折りたたむ
私には身近です。SATRI-ICでEQアンプを作ったことがありますが、金田式よりも
いいな、と感じたことがあります。金田式の方が、有利なのは微少信号を扱う
MCカートリッジに最も近い位置で増幅するところだろうと思います。が、ご存知のとおり
MC入力のジャックに-4Vの電圧が掛かっていますから、EQアンプに普通のアームからの
出力を繋ぐととんでもないことになるはずなので、金田式ファン以外の人には使えませんね。
Lineアンプ部分については、特にいいとは感じません。音量調整がやりずらいし、電源入れて
なくてもCDPの電源いれてCDを回すととんでもない音が出ますので、少々危険ですし。
たぶんバッテリーを使っていることによるメリットはあると思いますが。
あと、初めてDACを作りました。金田式のIVCについては、発表された2種類を試して
いますが、やたらとゲインが大きく、夜、静かに聴くレベルにするのが、むづかしいのと、
バッテリーが持たないので、BGMでCDをかける訳には行きません。が、音は、私の
フリップスのLHH500Rよりは良い感じです。IVCパワーアンプというのはまだ試して
いません。というか、出力が小さいのと、入り口から出口まで金田氏と同じに
しなくてはいけないようで、一般性に欠ける気がします。
特に最近、能率の低い(90dBを切る)ウーファーを試したりしているもので、
私には向かないです。
もう一つ、最近、再認識したことでは、古い球のアンプをいじってEL-156シングルを
取り付けてみたところ、すごく聴きやすい音と、シングルにしては、ちゃんと低音が
出たのに驚いています。さすが本家、テレフンケンの球だと思いました。