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出力をダーリントンTrで高耐圧OPアンプを使ったMITアンプを作ってみました。3886の置き換えでバランス(BTL)仕様です。 今のところ電源電圧は±20V(片側15W)ですが、30V(40W)までは行けます。三土会でお披露目します。
石田殿のブログに記載されているように、BTL化で「伸びの良い素直な音に、パワフルな力強さが加わった」感じに変わったんですね。
OPアンプで、正転、反転同一のゲインならば、どちらが広帯域か???=>回答は、正転アンプの方が高帯域になる。理由は帰還率が、正転アンプ方が大きいから。
なぜ帰還率が、正転アンプ方が大きいのですか。また、この実験のシュミレーションにおけるR1は1KΩですか。だとしたら非反転アンプのゲインは2倍になりますよ。
見元さん、お久しぶりです。R1=1T(tera)Ω=∞Ωです。ですので上部、正転アンプのゲイン=+1です。出力はCで、グラフはDB(4)です。シミュレーションでは1Tを良く使います。帰還率ですが、上部、正転アンプ β=R1/(R1+R2)=1下部、反転アンプ β=R3/(R3+R4)=0.5 です。正転アンプの方が、βは大きいです。従ってβが大きいほうが帯域は広いです。
これだと両者のゲインが違いますので帯域も変わります。ゲインを同じにしてもう一度比較してみてはどうでしょうか。 反転アンプのR4を2kΩにすれば同じ2倍のゲインになると思います。
下部、反転アンプ A=R3/R4=1 です。
両者のゲインは同じですが。上は+1、下は−1です。入力は電圧信号源です。もちろん、帰還方式が違うので+/−端子を入力とするゲインは異なります。だから帰還率が異なり、周波数帯域が異なるのですが。グラフ参照です。
増田です。本記述に間違いはないので信用してください。(数行の説明ではとてもできないので。)日ごろ疑問に思った事項を調べているうちに気付いた事項です。よくOPの利得帯域でボーデ線図上、オープンゲインにクローズゲインを横線引いてその交点が帯域ですと説明がありますが、これって正転アンプのことで、反転アンプではそうはなりません。この辺を明確に説明している文献は余りありません。反転アンプの場合、並列入力帰還なので入力電圧は(1-β)倍、小さくなりその分をボーデ線図上、換算して記載しないと正確な利得帯域が求められません。・・・・結果、同一ゲインならば反転アンプの方が帯域が狭くなります。この辺の解析計算は今更ながらですが、最近話題の?電流帰還OPアンプの利得計算をしていたら、気付いたという次第です。
下部、反転アンプ β=R3/R4=1 です。
見元さん。こんにちは。下部の電圧帰還率β=R3/(R3+R4)が正解です。これは、分配の法則、重ね合せの理(low of superposition) といって電気回路の基本法則なのです。出力電圧Eoと入力電圧Ei、各々独立に考え一方を設定しているときは他方をGNDショートと考えます。
オペアンプの基本法則だからこそ電圧帰還率βはR3/R4が正解です。
aitendoのTDA7377アンプキットを製作しました。オリジナルは高域がきつい感じがしましたので、シールドや裏打ち配線等の対策を行いました。コントラストは低いですがイメージに近い音が出ています。出力は6W+6W。
見元さん紹介のaritendoはびっくりの価格で驚きです。3886など普通700円程と思いますが、基盤キットで950円など。7293と3886双方でパラレル接続アンプ2台作成を試みようと0.1%の抵抗を購入しましたら抵抗の費用がキットの半分以上になりました。いずれはゴミ箱行きのトランスが数個ありますので目下検討中であります。ところで、返信入力中に画面が裏返って「もとい」になるのは何故でしょうね。安全策に、秀丸で書いてコピーしました。
aitendoキットのTDA7293とTDA7377版2つを作って比べて見ました。オリジナルのままだとTDA7293>TDA7377。改造を施すとTDA7293<TDA7377。BTL仕様が効いているのではないかと考えています。2月の三土会では「なぜBTLなのか」をみなさんと議論したいと思っています。
MCヘッドアンプが完成しました。大きさはCDジャケットの2/3くらいです。とても良い音がします…もちろん自画自賛です。
完成、おめでとうございます。自分で作ったものは、いい音に聞こえますよね。そのうち、MCヘッドアンプの聴き較べをやりましょう。
アルカリからマンガンに変わっているようですが、音の違いはありますか?ヘッドホンアンプではアルカリ>マンガンでしたが@450円と高!!なおこのごろ006Pアルカリが100均で100円となりヘッドホンアンプで多用するため助かっています。
電池の違いより、湿式タンタルコンデンサのエージングの進み具合による音の違いが大きいようです。アルカリ電池はエージングのため4日(100時間)程で使い切りました。はたして電池の違いが出るのでしょうか…?
このごろは信号系に入れることは少なくなりましたが、良い音ですね。エージングで音が変化するとはびっくり。電源のフィルタに入れても音が良くなるので気に入ってます。余談ですが一度パンクして大爆発をしてびっくりしたことがあります。最近そのメーカーのOBに聞いたらある時期、電解液に不純物が入り爆発事故が結構あったそうです。
タンタルコンデンサはショートモードで故障することが多いようなので、一度使っただけですね。OSコンデンサと比較したことはないのですが、やはりタンタルの方がいいですか?
ということでヒューズ入りもあるそうですが、私は使ったことはありません。 OSコンもディスコンになって、そのうち無くなってしまうので今後は何を使いますかね。
お久しぶりです。もう30年も昔ですが、ゴムパッキンで片方径の大きい湿式タンタルコンがショートする事例がありました。業界ではちょっとした騒ぎで、今のBoing787 Li-ionバッテリーまでは行かなくても全交換でした。なつかしいです。
タンタルコンデンサは、ショートモードで破壊します。そのため現在作成されているほとんどがフューズが入っています。また、逆バイアスですぐに破壊します。電源のように常に準バイアスならば良いのですが、交流の逆バイアスがかかるところには使用してはいけませんね。特にデジタル回路ON-OFFの時に気を付けないと。
皆様ありがとうございます。ディップ・タンタルも何社か購入し、クリップで接続し試しましたが圧倒的に湿式タンタルが勝っていました。
プリント基板が完成し、ケースの加工を開始しました。100*80*30サイズに収納するため再度プリント基板を製作しました。入力には、音の良い湿式タンタルコンデンサを使用しました。
uLTCでは出力imp UPのため直列期間を使ってますが、単に出力に抵抗をつけるだけでも実現可能でした。なんと。
MITに電圧帰還を追加してみました。結果、出力impをUPでき、300B並みのDFができました。コチコチの音から、ある程度やわらかい音になることでしょう。抵抗R4です。これで、TRのバイアス安定だけでなく、DFも調整できる、良い回路ができると思うのですが、良いのかどうか決めるのは貴方です。(都市伝説か??)
R4は出力負荷に対して電圧帰還ではなく電流帰還でした。電圧帰還はR1でした。訂正: 電圧帰還=>電流帰還。
見元さん了解です。MITもuLTCもバイアス設定をOPアンプループ内に含めば、TRの温度特性によらず一定電流に保つことはできますね。uLTSでバイアス回路込の回路例を考えました。アンプの音色として、ボルテージフォロワを強化してDFをかせぐのも一法で、逆にuLTSのように出力impを下げてDFを下げるのも一法です。どちらも設計者好みでしょう。
ボルテージフォロワとuLTSでは大きな違いがあります。それはuLTSは±4電源が必要になること。出力段よりも高い電圧をOPアンプに加える必要があるためです。一方、ボルテージフォロワなら±2電源でOKです。SW電源1個で動作するアンプを目指す私にとって±4電源は採用できないです。
見元さん。そうですね。電源の種類は回路の構想時は気にならないのですが、実装時は大変ですね。(お寺でいつも入賞する鈴木さんのように電源トランスまで自作する豪傑もいますが)OPアンプの±15〜18V程度ならジャンクSMPSが安価です。uLTCならばフローティングで設定するればOKです。±15程度の電源で出力10W内で、できるだけシンプル設計ならば見元さん方式も一方かと思います。
uLTC回路のPPです。出力はソース接地のドレイン出力です。300BのシングルエンドPPを真似ているのでしょう(MJ2月号)。
増田です。この回路は単なるvoltage-followerかと。
増田です。おっしゃていることやっと気づきました。MITは出力トランジスタのエミッタ出力=エミッタフォロワですね。当方の記載したuLTCはコレクタ出力です。両者は回路は似ていますが、回路の趣旨はまったく異なります。でも、偶然ですがパッと見、似てますね。偶然でしょうか。
ですが、この回路を単なるボルテージフォロアだと思われますか?人によって考えが違うのでしょうが、私にとって重要なことは、三極管特性の再現や向上ではありません。Trの温度補償をなくし、Trのノンリニアリティをいかに簡単な回路で補正するかなのです。uLTC回路もそうですが、TRをオペアンプのループ内に含め、エミッタに接続されたRの電圧をコントロールするようにNFBをかけています。これによりTrの温度補償を不要にし、Trのノンリニアリティを補正しています。uLTC回路は三極管特性を超えたと言っていますが、uLTC回路はそれよりもっと重要なことを実現してると私は考えてます。
MITでは、バイアス調整不要、温度補償不要、クロスオーバー歪なし(別の所でスイッチング歪みあり)、を実現しました。そして、私のアンプでは上記に、B級だけどもノンカットオフ、リニアリティ向上(TRのVbe特性の影響をなくす)を実現しようとしました。uLTC回路も同じだと思います。以前「uLTC回路は良い回路ですよ」と言ったのはこれらのことをさしてのことです。
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