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球アンプ分科会掲示板(超三結アンプ)

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トランスレスアンプの電源回路 satake@NC 2008/04/14,02:43 No.834 返信 (t)
うーださん、皆様こんにちは、
Satake@NCです。
かねてより皆様に教えていただき続け,やっとトランスレスのアンプの回路案が添付図面のように固まりました。原典は、上條様や宇多様の超三結で、葛原様がトランスレスに適用した回路です。葛原様の回路と異なる点は、発振しにくい複合管を用いたこと、感電防止のため半波倍電圧整流を用いたことです。これから足りない部品を調達して組み立てたいと思っています。
電源のアースにつきましては、米国の屋内のAC配線は全てアースつきの3端子コンセントになっており、電源の決められた端子の片方が必ずアースになっています。2端子のプラグもコンセントに挿し込むことが出来ますが、片方の端子の接触子の幅が広くなっていて、逆方向に挿し込むことは出来ません。
   電源回路に自信がないので、コメントをお願いいたします。図中Aで示した200V200μFのコンデンサと、Bで示した450V100μFのコンデンサの容量は笛吹童子様の50BM8の回路から頂きました、また、Aのコンデンサに直列に入れた33Ωはピーク電流に対する整流管の保護抵抗で、この抵抗値は手作りアンプの会の何方かのWebサイトから「21KA6シングルアンプ」の回路があってそこから頂きました。コンデンサが大きすぎると整流管に流れるピーク電流が整流管にダメージを与えると書いてある解説があったので心配です。コメントをいただけますように、お願いいたします。
Adobe PDF 書類 Transless STC 38HK7 Amp Tentative -(96 KB)
>> オーバー!? うーだ@茨城 2008/04/14,08:17 No.835
Satake@NC さん こんにちわ
 AC ラインの件ご説明ありがとうございました。 安全設計で便利ですね。  
 半波倍電圧整流ではキャパシタの容量を A>B とするのが鉄則らしいです。

 さて、38HK7 の規格表 (Essential Characteristics) によれば二極部 max peak current =1,200mA、管内電圧降下 16V/350mA とあります。 その値を含めて、Ca +33Ωの後に V2d、V1d および Cb,100Ω+100uF・・・ 
 コールドスタートならジワジワと上がって、まずセーフでしょう。 ランニング状態で power SW を ON/OFF する場合、むしろキャパシタにチャージが残った方がセーフかもしれません。 いずれも時間とC容量とが関連し、立ち上がりの動きは急速でないから、アンメータ等で確認できそうです。
 V2d/V1d をサージ電流が 40A 位の 1N4007 等に置き換えれば、まず何をやってもセーフですが。
>> とりあえず、Cut & Try でやってみます。 satake@NC 2008/04/14,12:44 No.837
うーだ@茨城さん、
お返事有難うございます。宇多さんからみても、大きな問題がなさそうですので、とりあえず、定常的な電流値に付いてはアンメーターをかませて、Cut&Tryで、電流値を見ながら確認してやってみます。homepage2.nifty.com/the-tube/vacummtube8th.doc のサイトに、半波整流交流の1周期の中で、電流の尖頭値が平均電流の30倍以上になるので、保護抵抗が必要と書いてありました。あんまり沢山のことが書いてあり、保護抵抗を大きめにすることが必要なのかよくわからずに、混乱しています。
>> 平均電流の30倍! うーだ@茨城 2008/04/14,14:47 No.838
Satake@NC さん
 各種ダンパ管の規格をみたところでは ihs (hot switching current 0.2 sec =サージ電流) を表示したものが見当たりませんでした。 整流管では一部に 表示があり 6X4 =1.5A/ 5U4-GB =4.6A 程度の値、常用値 max の 20倍程度ですね。 38HK7(d) が ibmax =200mA なら 4A?とエイヤッと仮定します。

 武末氏の教科書には、制限抵抗の値 Rt は下記式で求めよとありました。
   Rt = SQRT(2) x Vac / ihs  

これより 1.4x128V/4A = 45Ω、回路図の値から 33Ωx128V/100V= 42.24Ω ・・・偶然だけど何と近い値になりました。 
>> トランスレス スガハラ 2008/04/24,11:44 No.839
Satakeさん、今晩は。
電源トランスの入手が難しく私もトランスレス派です。レギュレーションは良いし電流も無尽蔵(?)にとれて便利です。電圧も120VACから300VDC前後が取れるので非常に良い事ずくめなのです。しかし一台の時は問題ないのですが二台以上鳴らそうとするとハムが出てきます。これさえ解決すればトランスレスは良い事づくめです。


発振について教えてください。 宮崎@小倉 2008/03/27,19:25 No.828 返信 (t)
次のような回路で6BM8超三差動PPを組んだのですが?
http://www.tezukuri-amp.org/bunkakai/tube/bbs-stc/img-box/img20080306012230.doc
一見ちゃんと動作しるようなので、メインのシステムとして使用していました。
が、その後、長時間(12時間以上)使用しているとブーンという発振?をします。
一旦、電源を切り暫く(5〜10分)して電源を入れると、安定しています。
2SK30のゲートに、1kΩを入れてみたのですが、影響ないようです。
発振中は、誘導ハムを拾いやすい状態になるようで隣に置いてある300BPPの電源をONにするとブーンと音がします。
安物のデジタル・テスターとオシロ・スコープしか持っていないのですが、何をチェックすれば良いのか途方にくれております。
是非ご教授を御願いいたします。
>> ブーン うーだ@茨城 2008/03/27,21:12 No.829
こんにちわ。
 本当に発振なのか、それとも何処かバランスが崩れて「ブーン」なのか不明です。 信号入力端子をショートしたのか、そのままかでも異なります。 

(1) 長時間では、温度上昇による素子の動作点への影響が考えられます。 
  その状態で調整を取り直したり、ドライヤーで素子を狙って煽ったり冷やしたりして、状態が変るならほぼあたりです。

(2) 脇の 300B アンプ on でブーンは、AC ライン電圧変動の影響みたいですが、別系統のコンセント等で on して確かめます。

 「ブーン」のとき信号を入れずに、出力端のノイズ電圧、その波形(オシロで)、および回路各ポイントの DC 電圧が、正常の場合とどのように異なっているかを当ってみれば、原因箇所が判るかもしれません。
 もし発振なら、長波〜短波〜FM受信機で検出できるかもしれません。 
>> ありがとうございます 宮崎@小倉 2008/03/28,14:24 No.830
うーだ@茨城さん
ありがとうございます。
言われてみれば、確かにこのアンプは出力段のカソード電位の変動が大きく時間が経つとカソード電位が下がる(P-K間電圧が上昇)する傾向にあります。
ブーンという音もハム音に近く、変だなと思っていました。
さっそく調べてみたいと思います。
>> 確認してみました 宮崎@小倉 2008/03/29,00:15 No.831
うーだ@茨城さん、ご教授ありがとうございました。
確認してみました。
おそらく、ご指摘のとおりだと思います。
終段のカソード電位が25Vを切ると怪しくなり、23V位になると現象が確認できました。
まだ良く理解は出来ていないのですが、終段が差動になっているため、電源電圧の変動(+真空管が温まってP-K間の電圧が上昇)がモロに終段のカソード電位の変動に現れ、グリッド電位=帰還管の過疎度電位が追従=2SK30のドレインの電位が追従して動作点が定まらなくなる。といった感じなのでしょうか?
とりあえず、終段のカソード電位を5Vほどあげて調整し、様子を見てみようかなと思っています。
もしかしたら、基本的に回路を見直したほうが良いのでしょうか?もし、良い方法があれば、教えていただければ幸いです。
>> あくまで一般論です うーだ@茨城 2008/03/31,11:50 No.832
動作による(匡体等の)温度上昇が、主に半導体の動作点に影響した可能性があります。 異常まで 12時間、放熱には相当配慮された筈で、配置および取り付け方法の関係でユックリ暖まったのか?・・・なんとも言えません。

終段バイアスの変動に関係する回路の各ポイントの電圧を、コールドスタートから「ブーン」まで温度変化と一緒にプロットして、何処がどのように変動しているかを把握し、その防止策または影響軽減策をとることになります。

動作点調整はウォームアップした時点で行います。 (影響する素子は熱源に接近させて積極的に暖め、短時間に安定化させる方法もありましょう。) 
回路の見直し・・・まずこのアンプをもっと追究され、他にもいろいろご経験なさってからでよろしいのでは、と存じます。
>> 再び、ありがとうございます! 宮崎@小倉 2008/04/01,18:25 No.833
うーだ@茨城さん
何時も、ありがとうございます。
お陰様であの後(終段のカソード電位を5V上げて以降)、現象は起こっておりません。が、終段のカソード電位とグリッド電位をいつでもケースの外側から確認できるように、端子を付けようと思っています。
確かにおっしゃる通りですね!回路の動作をよく理解して作らないと、このような事になるという、良い見本では?と思っています。
音は大変気に入っていますので、初めてにしては上出来かなと思っているのですが、次は、もう少しこのアンプを研究してからにしようかな?と考えています。


リニアライザーって・・ まるぼうず 2008/03/24,22:50 No.823 返信 (t)
また出ました。超三初心者(というか、手作りアンプ初心者)の丸山@新潟です。
初歩的な質問で恐縮ですが、超三結アンプの回路をいろいろ見ていると、共通プレート、スクリーングリッド(5極管の場合)に供給する B+ 電源によく ZD または SiD がカマしてありますが、これを入れる意義は何ですか?
素人考えでは、電源回路で整流・リップル除去済み(完全ではないでしょうが)の直流電源に更に SiD を入れる必要性がわかりません。
これをリニアライザーと呼ぶのでしょうか?
>> 一部不明ですが うーだ@茨城 2008/03/25,01:39 No.825
こんにちは。 SiDi 挿入には二種類の機能・効果があります。 下記 (1)(2) のいずれも、詳しくは拙ホームページ http://www2u.biglobe.ne.jp/~hu_amp/index.html の「超三結アンプの構成・動作」をご参照ください。 なお ZD の挿入は本件に無関係です。 

(1) リニアライザ:
 増幅回路の場合、増幅素子の非直線性にて歪んだ出力波形を、負荷に増幅素子と同一(または類似)の非直線素子を入れて歪みを打ち消すものです。 SRPP なども含め真空管を負荷にした回路をみかけますが(あるいは不完全ながらも)該当します。 効果の確保には動作点の調整等が必要でしょう。
 本来は特殊な増幅回路に応用されるものらしく、一般のオーディオ回路では負帰還回路にてこの機能を実現しています。

(2) ストッピング・ダイオード:
 文献は無いみたいです。 先行実験した方から教えて戴き、追実験して観察した結果から私が推論した動作原理であって、本当の事は不明です。
 出力トランスの一次 B電源側に挿入した SiDi 等は、出力管の動作直流電流を確保した上に信号電流を乗せることにより、B 電源が見掛け上は直流抵抗だけとする効果(リアクタンス分キャンセル効果)と想定しています。 SG に挿入した場合も動作直流電流の確保効果と想定しています。 有名メーカの送信機にも SG 事例があるそうですが、その動作原理は説明されていないとか。

 ここからは現象と経過です。 シングルでは低域・高域がハッキリし、ブッシュプルでは低音域に効果が顕著です。 ただしリップル・フィルタ出口には大きいC(例えば 1000uF 単位)を装備しないと効果がハッキリ現れません。
 これらを追実験して、音質に変化があったとする報告例が複数ある一方、判別できないとする事例も多いです。 私の場合は試作例の一部に効果が認められました。 厳密な相関関係を追究していませんが、使用出力トランスの性能、装備Cの容量、スピーカ構造、実験者の聴覚特性および訓練度などが関係するようです。 またスピーカ負荷による効果の計測値は捕捉はなされていません。
>> 有難うございました まるぼうず 2008/03/25,08:54 No.826
大変丁寧な説明で分かりやすかったです。
(1)超三結回路以外の、オールオーバー負帰還がかかった回路では、それがリニアライザの役目をしているので、SiD は不要である。
(2)聴感上、この SiD を入れることにより、シングル、プッシュプルにかかわらず、帯域の伸びが感じられる(ことがある)、ということですね。
また貴 HP をじっくりと読んでみます。
>> すこし補足しますと・・・ うーだ@茨城 2008/03/25,09:57 No.827
前記の (1) リニアライザ (2) ストッピング・ダイオード (SD) ともに超三結特有のものではなく、一般回路にも適用可能です。

(1) やや癖のあるドライバー段 (ex. 12BH7A) の非直線性にて、終段 (ex.2A3 等) の非直線性を打ち消す、伝統的な無帰還回路構成なども同類と考えられます。
(2) 終段差動回路のカソード回路に挿入された定電流素子、および一般のプッシュプル回路にて中点タップに挿入した SD または所謂センターチョークとが類似の効果をもつ可能性があります。 


トランスレスのヒーター回路について satake@NC 2008/03/22,16:53 No.821 返信 (t)
どなたか詳しい方、教えて下さい。
超三結アンプの葛原様のレポート(下記)をWEB上で拝見いたしました。
http://homepage.mac.com/ryomasuda/VT/Katsuhara/STC/index.html
38HE7のアンプがトランスレスで極めてコンパクトにで来ていることに感心し、同じように作ろうと思いパーツを集めています。ところがふとヒーター電源回路を見ますと、12μFの交流用コンデンサが入っており、日本の50Hz100Vの仕様になっているのではないかと思い、昔習った回路理論の教科書を見ながら、検算いたしました。動機は、こちらノースカロライナ州の電源128V60Hzに合わせるためです.

葛原様の回路で使われている、12μFは、38EH7x2+6U8x2のヒーターとシリーズにAC100V50Hzにつないでいます.ヒーター定格は450mAですが、実際に作られたアンプで、ヒーターに流れた電流値は幾らでしたでしょうか?問題無かったのでしょうか?

何か私の計算が間違っているかもしれませんが、コンデンサ容量Cの計算式を、電源電圧E,ヒーター電流I、ヒーターの抵抗値R,電源周波数fとすると、C=1/{2*3.14*f*((E/I)^2-R^2)}.となりました.E=100V、f= 50Hz、I=0.45A、では、30μFほど必要です.C=12μFでは、100Vで304mAしか流れない計算結果になりました.128V60Hzでは、13μFで約450mAになりました.どなたか、コンデンサ容量の計算式等を教えていただけましたらありがたいのですが、宜しくお願いいたします.
>> Re:トランスレスのヒーター回路について 村田@熊本 2008/03/24,12:43 No.822
satakeさん、皆さん、こんにちは。
WEB上の容量は丁度1/2になっているようですね。25uF@60Hz、30uF@50Hzになるようです。
>128V60Hzでは、13μFで約450mAになりました.
これで良いと思います。


超三結の発振対策 うーだ@茨城 2008/03/08,21:31 No.807 返信 (t)
佐武さん こんにちわ
 超三結 V1 の初段〜帰還段に 6U8A/6EA8/6GH8A などの 9AE 口金接続 (Basing diagram) 三極五極管を使った場合に固有のトラブルのようです。 これを高周波関係では「飛びつき発振」と言っています。 帰還段に独立三極管を宛てた 6EJ7-12AX7-6550 構成の超三結 V1 等では容易に発振せず、下記のように原因を特定しました。

● 超三結 V1 回路では、出力管 P〜三極部 P が接続されています。 
● 9AE 口金接続では三極部 P が初段 G1 とは隣のピン、ソケットも加わり微少容量をもちます。
● 信号的には出力管 P〜三極部 P および初段 G1 は同位相、微少容量にて結合し正帰還します。
● プッシュプル回路でも p-k 分割位相反転で発振、ピン配置の改良版が 6AN8 だそうです。 

対策その他です。
(1) G1 インピ低下: 9AE 口金接続では三極部 P 〜初段 G1 は隔離できません。 そこで入力調整用 VR 値の減小、C 並列接地等による G1 のインピ低下にて結合を減らすも、入力仕様および高音低下の限界があります。

(2) 隔離:三極部を別の球にすれば初段 G1 から隔離されて結合が減り発振がとまります。 初段の NPN Tr 化にても隔離の効果が得られるも、バイアス付与および安定化などの C/R 等を要します。

(3) 初段ゲイン:発振には初段ゲインも関係します。 ただし試作例によれば 6CB6/6AH6/6EJ7 などの独立 high GM 五極管初段では三極部が別の球であり、容易に発振しませんでした。 

(4) 終段関連:発振には終段出力管も関係し G1(〜500ohm) および P(〜20ohm) の R 直列挿入またはフェライト・ビーズ通貫の発振止めも有効ですが、上記 (2) ほどの効果はありません。

もし、何かありましたらどうぞご質問ください。 
>> 発振しない複合管 satake@NC 2008/03/09,09:46 No.808
宇田さん 詳しい対策の説明を頂き有難うございます。
9AEの口金接続では、Pg1とTpに容量結合で大振幅の出力管のPに同位相で結合し、しかも5極部のゲインが高く過ぎて、正帰還で発振するということですので、6GH8Aについては改善策も成功の見込みが低そうですね。と言うことは、容量結合の小さい場合にはトライする価値があるということだと理解しました。TUNG-SOLのデータシートで見たところ、口金接続9DXの6JV8は、Pg1とTpの間の容量結合が0.012pFと極めて小さく(御紹介いただいた6AN8のPg1とTpの結合容量は0.02pFより小さい) 、おまけに、1本$3で安いのです。使える可能性はあるでしょうか?
   それとも、複合管では、やっぱり難しいのでしょうか?私のシャーシーは穴あけが大変なので、複合管を用いるか、初段をTrにするかの二者択一を考えています。
>> 未実験でしたが、発見も うーだ@茨城 2008/03/09,17:04 No.809
その一群の球を実験しておらず、的確なお答えができずに残念です。
6JV8 なら良さそうです。 ついでに同じ 9DX の 6AW8/-A を、古い全日本真空管マニュアルで参照したらシールドなしにて 0.006pF とあり、さらに少なくなっています。
実験してみましょう。 素晴らしいヒントを戴き、ありがとうございました。
>> 大正解でした! うーだ@茨城 2008/03/10,07:38 No.810
 早速 6U8A の五極部と 12AX7/2 を使った超三結アンプを 6AW8A に配線変更し挿し換えると、発振は全くなしに無事に運転を再開しました。
 次に日本産類似球の 6R-HP3 に挿し換えると(動作点調整位置は変りますが)同様にうまく活きました。
 これらの結果から 6JV8 でも問題なく動作するでしょう。


6BM8超3差動PP回路です 宮崎@小倉 2008/03/06,01:22 No.804 返信 (t)
私の6BM8超3差動PPの回路図をアップさせて頂きました。
私もよく理解できないまま、
PCL86(14WG5)超三極管接続Ver.1ミニP-Pアンプをみて
http://w3.quake3.jp/sushi-k/elecwiki/index.php
これなら何とかなるかも?とチャレンジしてみました。
最初は350B(4本余っています)の超3差動PPを企画したのですが、ちょっと尻込みして、まずは6BM8でやってみました。
私の回路ですが、出力段が差動になりカソード電位が計算上30Vほど嵩上げされる為、+C電源は不要ではないかと勝手に判断し(電源が面倒なので)用意しませんでした。
ド素人の回路(といっても私が計算したのは、定電流回路だけに近い)ですが、一応、安定して動いていますので、宜しかったら参考にして下さい。
いつになるか解りませんが、今350Bで挑戦しようと企画しています。
OFFICE 書類 6BM8超3差動PP回路図 -(103 KB)
>> 回路拝見しました。 高橋@鹿沼 2008/03/06,17:08 No.806
すごい力作ですね!私も電源がネックで、上条さんのHPを見てため息ばかりだったのを思い出します。EPとEsgを定電圧で縛れば何とかなるかなと思ったのですが、このsushi-kさんのシミュレート結果をみればDCサーボの必要性が分かりますね。+CをCUTしたのは良いですね!2SA1360があれば在庫でできるみたいですが、やはりびびりますね!・・・ではまた!!


画像タイトル:完成写真 -(44 KB)

超3差動P-P 宮崎@小倉 2008/03/02,16:11 No.799 返信 (t)
初めまして宮崎@小倉です。
キットを3台作ったのですが自作に憧れ、無謀かと思いつつもいきなり6BM8の超3差動P-Pに挑戦したのですが、なんとか完成しました。
回路は、ネットで見つけたsushi-kさんのPCL86(14WG5)超三極管接続Ver.1ミニP-Pアンプ(http://w3.quake3.jp/sushi-k/elecwiki/index.php)を参考に、初段と出力段を定電流回路に変更、あとは差動なのでシングルを2つくっ付ければよいのではないかと安直に設計しました。
出力:約4W(クリップ直前で約10Vp-pです。)
利得:約15倍(クリップ直前の入力が約620mVp-pです。)
D.F.:約4(無負荷と8,2Ω負荷の電圧比が約0.8です。)
周波数特性:20〜20kHzは、ほぼフラットです。(20, 100, 1k, 10k, 20kHzの利得がほぼ同じです。)
残留ノイズ Lch:約0.4mVp-p Rch:約0.2mVp-p
以上、これが妥当な値なのか銅かもわかりませんのでコメントをいただければ幸いです。また、ド素人ですので測定方法・計算など間違っていましたらご教授を御願いいたします。
オーバーオールのNFはまだかけていません。
利得が半分になる位のNFを懸けてみようと思っているのですが、発信したら対処できない(位相補正のコンデンサの値が解りません)ので悩んでいます。
完成が嬉しくて、つい写真を載せてしまいました。(どうぞ観てやってください。)
>> あ、きれいですね まるぼうず 2008/03/02,18:32 No.800
PCL86 超三シングルをエイジング中の丸山@新潟です。
こいつの音はコストパフォーマンスを考えたら文句なしですが、メインの全段差動P.P.アンプの音も気に入っており、そのうち全段差動超三結(6BM8で)に挑戦しようと思っておりました。

宮崎さんの作品はトランスカバー(何かのアルミ缶?)もきれいだし、サイドウッド(針葉樹系の集積材でしょうか)のアクセントがお洒落で、シャーシの塗装も美しい!

特性は文句なしなのではないでしょうか。
私はどちらかと言うと演奏する側に人間ですので、詳細な特性は取りません(というか機材を持ち合わせません)。
それでも好きな音というのははっきりしていて、安価な出来合い石アンプがどんなに良好な特性と出力をを謳っていても、鳴らしてみれば一聴瞭然ですよね。
紹介されていたサイトなどを参考に私も頑張ってみたいと思います。
>> 無題 宮崎@小倉 2008/03/03,00:11 No.801
本文なし
>> ありがとうございます 宮崎@小倉 2008/03/03,00:18 No.802
すいません、間違って本文無しのまま投稿してしまいました。
丸山さん、お褒め頂き有難うございます。
ちなみに、電源トランスは紅茶の空き缶、出力トランスは百円ショップで買ったステンレス製のマグカップです。おまけにサイドの板も百円ショップです。
私は何も楽器の演奏が出来ません。演奏が出来る方がとっても羨ましい!!
>> はじめまして! 高橋@鹿沼 2008/03/05,17:38 No.803
今日は風が冷たい北関東です。
超三PPおめでとうございます。過去にかなりの方がTRYしてましたが、あまり良い話は聞けませんでした。私も6Y6のPPで差動をやりたかったのですが、SGの処理など良くわからず、超三まで発展できませんでした。それにしてもこの方はDCサーボを簡潔に纏めてますね!
http://w3.quake3.jp/sushi-k/elecwiki/index.php
これなら私でも理解できるか・・カレントミラーとかやっぱり難しいな・・・でも2SAの高耐圧があればジャンク箱からできそうですね。以前TRYしたときは電源を200Vと150Vの定電圧をTRで組んで6Y6のカソードから下はTRで引っ張りました。結局12AX7のカソフォロドライブで落ち着いちゃったのかな・・小さな球でやれば怖くないかしら・・すごいなぁ!いろいろ教えてください!!
>> Re:はじめまして 宮崎@小倉 2008/03/06,01:35 No.805
高橋@鹿沼さん、
こちらこそ初めまして、宮崎@小倉です。
別スレッドになってしまいましたが、一応、最終的な回路図をアップしましたのでもし宜しければ、参考にして下さい。
また、不審な点があれば突っ込み質問なんでもして下さい。(ド素人ですのでお答えできる事に限界はあると思いますが)


セミSTCの個別G1G2ドライブ もみじ饅頭@広島 2008/03/01,11:44 No.794 返信 (t)
 こんにちは、久し振りの投稿です。

 春になったのでセミ超三に挑戦したいと、今朝から回路図を画いています。
水平偏向管の棚卸しを兼ねて、宇多さん流の個別G1、G2ドライブが良いと思っています。さて、私の流儀では帰還管のカソードにどうしてもチョークコイルを挿入し、ドライブ不足を気にしなくても済むようにしたいものです。
 しかし、局部帰還とは云え帰還ループ内にコイルが挿入されると、別の問題として、系の安定性に不安が出てきます。まあ、兎に角、やってから対策しようか考えています。


帰還管のロードライン 粕谷@江東区 2008/02/29,23:08 No.792 返信 (t)
以前帰還管12AX7Aの電流を増やそうと思ってパラ接続(但しカソード抵抗は変えず)
したのですが、電流は逆に0.5mAから0.3mAに減ってしまいました。
これは帰還管のロードラインで、カソード抵抗が倍になったと考えないと説明が
つかないのですが、合っていますでしょうか?
つまり、パラ接続で電流を増やすには、カソード抵抗を半減する必要がある、
というわけなのですが。
>> ロードライン うーだ@茨城 2008/03/01,10:54 No.793
そのとおりです。 負荷を半分にするため、初段の動作点も調整します。
>> Re: ロードライン 粕谷@江東区 2008/03/01,22:03 No.795
うーだ@茨城さん、どうもありがとうございます。
やはりそうでしたか。
単純にカソード抵抗もパラにしたら良かったんですね。
>> ギャッ! うーだ@茨城 2008/03/02,03:15 No.796
私も 12AX7 を並列にしたアンプがありました。 もしや、とそのページを調べたら回路図は未修正のまま・・・・直ちに修正しました。 たすかりました。
>> これですか? 粕谷@江東区 2008/03/02,11:50 No.797
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hu_amp/kt88.htm
の3.9KΩ。
トランスの上に何かひっついているのは、ひっくり返した時の
傷つき防止でしょうか?
>> そのとおりです うーだ@茨城 2008/03/02,15:29 No.798
暖まるとズレたり、運搬中にとれたりで、完全ではありません。 さらに傷が増えたら黒つや消しスプレーで厚化粧ですが、運転中に臭ったりして・・・。 


画像タイトル:img20080223204918.jpg -(21 KB)

触発されて7年振りの超三です。 高橋@鹿沼 2008/02/23,20:49 No.787 返信 (t)
ストレートラジオの音が良いとの情報があり、6ZP1と6ZDH3Aという昔のなんちゃって並三ラジオの予定でしたが、ST管がかわいそうで、頓挫しておりました。今回まるぼうずさんのアンプが軽い動作でほぼこのラジオもどきと同じ動作・・RK2Kで20mA程度Ep200Vなのでピンときて電源だけはこさえていたまな板に6AW8Aでやってみました。帰還部のRkは4.7Kと低めで初段2SK30Y、ソース側ケミコンなし、終段RK1.9K・・1.2K+700・・Ek38V、Ebb220V(ちょっと低い?)・・でした。2CHにするんだったと後悔してます。Higmなんですねこいつ・・結構実用になります。チューナー載せたらラジオ部屋へご紹介します。


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