見元さん了解です。MITもuLTCもバイアス設定をOPアンプループ内に含めば、TRの温度特性によらず一定電流に保つことはできますね。uLTSでバイアス回路込の回路例を考えました。アンプの音色として、ボルテージフォロワを強化してDFをかせぐのも一法で、逆にuLTSのように出力impを下げてDFを下げるのも一法です。どちらも設計者好みでしょう。
ボルテージフォロワとuLTSでは大きな違いがあります。それはuLTSは±4電源が必要になること。出力段よりも高い電圧をOPアンプに加える必要があるためです。一方、ボルテージフォロワなら±2電源でOKです。SW電源1個で動作するアンプを目指す私にとって±4電源は採用できないです。
見元さん。そうですね。電源の種類は回路の構想時は気にならないのですが、実装時は大変ですね。(お寺でいつも入賞する鈴木さんのように電源トランスまで自作する豪傑もいますが)OPアンプの±15〜18V程度ならジャンクSMPSが安価です。uLTCならばフローティングで設定するればOKです。±15程度の電源で出力10W内で、できるだけシンプル設計ならば見元さん方式も一方かと思います。