同じであってもピーク電流が大きくなるので(特に倍電圧整流回路は)式から分るように発熱が大きくなってしまいます、これが0.15A位ではないかと思う理由です
結局理屈で詰めるのは難しいので大まかな当たりを付け実動作で温度上昇を見るしかないと思います。
内容が間違ってたらご容赦くださいませ。

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No. 11889 10/17 21:03

倍電圧整流回路の取り出し電流値は? 投稿者: ほし

こんにちは、ほしと申します。
倍電圧整流回路での出力電流値について質問します。

100VAの入力100V、出力200Vトランスで
倍電圧整流回路お使い、500V以上のDC電圧を作りたいです。
この場合、DC出力電流値は何Aまで取り出しできるのでしょうか?

計算方法なども教えていただければ有難いです。

また整流回路別に取り出し電流値が違う場合も違いなど教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。

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No. 11888 10/15 12:07

Re[2]: WE91Bアンプ計画 投稿者: 409B

VT64さんありがとうございます。
家でテレビ、ドラマ、映画観る時にも真空管アンプ使っています。
音楽再生を目的としたアンプですが映画作品もいい感じに再生されます。
それでWEの劇場用アンプだとどうなるか興味持ちました。
映画館で観客を魅了したアンプで現代の映像作品がさらにいい感じになるかです。
古の設計の装置が感動を呼ぶかやってみないとわからないのかもしれません。

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No. 11887 10/05 22:55

Re: WE91Bアンプ計画 投稿者: VT64

WE91Bはトーキー映画アンプシステム用のアンプで、フォトセルの出力を入力するために、非常に感度の高いアンプになっています。
感度が高いことと、大容量のコンデンサがなかったこと、モーターボーティングの関係で初段とエキサイター段はフィルターをしっかりかける必要があったのでしょう。

普通のラインレベルの信号を入力できるように高すぎる増幅率を落とすために二段増幅化したものがよく見かけるWE91B型とかWE91Bタイプといわれるアンプということになるかと思います。
スクリーングリッドにNFBを掛けるのはウルトラリニア接続でも見られることで、別に特殊な技法ではありませんが、二段増幅化した場合は位相が合わなくなるのでその場合はよく見られるようなカソード側にかけることになるでしょう。

どこを残し、生かすかは、そもそもあなたがWE91Bアンプのどこに価値を感じているかということ次第かと思います。

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No. 11886 10/05 20:04

WE91Bアンプ計画 投稿者: 409B

WE91Bモノラル用の電源トランスを手に入れました。
B電源 380-CT-380 0.12A、ヒーター巻き線 5V CT 2A
10V 2A、5V 3Aです。三段増幅のWE91もどき計画中です。
10V巻き線を整流して310Aの代わりに12SJ7、12Y-R1などの
12V五極管を使って、300BはJJまたはPSVANEを交流点火または
整流しての直流点火の予定です。

回路図見ていると初段のスクリーングリッドに出力管の
プレートからNFBかかっていたり、初段、ドライバー段の
B電圧が抵抗の分圧で落としてあったり、電解コンデンサーの
容量が妙に小さくなっている箇所があったりと独特な設計で、
どの程度踏襲するものか悩むところです。
アドバイスありますか?

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No. 11885 10/05 08:42

Re[2]: 高すぎるB電圧の調整 投稿者: oldriver

基板を使用したメーカー製アンプに組み込むにあたり、元に戻す事も簡単なので交流側に抵抗を挿入しようと思いました。
絶縁には十分注意して配置しようと思います。
ありがとうございました。

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No. 11884 09/30 08:20

Re: 高すぎるB電圧の調整 投稿者: 木村@西巣鴨

私は問題ないと思います。直列抵抗は回路のどこに入れても効果は同じですから。
ただ今回の例では細かく考えると2点ほど違いがありそうです。
第一はダイオードの後すなわちカソード側に入れた場合は抵抗には整流された直流(脈流)が流れてその電位は平滑コンデンサのプラス側(あるいはマイナス側)に固定されますが、
ダイオードの前すなわちアノード側に入ると交流が流れます。それで抵抗の電位は交流電圧で振り回されますから、より絶縁に気をつけた方がいいかも知れません。
第二はダイオードやトランス巻線の分布容量が気になる周波数(高周波)では抵抗の入る位置で振る舞いが変わってきます。気にすると面倒です。

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No. 11883 09/29 13:39

高すぎるB電圧の調整 投稿者: oldriver

初心者です。
ブリッジ両波整流について教えて下さい。
高すぎるB電圧を下げる為にブリッジダイオード後に抵抗を挿入する方法はありますが、トランス二次側コイルに直列で抵抗を挿入し、その後ブリッジダイオードで整流する回路はあまり無いようですが、何か問題があるのでしょうか?

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No. 11882 09/26 12:50

Re[3]: パラレルBTLの可否(Dアンプ) 投稿者: VT64

私が試したのはずいぶん前で、まだLPFが必要な第一世代しかなかった頃でした。

ちなみにLPFの前で出力合成しました。
同じICのLRの出力を合成すればまた違った結果になったのかもしれませんが、別々のICで駆動する出力段同士を接続したためにスイッチング周期がずれてしまい、ショートしている時間が変わってゆき、最悪は2つのアンプの駆動する位相が逆になってほぼショートしっぱなしという時間もあるということになっていました。

その後しばらくして並列運転させるためにIC同士を同期運転させるための端子を有するものもあることを知り、納得しました。


BTLの出力をステレオで他のアンプの入力に接続してはいけないというのは、しばしばBTL出力のLRチャンネルのー出力を両方とも次段のGNDラインに接続してしまい、出力のLR間で同電位でなければショート事故を起こす可能性があるからでしょう。
次段の入力が差動入力であればこのようなトラブルは防げると思いますし、モノラルアンプなら問題ないかと思います。


十分にLPFを掛けた後なら並列接続できるのかは、申し訳ありませんが私にはわかりません。

トランスでアイソレートすればショート事故は起こらなくなるかとは思いますが、そうしてまで並列運転するメリットがそもそもあるのかよく検証する必要があるかと思います。

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No. 11881 09/24 20:01

Re[2]: パラレルBTLの可否(Dアンプ) 投稿者: 橋田

早速にありがとうございます
貴重なご体験とその解析をお教えいただき感謝いたします

パルス成分のズレは考えてはいたのですが、最終波形では、音声周波帯の波形にその波形を太くする程度でしかないので無視できるかなと考えていたのでしたが、間違いでした

そのご説明だと、位相反転型のBTLもNGとなりそうですが、正しいですか?

なお、IC内部でのBTLは、スイッチングのクロックが共通だから、位相反転型のBTLが可能なのであって、その後、再度BTLができないのは、一度BTL結合したという前科からではなく、クロックが別CHを理由に共通でないから、という説明になるのでしょうか?

またそうすると、高周波成分が取り除かれた、しっかりしたLPF後なら可能なのでしょうか?

パルスのタイミングを揃えるとか、大メーカーのパラレルBTLがそんなに手の込んだことやってるとは思えないので
大々的に喧伝していたところをみると、単純に並列接続でもないのだろうとは思いますが、LPFを厳重にしたあたりと睨んでいるのですが

しかし仮に大量のLとかをぶら下げる解決だとして、そんなことやるぐらいなら、いっそトランス結合すればいいのに、とも思ったりしますが、さすがにOPTは商業的にまずいんですかね?(そもそもTLではないわけですが)

あと、直列(アイソレートは最低限前提であることは理解しております)でも同じ理屈から、今度は音が出ないとかの可能性があるわけですね?

なお、デジタルアンプも、第一世代と第二世代があり、小出力でもLPF必須の時代と、現在では状況も違うようですが、お試しになられたのは、どちらのタイプだったでしょうか?

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No. 11880 09/24 08:17

Re: パラレルBTLの可否(Dアンプ) 投稿者: VT64

昔、自作のD級アンプの出力を単純に並列接続して出力段が破裂したことがあります。(スピーカーの代わりにダミーロード抵抗を繋いだ状態で)

で、理由を知りたくて出力段を交換し出力間に抵抗を入れて観察したら、抵抗にパルス状に電流が流れていました。

それで気づいたのが並列接続したアンプの出力のスイッチングのタイミングが合っていないために異なるアンプユニット間で上側のトランジスタと下側のトランジスタが同時にOnになるタイミングが生じてしまったために貫通電流が流れてしまったようです。

ということで、並列しても問題ないようにするには、上側と下側のトランジスタが同時にOnにならないようにするか、電流制限をする必要があると思います。

なので、並列接続するなら出力段のスイッチングタイミングが同時になるようにできる(同期運転ができる)必要があるのではないでしょうか。


ちなみに直列にするためには各アンプのGNDが入力もアイソレートされている必要があるのではないかと思います。
さもないと入力のGNDラインを通してショートする(貫通電流が流れる)ことになるのではないかと思います。

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No. 11879 09/24 00:13

パラレルBTLの可否(Dアンプ) 投稿者: 橋田

正式な呼び名なのかどうかは存じませんが、最近一部で流行っている(すでに廃れたのかもですが)パラレルBTL、要するに、パワーアンプをトランスを介さずに並列でつなぐ、というもののようです

これいわゆるDCアンプではやっちゃいけないような気がしますが、Dアンプなら可能かどうかというのが質問です

@具体的には、手元にステレオのDアンプがあって、その左右chのスピーカー端子+と−をそれぞれ結んで、一つのスピーカーをつなぐというものなのです

デジタル出力の後のLPFはないものです 
スピーカー直結です
なお、入力は、抵抗結合でモノラル化してあるものとします

アースは共通なので、この2chを直列してはいけないのは明らかですが、並列していけないならその理由、条件付きならその条件、無条件にOKならそのように、お教えいただければと思います

自分的には、入力のレベルのばらつき(抵抗での結合による抵抗値の誤差等に起因する)が、逆起電力を生じて、ICの破壊に至る…あたりかなと

大メーカー謹製のパラレル〜はそのあたりを何か監視して補正してるのかなぁと

Aなお、入力はステレオ2chで、しかし出力で並列化してモノラル化した場合の問題点についても(サブウーファー等の利用で考えられる状況です)

BⅮアンプは、一般にIC内部で位相反転型のBTLになっており、一度BTL接続したものを再度位相反転型のBTLにはできない、とされるのですが、その理由をお教えいただければ

C @が不可の場合、付随的にじゃあトランスを介して直流分を遮断すれば、並列接続は可能なのか?とも そうなるとB「TL」ではないわけですけど

Dさらに、並列がダメなら、直列を考えてみたいのですが、例えば、ステレオ2chの、Ⅾアンプ2台を用意して、バランス入力なら、左右それぞれのch直列は可能なのかどうか?
つまり、Aアンプの右+をSP+に、右−とBアンプ右+を直結、Bアンプ右−をSP−、というような感じです
AB両セットのシャーシはくっ付けない等配慮はするとして

なんとなくパルス直流電源の複数運用のイメージで考えています

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No. 11878 09/23 19:59

Re[2]: 伝播速度の測定 投稿者: 橋田

土屋様

色々とありがとうございます
丁寧にわかりやすくお書き頂いたこと、特にお礼申し上げます

消化した上で…と思っていてかくもお礼が遅れてしまいました
というかまだ未消化なので、もう少し時間を頂ければ

雷の下行上行、確かに、測定可能な範囲で観測できたような…
あれ、空気のイオン化(一種の化学反応)と関係してるかも、
だったらcよりも全然遅いのは納得ですが、それと
分布定数とは関係するのかどうか?
雷は磁場の変動を伴ってもいるのですか?

分布定数、なかなか理解が及びません
ただいえる(定性的に)のは、
有意に遅い範囲で信号の往きと還りの時間差が
生じること、それは周波数依存でありうること、あたりでしょうか

ますますもって、以前にもお書きしましたが、+アースで
配線とか、部品配置等を考えた方がいいかと。

回路図も上下逆に、カソードを上、プレートを下にして、

良く謂われるアース一点集中配線なんてのは、もってのほか、みたいな

とりあえず思いつきで失礼いたします

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No. 11877 09/23 15:11

Re[5]: 電子の移動速度とは違う話です 投稿者: 土屋@埼玉県

私も分ってませんが・・・

オーディオ用の入力トランス、ドラーバートランス、出力トランスの類いはKhz帯を超えると電気的には鉄と銅の塊にしか見えませんのでM&Ghz帯や電流速光速の話と一緒に議論しても全く意味をなしません。

例えばタムラの600Ωオーディオ用入力トランス一次側の対地(トランスシールドケース)間インピーダンスは2kΩ/100khzほどでしかなく+側-側のインピーダンスは大きくばらつきます、要するにMhz帯以上ではほぼ入力ショートとなり鉄と銅の塊にしか見えないという事です。

味気ない話で恐縮です

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No. 11876 09/22 11:26

Re: 伝播速度の測定 投稿者: 土屋@埼玉県

一本の電線をトランスに巻くと電線の発生する磁界が隣に巻かれた線にも影響を及ぼし実質的に分布定数のL成分が大きくなったように見えます、又静電容量も同様な理由で増えて見えます、又鉄心は磁界を強くする働きがありますので更にLが大きくなります。
という事でトランスの電力の移動スピードは測定はできますが、それを直線電線相当に換算するのは大変困難です。
昔の人は長い電線を大きな輪にし出入り口の時間差を見たのかもしれません何処かの電気史書に書いてありそうですね。

ところで雷は登り方向か下り方向か目で見えるような気がします、もし光速で移動するのであれば区別が付かないはずです、強い磁界を伴っているので移動スピードがかなり遅いのかもしれません。

半分は嘘かもしれないのでそのつもりで見て下さいませ。

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No. 11875 09/20 08:16

Re[3]: 低電圧で作動する電圧増幅管 投稿者: 409B

VT64さん、土屋@埼玉県さんありがとうございます。

7ピンのmT管やトランスレス球、高性能なのに安価で入手できる掘り出し物で
おまけに低電圧作動だと低耐圧のケミコン、カップリングコンデンサー が
活用できるのが嬉しいところです。

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No. 11874 09/19 21:27

Re[2]: 低電圧で作動する電圧増幅管 投稿者: VT64

TUNG SOLのデータシートに動作例がありますね。
Ebb=90V

12AX7
Rp0.1Meg,Rs 0.1Mge, Rg1 0.1Meg, Rk1700, Gain 31, Eo5.0
Rp0.1Meg,Rs0.24Meg, Rg1 0.1Meg, Rk2000, Gain 38, Eo6.9
Rp0.24Meg,Rs0.24Meg, Rg1 0.1Meg, Rk3500, Gain 43, Eo6.5
Rp0.24Meg,Rs0.51Meg, Rg1 0.1Meg, Rk3900, Gain 49, Eo8.6

12AU7
Rp0.1Meg, Rs0.1Meg, Rg1 0.1Meg, Rk3300, Gain14 Eo13
Rp0.1Meg, Rs0.24Meg, Rg1 0.1Meg, Rk3600, Gain15, Eo16
Rp0.24Meg, Rs0.24Meg, Rg1 0.1Meg, Rk7500, Gain14, Eo16
Rp0.24Meg, Rs0.51Meg, Rg1 0.1Meg, Rk9100, Gain14 Eo19

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No. 11873 09/18 19:40

Re: 低電圧で作動する電圧増幅管 投稿者: 土屋@埼玉県

50C5は大変感度が高く±5vほどでフルドライブできますからシングルなら12AX7の様な普通の三極管でも電源50vで使用できそうな気がします間違ってるかもしれませんが。私も昔105vシングルで使った事ありますがその時はTrドライブでした。

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No. 11872 09/18 14:08

Re[3]: 低電圧で作動する電圧増幅管 投稿者: VT64

一般的なトランスレス球は、ヒーター電流を同一にして直列接続することでヒータートランスを不要とするというだけで、B電源側はAC100Vを倍圧整流して賄うことができるので特に低電圧で動くように設計されているとは限らないようで、12AU6と6AU6のプレート特性に特に違いはないようです。

それで思い出しましたが、プレート側が低電圧で動作するように設計された球としては、カーラジオ用の12V管や船舶用の26V管の系譜である12AE6,12AJ6,12EL6,12FK6,12FM6,12FT6,12DV7,12U7,26C6などがあったかと思います。

この系列には12K5というスペースチャージグリッド管の出力管があり、G1をB電源に接続し、G2に音声信号を加えるという使い方をするようです。

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No. 11871 09/18 06:41

Re[2]: 低電圧で作動する電圧増幅管 投稿者: 409b

菊地さん、ありがとうございます。

12AU6とかトランスレスでの使用が想定されている真空管は
もしかして低いプレート電圧でも作動するよう設計されて
いるのかなと勝手に想像しています。

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No. 11870 09/17 15:36

Re: 低電圧で作動する電圧増幅管 投稿者: 菊地

既に出ていますが6DJ8は25Vでも動くので、40Vなら間違いなく動きます。
ttps://www.asahi-net.or.jp/~CN3H-KKC/claft/lovsuper.htm(先頭にhを追加)

もっと入手の容易な球だと12AU7Aも12Vで動作しました。
ttps://www.asahi-net.or.jp/~CN3H-KKC/claft/1vref.htm(先頭にhを追加)

ただ12AU7Aは利得が低く、もしNFを掛けるのなら
電圧増幅段が2段になるかと思います。

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No. 11869 09/17 08:29

Re[2]: 低電圧で作動する電圧増幅管 投稿者: 409B

VT64さん、ありがとうございます。

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No. 11868 09/16 21:14

Re: 低電圧で作動する電圧増幅管 投稿者: VT64

409Bさん、こんにちは。

ご希望より低い電圧で使う球ですがECC86/6GM8:最大プレート電圧30V

ECC84/6CW7:プレート最大電圧180V:6Н14Пも類似管かと
ECC88/6DJ7:プレート最大電圧130V
5687
WE403A/6AK5(三結)

あたりが動作次第ですが使えたかと思います。
まだあると思いますが、ご参考まで。

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No. 11867 09/16 17:49

低電圧で作動する電圧増幅管 投稿者: 409B

B電圧100Vの7ピン電力増幅管50C5でアンプ製作予定です。
前段候補で低電圧で作動する電圧増幅管を考えています。
プレート電圧40Vくらいで作動する電圧増幅管ご教示ください。

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No. 11866 09/16 13:56

伝播速度の測定 投稿者: 橋田

出力トランスなどの線材の長さが既知ならば、NFBでの位相回転の
周波数を測定することにより、伝播速度が測定できるようにも思えますが、どうなんでしょうね。

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No. 11865 09/16 11:54

Re[4]: 電子の移動速度とは違う話です 投稿者: 橋田

土屋様

いつも優しくご対応いただき心から感謝申し上げます。
今回も、初歩的な愚問にお付き合いいただきありがとうございます。
分布常数のこと、自分で理解しようとしましたが、数式で挫折し、
まことに恥ずかしい限りで、お礼のお返事もできかねていました。

なんとなく時定数みたいなものかとも思いましたが、直流でのことであれば、それとは無関係で、0.6C とのこと、大体2/3ぐらいという話と平仄はあっていると思いました。パルス電位も同じような挙動でいいのでしょうか?

ただ、交流の場合、電磁界の移動が伴うはずで、その電磁界の移動は電波そのものではないか、そうすると交流の伝播速度は、cになるのでしょうか?
それから、電磁波の波長が短くなれば可視光線になって、その場合には
光子なる物質が移動する?ことになるわけで、エーテルなどの媒介を考えないなら光子そのものがcで移動するのか?とか、波長がどのぐらい短くなると光子が出てくるのか?とか色々分からないことだらけになります。
交流の場合、自由電子は局所を往ったり来たりするだけですよね?

あと、半導体(真空管を含めた)の中を通る電流の伝播速度は、普通の導体の場合とはかなり違うのかもとかも。

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No. 11864 09/16 11:50


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