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普通マイクの出力電圧はコンデンサー型で1mV(-60dB)ダイナミック型で0.3mV(-70dB)です。この小さな電圧をミキサーのヘッドアンブと言う増幅器で0.3mV付近まで増幅して使います。 マイクの中に増幅器を入れて大きな出力電圧のマイクを作ることも簡単ですが、マスクに大きな音が入った場合、この増幅器がすぐ歪んでしまうため殆どおこないません。 ミキサーのヘッドアンプで増幅場合もそのままでは歪んでしまいますが、手元にあり簡単に増幅度の調整が出来るので問題を生じません
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生録をする時に注意することは沢山ありますが、ここでは風と振動の悪影響についてお話しましょう。まず 風の影響ですが、屋外で生録する場合、必ず風の影響(吹かれと言います)を防止しなければ良い音はなかなか録れません。防止法は女性用のストッキングを3枚程重ねなるべくゆるくマイクを包めば効果があります。この上にウレタンをかぶせると効果が高まります。防止効果は1-3メートルの風ぐらいですね。 大き目のカゴにマイクを入れてカゴ全体をストッキングで包むと相当な効果があります。これだと海岸で波の音も録れるでしょう。 それから振動雑音です。マイクを手で持っていると必ず擦れる音や振動音が入りますから、固定する必要があります。固定する場合、マイクにウレタンを敷く事を忘れないように。マイクスタンドを使う場合もスタンドの下にウレタンを敷くと良いですね。 振動音の場合は電気的に60Hz以下をカットすると効果があります。
繊細な音が録れるコンデンサーマイクにはFET等の半導体素子が必ず使われています。このため、必ず電気的な雑音があります。 雑音はなるべく小さい方がよいのですが、コストとの関係で一般的に安価なマイクや小さなマイクほど大きくなっています。タイピンマイクなどは小さく扱いが便利なのですが雑音も多いため生録には適していません。 マイクの仕組みでは、空気の振動を受ける振動版(カプセル)が大きいほど雑音を少なくすることが出来ます。 生録ではなるべくこの雑音の小さなマイクを選ぶことがポイントになりますね
マイクにはコンデンサー(エレクトレット)型とダイナミック型の二つの方式があります。楽器など繊細な音を録るにはコンデンサー型が良く屋外などで自然音などを録る場合にはダイナミック型が適しています。 そしてマイクには音が入る方向を持たせた単一指向性のものと周囲の音、すべて拾う無指向性というものがあります。生録では単一指向性のマイクの方がクリアーな音になりやすいので、これが良いでしょう
音を録るマイクにも周波数特性があり、音質は殆どこの特性で決まってしまう。したがって楽器を録るときには周波数特性の広いマイクが良くコンデンサー型マイクが適している。一般に高価なマイクほど周波数範囲が広く感度も平坦であるため録った音に不自然感が少ない。この感度がが平坦でないマイクではシャリシャリした音になったり低音が無いなど不自然な音になることが多い。
話の流れから逸れるのですが・・・金田さんのDCマイクのように、マイクカプセルのすぐ近くにアンプを置いて増幅してしまえば情報の損失が少ないという記事を見かけますが、どうなんでしょうか? 自作マイクとして定番のカプセルpanasonic WM-61Aを手に入れたので、作ってみようかと思っていますが
Panaのマイクは結構良いらしいですから、ぜひ試してみてください。マイクアンプの位置は確かに近いほうが好ましいのですが、アンプや電源の設置の問題などでどこでも使えるようにするには難しい面もあります。アンプを超小型にしてファンタムで動くようにできればブームスタンドの下につけられて最高なんですが。
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