投稿者: HILO@町田
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https://cyberpithilo.web.fc2.com/audio/freedsp/2waycrossover.html
投稿日時: 20/12/19 14:25:51
クロスさせる周波数にもよると思いますが、音像定位の制約からミッドハイ側に200Hz程度の中低域までカバーさせるセッテイングになる可能性を考えると出力インピーダンスが上昇するアンプ出力へのC挿入はスピーカーユニット自身のFs付近でのインピーダンス上昇の影響を受けて思うように低音がカットされないケースが考えられるのと、コンデンサーのESRが直列に入るのでダンピングが効いてない音になってしまう可能性もありますね。なので入力側かアンプ内で電気的にカットしてしまうのが良さそうに思えます。
サブウーハー側ですが直接放射型となるでしょうから、定位を損なわないために何らかの中高域カットが必要ですね、十分な量の中高域カットできて歪が少ないサブウーハーであれば存在感が薄いので置き場所等のシビアさから開放されます。 もし使用されるパワーアンプがシングルエンド出力であれば特にミックスしなくてもステレオアンプの片chだけ位相反転してL/Rのスピーカー出力の+端子間にウーハーユニットを接続すればいいと思います。
アンプのパラレル駆動ですが、電源オンオフの立ち上がり等を含めて完全にゲインも揃っていればアナログでもデジタルでも可能ですが、現実にはエミッタ抵抗や出力回路のリコンストラクションフィルターを通した後での合成をしている製品が多いですね。 2Ωとか余程のローインピーダンスのサブウーハならPBTLもアリだと思います。私も愛用しているTPA3116D2のアンプはPBTL構成でDVCをパラ接続(2Ω)で駆動できるの、オフ会等のここぞという時は利用しています。
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