初参加の方2名を含め多数の参加があり、賑やかな会となりました。
小林会長挨拶
課題実行委員長(左)と総合司会(右)
今回の課題は、出力段に送信管を使用したアンプです。 力作が17台も集まり、大いに盛り上がりました。
ご存知、お寺のJBLです。ホーンの押出のいい音は迫力があります。
CDプレーヤ:会の備品を使用しました。
ラインアンプ:CDプレーヤの出力をボリュームにいれ、無帰還半導体のラインアンプで出力しました。
発表者が選んだ曲を持ち時間の範囲内で再生して頂きました。
半導体ドライブで、手巻トランスを使用していました。SGの安定化には、 ショットキーダイオードを逆方向に使い安定化しているとのこと。 クリアで、力があり、伸びのある音でした。女性ボーカル(松川リミ)が生々しく聞こえていました。
307のA級シングルです。レディキムのレフト・アローンを聞かせて頂きました。 音が前に出てくる感じがあり、伸びのある音でした。
半導体ドライブアンプ。ファインメットの出力トランスを使用しており、非常にクリアな音でした。 細かい音まで綺麗に再生できていました。使用電力と最大出力の比が5%程度で、蒸気機関車並の非効率さです。また、高価な部品を使っている割には、効率が悪すぎるという意見が・・・・・
3C33p-pです。力のある音で、音が前に出てくる感じでした。
815パラシングル超三結です。ジャズをうまく再生している感じ。音楽を楽しめる音で。超三結の良い所が出ていました。
奥行き感と、拡がり感のある音でした。アニメの女性ボーカルを自然に再生していました。 いわゆるアニソンもそれらしく再生できていました。
カスコードによる「パラシングル GG」のせいか、中低音が充実していて伸びのある音でした。 大音量で再生したせいもありますが、音が前に出てくる感じが強烈でした。
トランスは、自作です。拡がり感、奥行き感が十分にあり、真空管アンプらしさをうまく出していました。
昔、オーディオを卒業したときに作ったものだそうです。僅かに、エコー感があって、それが良好な奥行き感を出していました。
部品の多くに手作りのものを使用。ヒートシンクを触っても感電しないようにしたけれど、熱くて触れないとのこと。 チェンバロの音が綺麗に聞こえていました。空間表現が非常に優れているように感じました。
超大型の真空管を使用したアンプ。バイアス調整が不完全で本来の性能が出ていませんでしたが、 素直な音が出ていました。ノイズが若干聞こえるところが、 曲とマッチしていてアナログの雰囲気がよく出ていました。
拡がり感が良好で、女性の声を綺麗に再生できていました。青のシャーシと211のトリタンの色の組み合わせがいいです。
ハムが聞こえていましたので、音が出ることを期待したのですが、残念ながら音が出ませんでした。しかし、輝きはトップクラスでした。 次回に期待したいと思います。
モノラルアンプ2台の豪華な構成です。中音が充実していて、奥行き感がよく出ていました。人の声の押し出しがいいです。
分解能が高く、空間感がよく出ていました。また、真空管の柔らかさも合わせ持つ音になっていました。
片chが音が出ていなくて、モノラル状態でしたが、半導体ドライブアンプらしいクリアな音で、柔らかな音に仕上がっていました。 小柳ルミ子の声が自然に聞こえていました。
広がり感が良好で、ジャズの雰囲気が良く出ていました。
最優秀アンプは、一人一回の挙手で投票を行こないました。また、その他の賞は、事務局の独断と偏見で決定しました。
★最優秀賞
★クラフトマンシップ賞
★イノベーター賞
★地球に謝りま賞
★眩しいで賞
★萌え賞
★審査員特別賞
課題部門の他に、夕食、オークション、そしてなんでもありの試聴会が深夜まで繰り広げられました。
100点を超える出品があり、とても盛り上がりました。収益は、お寺へのお礼、会の活動費として利用させて頂きます。 出品して頂いた方々にはお礼を申し上げます。また、落札された方々には、今後のアンプ製作が期待されます。
皆様、お疲れさまでした。