投稿者: HASHIDA
投稿日時: 20/12/26 09:19:09
>聴こえないはず
脳内補完とか聴覚上の錯覚についてはそれ自体は興味深い分野であってそれを否定するものではありませんが、本人が自分の環境下で「聴こえている」(と思っている)ものについて、錯覚であるとは容易には認めがたいことは理解下さい(実際に必ず存在するとまでは言ってません)
固体(コーン紙)の振動から空気の振動に変換されるには、両者の間の摩擦係数が関係しているはずで、一定以下の周波数だと、固体が振動しても、音、すなわち空気振動にならない、いわゆる空振り状態になる、これを普通foと呼んでいるのだと思います
で、摩擦係数には動摩擦係数と静止摩擦係数があって、物と物との摩擦は一旦動き出すと、動き出す前よりは遥かに容易に動き出す
正弦波というのは、この静止摩擦係数の領域で固体が気体を動かそうとしても相手が踏ん張ってる状態、これに、foよりも高い周波数で、すでに気体が動いている場合には、かなりその係数が下がって、fo以下でも音に変えることができる、ということなのですが、どうでしょう?
foの理論値と言っても、振動板質量とかから計算されるのは、所詮経験値からであって、気体と固体の摩擦係数とかから計算されるものは現在の所存在しないかと思いますが、大まかな概念としてはそう考えるのですが
つまり、正弦波は、出力しづらい音なのではないかということです、それを前回書きました
追試いただけると幸いです