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折りたたむ
突然の質問ですみません。私は新潟県は長岡市在住の丸山と申します。>超三結アンプに非常に興味をもち、しかしまだ自分で回路を考えたり、ありもので工夫をして自作したり出来ない(これって憧れですぅ)ため、某工房が出している、PCL86 超三結アンプキットを購入し、製作してみました。2SK30 → 14WG8(3極)→14WG8(5極)です。音出しの前に各部の電圧をチェックしたら、@ B電圧 247V → 280V、A プレート電圧 224V → 275V、B カソード電圧 約38V → 約9V、C 出力段カソード-グリッド間電圧 -6V → -1.5V で全く規定外となっており、ヒーター電圧もかなり高めに出ていましたので、電源トランス一次側を 110V につなぎ替え、@、Aはほぼ規定どおりとなりました。また、電源部の抵抗器の一つ(SGへの降圧用?)が片方外れていたのを発見し、これを直したところ、Bも解決しました。しかし、Cは更に悪化し、マイナス電圧が印加できなくなりました。回路図をアップできればいいのですが、例えば初段の 2SK30 が音もなく逝ってしまうというようなことはあり得るのでしょうか?高価なものでもないので、差し替えてみれば分かるのかも知れませんが、超三専門家の皆様のご教授をお願いいたします。
本文なし
すみません、作成中に誤って送信してしまいました。まるぼうずさんこんにちは。先日はソフトンのOFF会でお会いした「おんにょ」です。ギターを弾ける人にはあこがれます。私はコードしか弾けないので。2SK30のドレイン側電圧はどうなっていますか?ドレイン側は帰還管のグリッドにつながっています。2SK30ソース側の半固定抵抗を回したらソース側の電圧が変化しますか?回路図と実物をテスターを使って照らし合わせ、回路図にマーキングしていくと何かわかるかもしれません。
粕谷様、ご教授有難うございます。今夜早速ご指摘の点をチェックしてみます。FET を使ったのは初めてで、動作原理もよく分かっていません。超三結回路については、宇田様のHPの解説をプリントして連日読み込んでいるのですが、分かったような分からないような状態です(トホホ)。ま、命を取られることはないので、何でもやってみよう!の精神で進んで行きたいと思います。
まるぼうずさん、ピーギャーというのはおそらく発振と思われます。電圧測っても正しい値になるとは限りません。私は超3で発振させた経験はないのですが、キットならば実体配線図と比べてみてグリッドやプレートの配線が長くなっていないかどうかご確認下さい。14GW8の5極部グリッドに抵抗が入っていますか?配線を見直してピーギャーが止まらないならプレートに抵抗を入れたほうが良いかもしれません。
まるぼうずさん:>B カソード電圧 約38V → 約9Vこれは出力段のカソード電圧でしょうか?だとすると全く流れてない様です。カソード抵抗はどのくらいですか?6BM8だとここを1.2Kとか1KにしてFETソース下のVRで調整します。EPはプレート電圧−カソード電圧、IP+ISGがカソード電圧/カソード抵抗ですから14GW8のA級動作例に近づけるか、プレート損失(EP*IP)範囲内で動作を決める事になります。超三は簡単ですが直結アンプですから調整は慎重にやりましょう。FETは案外簡単に死にます<一見動作してるようでもうまく音が出ない場合があります。FETもYランクじゃないとうまく動作点を見つけられない場合があります。その時は三極部下のカソード抵抗で調整できるといいのですが・・・FETのIDSSが大きいと三極部の動作がきつかもしれません。宇多さんのHPにもあるかもしれませんが、FET下のVRを導通状態ににして徐々に上げながら終段カソード電圧を調整すれば良い動作点が見つかると思います。・・ではまた!!
キットで各電圧は解決したのですね?<余計な事書いてごめんなさい。キットがあるのを知りませんでした。>しかし、Cは更に悪化し、マイナス電圧が印加できなくなりました。これはカソードとグリッド間に電圧計を入れて計ったのでしょうか?普通はシャーシ間電圧を測り、その差を計算するのですが・・・Ekが38VだとするとEg1は32Vあたりのはずですが・・・・動作例だと・・・Ep230V、Esg230V、Eg1−5.7VでIpが39mA、Isgが6.5mAEg1がプラスになるとえらい事になると思うのですが・・計り方が問題かな?音は出ていますか?FETはドレイン・ソース間が50V越すと簡単に逝っちゃいます。・・ではまた
粕谷様、高橋様、ご教示有難うございます。説明不足の部分を補足します。ウィークデイは、帰宅すると犬の散歩後に夕食を作り(独身ではありませんが妻の方が帰宅が遅い:お水ではないが)、ビールと日本酒を飲んでしまい、結局酔って電子回路の点検は危険だろう、という言い訳をしつつ寝てしまうというタワケモノでございます。まず、FET のドレイン電圧(対アース)は測定しておりませんでしたので、測定してみます。14GW8 の5極部ですが、CG と カソード間を測定し、CG がカソードに対して -6V となるべきだと思いますが、これがマイナスになりません。最初は SG に印加されるべき 210V 前後の電圧がかかっておりませんでした。このためカソード電流がほとんど流れていなかったと解釈しています。分からないのはその影響が FET にまで及ぶのか?です。適正な調整が出来ていないまま(無謀にも)スピーカーをつなぐと、ピー・ギャーと発振します。明日の午後に総チェックをしてみます。
私のわずかな経験ではOPTのパラ:シリ結合の結線を間違えたときFETを壊しました。但し、終段カソード電圧は調整できたのですが、うまく音が出ませんでした。反対側は問題なかったので交換したら直りました。接合型のFETはドレインとソースを間違えてもそれなりに動いていた記憶があります。終段Ecgのシャーシ間電圧を測りそれがEkより−6Vぐらい低ければ問題ないと思いますよ。ではまた・・・
さきほど総点検しました(つもりなんですが)。半田付けが少しでも怪しいと思われる部分は付け直し、生きてるか死んでるか分らない FET (2SK30A) を2個新品に付け替えて、電源オン!共通プレート(っていうんでしょうか?)には 250V 前後、スクリーングリッドもほぼ同じ。FET のドレイン電圧は 0.5V 前後(対アース)?ソースに接続してある半固定抵抗 (5kΩ,B) を動かすと、ちゃんとソース電圧は変化します。ヒーターには2本とも 13V 強の交流電圧が掛っています(電源トランスの一次側を 110V に接続したため、やや低めです)。し、しかーし・・5極部のカソード電圧(対アース)は前回はちゃんと可変抵抗で 38V に調整できたのに、今度は 12〜14V くらいにしか調整できません。5極部のグリッド-カソード間はやはりマイナス電圧になりません。キット製品ですので、FET のドレイン・ソースを間違える(実態配線図あり)ことはないと思うのですが。回路図をアップしたいと思うのですが、ソフトを持ち合わせません。冗長になりますが言葉で説明します。アンプ部:入力は 250kΩ の VR を経て 1kΩ で FET のゲートへ。VR 不良時のため 1MΩ で接地。ソースからは 5kΩ 半固定抵抗で接地。ドレインは 14GW8 3極部のグリッドへ。そこから 10kΩ の抵抗を経て 3極部のカソードを接続したのち、2.2kΩ の抵抗(発振予防?)を経て 5極部グリッドへ。5極部のカソードは 2kΩ 抵抗と 47μF コンデンサを並列して接地。3極部、5極部のプレートは直結で、OPT を経た B 電源に。電源部:AC 200V をブリッジ整流し、47μF、390Ω、47μF、390Ω、47μF、ここからダイオードを1本かませて OPT へ。さらに 1.8kΩ、47μF を経てダイオード1本経由でスリーングリッドへ。ヒーターは 14V の交流点火(並列)です。ごく普通の回路だと思うのですが、熱くなりましたので、今夜はアルコールを抜いて、少しクールダウンしてからまた夜挑戦してみます。
クールダウンしてから測定しなおしたところ、少し勘違いをしていました。終段のカソード電圧(対アース)は 12V〜14V で相変わらず低いですが、グリッド電圧(対アース)は 3V 前後でしたので、対カソードでは約 -10V となります。また、FET のドレイン、ソースの電圧はいずれも約 0.5V でした。ソース電圧は半固定抵抗で変わりますが。終段カソード電圧が低いということは、カソード電流が規定どおりに流れていないということですよね。これは -6V であるべきグリッドに -10V のバイアスが掛かっているから?それを半固定抵抗器で調節する仕様になっているのに、うまくいっていないということでしょうか。ヒーター電圧がやや低くて、エミッションが十分に得られていないということはないと思うのですが・・
交換したFETはYランクでしょうか?GRとかBLだとIDSSが大きすぎて所定の電流値・・0.5mAとか1mA以下・・が得られない事があります。FETへ電流が流れすぎて終段の1グリッド電圧が下がりすぎちゃう場合があります。三極部の過カソード抵抗は何キロでしょうか?帰還量とか変わってしまいますが、ここを例えば8.2K→4.7Kとかに変えてみるとうまく行くときがありました。それにしても終段のカソード抵抗が2Kはちょっと大きいですね・・Ek38VだとIkが19mAしか流さないのかな・・これで40mA流すとEk80Vになって初段のFETがかわいそう・・というかもたない・・ですね・・私は計算が楽なんで1Kにしてます。Cも47μFでは小さすぎませんかね・・ここは耐圧の問題もあるのですが200μF以上あった方が良いのでは・・この状態で音は出ませんか?球はとりあえずOKとして、FETのソース電圧が5V近くじゃありませんか・・そうすると3極部のカソード抵抗両端の電圧値で初段に流れてる電流値が計算できますからはっきり判るとおもいます。・・ではまた・・
高橋様、アドバイス有難うございます。FET はランク不明ですので、最初のものに戻してみます。3極部のカソード抵抗は 10kΩ です。5極部のカソード抵抗は 2kΩ/2W で、仰るとおり 19mA 流す設計なのだと思います。パスコンの容量は何を基準に決めるのかが分かっていません。通過信号の高域に与える影響?初段カソード抵抗の両端電圧は測定してみます。痛い目に遭いながらも、回路の理解が少し進んだような気がします(気のせいかも知れませんが)。また報告したいと思います。
まるぼうずさんのBlog発見しました!ついでにこのキットは・・http://park21.wakwak.com/~eyp/jk1eyp/amp/PCL86main/PCL86KITS3kai/PCL86KITS3kai.htmの奴ですね!<違ったらごめんなさい!!ピーギャーですが、SP端子からFETのソースに還してる帰還を外せば止まるかもしれませんね!もしくは極性をかえれば良いかもしれませんね。・・・それにしても穴あけまでやるキットははじめてみました。この記事にもありますが、FETの下の半固定VRは今時探しても中々無いですね。ここのパーツは良いの使わないと球を痛めるから・・それにラグ盤よりな小さな基板に組むか、小ぶりのVR・・秋月の@50円でも良いですし・・でしっかり固定した方が良いと思いますよ!過去にガリって怖い思いをした事があります。発振が止まれば音出るんじゃないですか?・・・ではまた!!
横から失礼します。> FET のドレイン、ソースの電圧はいずれも約 0.5V FETがもっと電流よこせ、と言ってます。Idssの少ないほうが良いです。> 3極部のカソード抵抗は 10kΩ高橋さんのコメントにあるとおり、抵抗値を減らしてみて下さい。FETのIdssの測り方デジタルマルチメータと006P電池と抵抗1KΩを用意します。FETへの接続はICクリップがあると便利です。2SK30AのYランクだと1mA前後ですが、GR・BLランクだともっと多いです。 +-電流計-+ | | D R=1K+-G + | | S 006p 9V| | - |+-+--------+あと2SK30Aは対称性が良いので、ソースとドレインを入れ替えても問題ありません。
+-電流計-+ | | D R=1K+-G + | | S 006p 9V| | - |+-+--------+
粕谷様、高橋様、ご面倒をおかけします・・しかもブログをご覧になりましたか・・穴があったら入りたい・・実はこのキットは「超3結への改造キット」ではなく、最初から「PCL86 超3結キット」なのです。八ヶ岳クラブ?が出している「球ちゃんZ」といいます。定数は高橋様のお示しになったものとほぼ同じですが、オールオーバーの NFB は掛けていません。また、電源部はチョークコイルは使用せず、π型の CR です。やはり回路図がないことには話にならないだろうということで、ペイントソフトを使って書いてみました。これをアップするには・・タグを使うのですか?うーむ、やったことがない。やってみなきゃいつまでも分からない。でも、ハナから分からないことは出来ないと・・私のブログ(ふわふわバンド生活)に貼り付けてみます。お手数ですがご覧になってくださいませ。
このアンプをピーギャー言わせるには入力〜FETゲートと、SP端子がショートしているとかないと出来ないのですが、そんなことは無いですか?というか、他に思いつかないです。
これによると・・三極部のEp約200VだとIp1mA以下はEg−2.5Vから-1.8Vぐらいなんですね。Rk10Kだと0.25〜0.18mA・・ちょっと大きすぎないかな・・ああμが100もあるんですね。4.7Kだと0.5mAぐらいで収まりそうですね・・それと回路図見て気が付いたのですが、もしお手持ちで10μF程度のケミコン・・耐圧は10V以下でOK・・があったら、FETのソース・アース間に入れてみてください。帰還がかからなくて歪率は上がりますが、調整は一発で決まります。音が出てから外しても良いと思いますよ。・・あと、粕谷@江東区さんのおっしゃるとおり、ピーギャーはそれしかないと思うのですが・・ではまた
粕谷様、高橋様、アドバイス有難うございます。ランク不明の FET はさっそく情熱本を読んだ時に作った半導体検査器?で検査してみました(実はトランジスタ、FET を測定したのは初めてでした)。粕谷様の仰るように Idds が 4〜5mA もありました。キットについてきた FET は 0.50mA、0.52mA と揃っており、これに換装。終段のカソード電圧は 38V に、グリッド電圧は約 32V と規定どおりになりました。しかーし・・発振は止まりません。入力に何もつながずにスイッチオンすると、盛大なハムが出ます。iPod をつなぐとピー・ギャーです。RCA 入力から VR までの間、VR から FET のゲートまではシールド線を使い、バネ式のスピーカー端子はシャーシと接触しないように熱収縮チューブを被せたのですが・・。実装技術の稚拙さがあからさまになった、ということでしょう。あと一歩だと思います。2万円弱でここまで楽しめれば安いものだ、ということで。外観とハラワタはブログにアップしました。
思いつくままに確認項目を挙げてみると、・シールド線の芯線が信号側へ、外側がGNDに接続されているか?・GND同士が全て結線されているか?・シャーシと回路のGNDが導通しているか?・入力VRの接続は正しいか?・ラグを固定するネジ部でショートはないか?・入力プラグの中心側がシャーシとショートしていないか?・フタを閉めたときに配線がショートしないか?オープンにならないか?・GNDにループはないか?・配線の被服が溶けてショートしていないか?・配線にヒゲが出てショートしていないか?コレ↓の写真と見比べて、アレッ?ってことはないですか?http://members2.jcom.home.ne.jp/fuwarifuwari/tama.html
入力部のVR250Kはちと今時では高すぎないかな・・実装で苦労しそうですね。6CL6のSTCV1のときに、購入した2連50KBの左右誤差が酷くて250KAに変更しました。<昔買ってたちょっと高い奴かな?・・誤差は気にならない程度でしたが、しっかりシールド線使ったり、初段・・このときは球で、シールドしてみたり・・それ以来2連は使わない、せいぜい50KA・・普通は10KAでしのいでます。>入力に何もつながずにスイッチオンすると・・ということは繋いでると普通に鳴るんですよね!・・もう完成したも同然ですね!おめでとうございます!あとはお好みでブラシュアップしてください。 粕谷@江東区様:私もこの記事みてびっくりしました。こういうキットがあるんですね!半固定VRなんか今時はジャンク屋でも見つからないですよね。・・これは換えたほうが精神衛生的に良いと思うけど・・・
あっと驚く製作記事!それにしても美しい実装です。写真も超うまい!これって接写レンズでも使わないと無理ですよね。ピンボケ、手振れ皆無。電子工作をする人にはどういうわけかカメラ趣味の人が多いような・・・さてご指摘のチェック項目です。・シールド線の芯線が信号側へ、外側がGNDに接続されているか?● はい、そうなっています。但し、製作記事とは RCA 入力部のアース処理が違います。RCA マイナス側は錫メッキ線でつなぎ、そこからアース線をシールドとは別個に2本のシールドと絡ませながら VR まで引き、このアース線のみを VR のアース端子につないでいます。即ち、シールドの外皮は RCA マイナス端子にはつながっているが、VR にはつながっていません。VR のアース端子からアンプ部のアース母線につなぎました。・GND同士が全て結線されているか?● はい、一応テスターですべてチェックしたつもりです。・シャーシと回路のGNDが導通しているか?● アンプ部近くのシャーシに卵ラグを使い、一点アースしてあります。・入力VRの接続は正しいか?● 正しいつもりなのですが、太すぎるシールド線を使って細かい作業でしたので、今夜見直してみます。・ラグを固定するネジ部でショートはないか?● 立ラグは使っておらず、すべて平ラグですので、ショートはないと思います(以前、立ラグでショートしたことはありますが)。・入力プラグの中心側がシャーシとショートしていないか?● これは昨夜点検し、ショートはありませんでした。・フタを閉めたときに配線がショートしないか?オープンにならないか?● ブログの写真(出来が悪い)のように、まだ裏蓋を閉めていません。・GNDにループはないか?● えーと、ハムの原因ということですよね。入力部を前記のような改変をしていますので、もう一度よーく見てみます。・配線の被服が溶けてショートしていないか?・配線にヒゲが出てショートしていないか?● これは昨夜点検し、ないようでした。高橋様:入力に iPod をつなぐと、ピー・ギャーの発振音のみで、音楽は悲しいかな、全く聞こえないのでした。>半固定VRなんか今時はジャンク屋でも見つからないですよね。そうなんですか。これ、回す時にキュルキュルとえらく感じが悪いです。でも調整は出来ました。製作記事のような高信頼のものに換装したほうが良さそうですね。というか、まずはちゃんと音を出せ、っていう話なんですが。
うーむ、特に問題ないようですね。FETのゲートを直接GNDにつないでみて、ぶーんとかぎゃーぴーがおさまるかどうかで原因の切り分けができると思います。
Ipod繋いで全く音楽っぽく聴こえませんか?ピーギャーでも・・それとVR絞るとピーギャー止まりませんか?音に変化はありませんか?オーバーオールのNFBが正相だと立ち上がりと同時にピーとかなりますが、無いという事なので・・・ちょっと気になるのですが、FETのゲートのラインは1Mのリーク抵抗・パラ止めの1K(かな?)を経てVRの真ん中へ繋がってますよね?VRのアース側は本体のアースラインと繋がり、ホット側はRCAの真ん中へ行ってますよね?・・ゲートをテスター棒で突っついてもガリガリとか鳴りませんか?・・・でももう少しですね!がんばりましょう!
ちょっと断線、じゃなかった脱線しますm(_ _)m半固定VRの摺動子が直接外気に触れるタイプを使うと、数年後には接触不良になりそうです。特にタバコを吸う方など。中点がオープンになると抵抗値が最大になり、FETに耐圧以上がかかって壊れるかもしれません。5KΩで耐圧以上にならない設計、ツェナーを入れて保護するとかしておいたほうが後々のクレームにならないような気がします。あとこのアンプの高域特性はたかがしれてますから、数10cmのシールド線に低容量タイプを使っても大して変わらないと思います。細くて配線しやすいシールド線のほうが見栄え良く、ラクにできるのではないでしょうか。
粕谷様、高橋様長い間にわたり大変お騒がせしました。先ほど、自信のなかった VR 周りの配線を確認したら・・・な、何と VR から FET ゲートに向うシールドの外皮を VR にアースしていませんでしたぁ。生半可な知識で「シールド線のシールドは片一方だけアースする」なんて思いこんでいたんですね。ついでに太すぎて配線しづらい、RCA〜VR を単線にしました。10cm もあるかないかですし。これにて、無事音出しに漕ぎつけました。うーむ、これが超三結の音か・・ハムは全くと言っていいほどありません。まだメインススピーカーにはつないでいないのですが、確かにシングルとは思えない低域のような気がします。これからエージングが進んでどうなるか、楽しみです。超初心者を見捨てもせずに、適切なアドバイスを長期間頂き、本当に有難うございました。
案外そんな事だと思ってました。良くあるパターンです。さて、聞き比べ→ブラシアップ→改造→聴き比べ・・の繰り返しになると思います。ところで、私も数年ぶりにまるぼうずさんに触発され超三作っちゃいました。というより、2年ぐらい前に計画頓挫していたやつ・・制作意欲損失してそのまんまだった奴を復活させました。後で写真載せますね。先ずはおめでとうございます。
自力で解決ということで、自信をつけられたことと思います。普通だったら放り出すか、販売元へ修理に出すかするでしょう。VRのGND側はアースにつながっていたんですよね。VR〜FETのシールドが浮いた金属となりハムが乗ったのでしょう。FETゲートには発振止めの1KΩが接続されていますが、今回はそれだけではダメだったということになるんですね。
お騒がせしております。m(_ _)m特性改善のため利得を増やそうとして、結局バイポーラトランジスタを初段に使用した回路へ改造してしまいました。ベースのバイアスは、出力管カソードからCRDを使って供給しています。この方式の欠点は、帰還管が動作状態になり出力管が動作するまでに、トランジスタのベースにバイアスがかからずコレクタに高電圧が印加されてしまうことです。だからツェナーを入れて保護しています。バイアスを+Bから分圧したり、電池と抵抗で電圧供給すればツェナーは不要です。特性と回路図はそのうち公開します。「超3極管接続Ver.1 6BM8 シングル ステレオパワーアンプ U」は出力管カソードと+Bがコンデンサで接続されています。電源ON時にカソードに電圧が発生し、仮にCRDへ耐圧を超える電圧がかかった場合CRDが壊れます。実際にはカソード抵抗があるので耐圧を超えることは無いと思われますが、注意する必要があります。
EL32超3シングルアンプの特性と回路図を下記にアップしました。興味のある方はご覧になって下さい。http://briefcase.yahoo.co.jp/bc/onnyo01/lst?&.dir=/c35d&.src=bc&.view=l見づらい時は、表示→ズーム→倍率100%へ。初段Bip-Trに2SC2240BLを使用しています。FETに比べて歪率特性は格段に良くなっています。なお、出力段信号小ループ化は行っておりません。
粕谷さん、スレッド見せてもらっています。私もFETの代わりに2SC2240を使って歪みを減らした人間ですので、嬉しいです。超三結アンプの良い点はシングルアンプで小さなトランスを使っても超低インピーダンス駆動ゆえに、シングルらしからぬ低域を実現している点だと思っています。もちろん磁気飽和してしまえばアウトですが、実際の低音はそんなに大出力ではありませんので。FETの音(歪み)は音楽にメリハリを与えるようで、ちょっと聴きには良いのですが、長く聴いていると疲れるような気がしてます。ただバイポーラトランジスタを使う場合、DCカットのための入力コンデンサーの質が悪いと音が死んでしまうように思いました。ちょっと高級品をおごってみたらいかがでしょうか?
坂川さん、コメントありがとうございます。FETでも1mA位流せば歪率は良くなるように思いますが、、、Trの入力コンデンサはとりあえずパナソニックのポリプロピレン50V/0.1μFというのを使っていますが、どんなのがオススメでしょう?耐圧は10Vあれば良いのですが、形状が小さいのでないと入りません。
粕谷さん、スペースが小さいと無理かもしれませんが、私はASCの白い耐圧ん百V(!)0.47μFが良い結果でした。でも、ちょっと大きすぎますね・・・きっと。はじめはメーカーを覚えていませんが黄色のちいさなフィルムコンデンサでしたが、音がつまらなくなってしまい、あわてました。小さなサブ回路からASCがはみ出しております。
坂川さんありがとうございます。ASCは個人使用不良ゼロの実績を買ってよく使用しております。他にもいろんなブランドがあるようですので、並列接続してブレンドしてみましょう。超3アンプで満足できれば、と思ったのですが、古典直熱三極管の放つオーラには敵わないようです。
桜屋電機店でWIMAとEROを買ってきて、DCカットコンデンサを換えてみました。いま、それぞれをパラ接続していますが、なんとなく音の出方が自然になったような気がします。でも、元の音がどんなだったか忘れてしまいました(笑)
早速いろいろ試されているようですね。気にならなければそれが一番かもしれませんね。ところで古典三極管の音色と比べると、超三の音は、かなり直接音的に聞こえるように思っています。ですから、映画の再生で、たとえばドアの閉まる時の音とかは、他のあんぷよりリアルに聞こえますので、我が家のホーム・シアター用には重宝してます。古典アンプは、いわば『本物以上に艶やかな響き』の再生に向いているのではないか・・・とすら思っている次第です。
坂川さんこんにちは。> 超三の音は、かなり直接音的に聞こえるように思っています。はい、時々妙にリアルに聞こえる時があります。でも、元々奥行きのある音が、SPの間に並んで聞こえてしまいます。さらに、にぎやかに聞こえます。きっと原因があるのでしょうが、わかりません。
粕谷さん、スレッドを読んでいて『さらに、にぎやかに聞こえます。きっと原因があるのでしょうが、わかりません・・・と 』とありましたので、蛇足かもしれませんがひとこと。私も、本来の音にまつわり付く「余分な音」がトランス交換、電源コンデンサ増量etcで色々試みたのですが直らず、そこで、寄生発振を疑い、皆さんの記事を参考にして出力段のコントロール・グリッドとスクリーン・グリッドに発振防止の抵抗を付与し、やっと「余分な音の排除」に成功し、完成に漕ぎ付けたことがありました。超3V1アンプは超高NFのため、このあたりは音質に大きな影響が出易いようです。ただでさえ狭いところに抵抗を押し込むので大変ですが、おやりになる価値はあるとおもいます。
坂川さんこんにちは。コメントありがとうございます。どうも私の書き方が悪かったようですみません。私の超3は、音量が低いなと思ってボリュームを上げると、今度は別の曲で音量が大きすぎに感じたりします。部屋を出て聴いてみるとやっぱり音が大きいです。というわけで、付帯音というよりは音量が上がって聞こえるんです。10KHzの矩形波をオシロで観察してみたこともありますが、何というか崩れた波形でもちろんリンギングはありません。波形を観察する限りにおいては、発振の兆候はありませんでした。発振止めの抵抗は、機会を見てつけてみます。変わるようだったら、特性の変化が起こっていることになります。
うーだ@茨城さん、こんにちは。ぶんぶんは、2階にいた妻が、低音がぶんぶん響いてくると言っていたのでそのまま書きましたが、決してブーミーというわけではありません。誤解を招くような言葉を使ってしまい、申し訳ありません。いま超三アンプで音楽を聴きながら書いていますが十分「良い」音がしています。これで歪率を測ったら印象が悪くなるかもしれません。たまにブツッというノイズが入る位で、その他はチューニング不要な感じです。2SK30AはYランクを使用しています。Idssを測って揃った2本を使いました。gmはわかりません。ミリバルで利得をチェックしようと思いますが面倒で、、、OPT2次から初段へのNFBは超三の特徴を失うのですか。総合利得がちょっと大きいのでFETソースのコンデンサを取ってみます。スピーカの形式は何でしょうね?2.5ウェイって書いてあります。ドロンコーンみたいに見えます。SPENDORのS5eという機種です。
返信したつもりがまた新しいスレッドに、、、
粕谷@江東区さん こんにちは(1) 低音:もし以前よりも二階に響いているなら、まさに実力発揮ですね。(2) 歪率:シングル・アンプ固有の二次歪です。 Olson によれば人の声(6%)、音楽(4%) が検知限界です。 ピーク時を除き 1% 程度で音楽用には一応合格です。 さらに P-S NFB を追加して完成。 それ以上深しても効果は?。(3) ノイズ:外来ノイズなら心配ないですが。(4) 2次経由:遅延した信号の再入力が本質的問題、さらにコピー製作では同じものが必須で無難とか。 無帰還アンプでは歪みを残してもこの問題を回避しています。 超三結アンプでは OPT はインピ変換が目的、二次側から一次側にもどる雑音歪みは局所 NFB が抑制しています。 OPT の選択自由度が高く、再現性確保にもプラス、これも超三結アンプの特徴です。 ただし容量の確保は必要です。 (5) ゲイン調整:帰還管変更も有効だけど低音↓かも。 Cを取ると低音↓かもしれません。(6) ドロンコーン:半分〜全部塞ぐなどの低音調整ができそうです。(7) 出力:P-G NFB にて若干ミスマッチ、1kHz 等の名目インピでは最大出力↓、0.5W は正常の可能性大です。
うーだ@茨城さんこんにちは。ちょこっと改造してみました。OPTの1次インピーダンスを3.5K→7Kへ、出力段定電流回路の電流を20mA→30mAへ増やしています。回路図は↓の「回路図」からEL32_STC2.jpgです。http://briefcase.yahoo.co.jp/bc/onnyo01/lst?.dir=/&.src=bc&.done=http%3a//briefcase.yahoo.co.jp/&.view=lこの改造で出力は0.5Wから1.5Wに増加、DFは2.2から4.5に上がりました。また、クロストーク、周波数特性、歪率特性を測っています。「EL32諸特性」からEL32Single_f_crosstalk_distortion.xlsです。歪率は直線的に増加しています。歪率の0.1Wで2%は改良の余地有りです。FETソース側のコンデンサを取ったら利得が下がりすぎたので、P-S NFBを試してみる予定です。ノイズは、前回から出なくなったので原因不明ですが直りました。カップリングをショートして直結にすると、出力管のカソード電圧が上昇、定電流回路の消費電力が大きくなるので、音質改善の余地がある以外はそのままのほうが良いようです。
粕谷@江東区さん こんにちは さらに完成度が上がりつつありますね。(1) 終段動作点: コメントを忘れていました。 →7K、→30mA にて標準的な動作、DF も予想範囲ですね。(2) 歪率: FET 初段の動作点には調整余地がありそうです。 当然、帰還管の Rk も関係しますね。 P-S NFB の追加にて更に改善されましょう。 P-S 間の R 値も調整余地があり、DC カットの Cc を入れるのが標準、入れないと・・・。(3) 直結: 初段にパラの G-leak R が取り除かれて、初段〜帰還管の NFB 信号分圧が変り、NFB 量および DF が若干↑しゲインは僅かに↓でしょうか、しかし終段は Ep/Esg↓で出力↓で大差ないか。 C/R 結合なら種々の出力管を挿し換えたりして楽しめますが・・・直結は少しシンドイです。 私の HP 例では手軽さと再現性を重視して、P-K NFB の Cc も省略、調整箇所は動作点一ケ所に単純化しましたが・・・。
うーだ@茨城さんこんにちは。試しにP-S NFBかけてみました。> DC カットの Cc を入れるのが標準、入れないと・・・手持ちの220KΩでやってみましたが、ドレイン電圧が20V→36Vになりました。これでNFBは2dBです。試してみただけで、歪率測定や試聴はやっておりません。直結での出力管の挿し換えは、カソードに定電流回路が入っているので問題ありません。カソード電圧が上下するだけです。これがカソード定電流の良いところです。フォルクローレを聴いていますと、ボンボ(太鼓)やギターの音が心地よく響きます。ギターはベースラインを受け持つことが多いので、これが聴き取れないとつまらないんです。しかも音階がちゃんと出ますから素晴らしいです。
粕谷@江東区さん こんにちは(1) 20V→36V 100Ω/220kΩ * 240V 〜初段バイアスが約 0.1V+ での変動とは、動作点が結構微妙ですね。 ソースRの調整にも、220kΩ↓調整にも P-S NFB の DC カットC挿入が確実です。 (なお、拙 HP 回路では簡素化しています。)(2) 定電流回路 直結のまま前段調整ができ、同一球、類似球の挿し換えに便利ですね。 また他の主力管への挿し換えに際しては Ik 値を調整する訳ですね。(3) ベースラインの音程 がハッキリしないと不満、私も若い頃ウッドベースを若干・・・同感です。
P-S NFBをかけて諸特性を測ってみました。利得は24.9dB→22.9dB、DFは4.5→4.8になりました。回路図と諸特性のExcelを下にアップしてあります。http://briefcase.yahoo.co.jp/bc/onnyo01/lst?.dir=/&.src=bc&.done=http%3a//briefcase.yahoo.co.jp/&.view=lの「回路図」からEL32_STC3.jpg、「EL32諸特性」からEL32Single_f_crosstalk_distortion.xlsです。周波数特性と歪率はわずかに向上(NFB 2dBですから)、クロストークは高域で悪化しました。2SK30Aの歪みが支配的で、もっとgmの高いもので電流帰還をかけるか、DCカットしたP-S NFBをかけないと歪率の向上は無理そうです。でも、聴いて差がないんだったら許したら、という気持ちもあります。しばらくこのままで音楽を楽しむとしますか。。。
粕谷@江東区さん こんにちは残すは(1) K30A の Rs を動かして最歪みの動作点を探り (2) P-S NFB の Rを減らして様子を見て(3) さらには 12AX7/2 の Rk を揺さぶって (1)(2) ですか・・・それでどうなるか、FET で追い込んだ経験のない私はオテアゲです。しかし、音楽を楽しむには現状にてOKですね。
うーだ@茨城さんこんにちは。試しにOPT2次側からオールオーバーNFBをかけてみました。周波数特性、1KHzの歪率は向上しますが、100Hz・10KHzの歪率は殆ど変わらないです。音も普通になりつまらなくなりました。いろいろいじった感じでは、小手先の性能向上などやらずに素のままのほうが音楽をより楽しく聴けるようです。
うーだ@茨城さん、詳しいコメントありがとうございます。初段をFETに、12AU7の片セクションを使って帰還管にするのは現実的な落としどころと思います。帰還管には高μのほうが良いでしょうか?手軽に超三を試すのが目的ですので、+Bはそのままでいこうと思います。私にはP-G帰還と超三の区別がよくわかりません。ロードラインの引き方も特殊でゲインの計算もわからない状態なのですが、現物フィッティングでやろうかと思っています。
ありゃ?新しいスレッドになってしまいました。すみません。
粕谷@江東区さん こんにちは。 核心を突いたご質問にはドキッです。 1.帰還管のμ ローμでは NFB が効き過ぎて、スピーカによっては低音が失われる場合があり 12AT7/X7/Y7 など選択余地があります。 全体のゲインは若干変ります。 V1 回路の場合、ローμ帰還管ではカソード抵抗を大きくしてバイアスを深くしないと直流電圧配分〜終段のバイアス調整がしにくい場合があります。2.P-G 帰還と超三の区別 超三結、類似回路、および準超三結ともに本質的には P-G NFB 回路です。 ただし局所 NFB 回路に応用される、伝統的な終段プレートから高い抵抗にて自らのグリッドに浅い P-G NFB を掛ける、所謂「ラーメン帰還」とは、動作目的が異なります。 いずれも深い NFB により見掛け上の終段管μが圧縮され、一方では Gm は残ります。 超三結 V1 回路では出力管の内部抵抗が下がり Eb-Ib 特性が立ったので、上條さんは「超三結」と命名されたのではと思われます。 三極出力管でも同様に内部抵抗が下がります。(1) V1 回路 初段〜帰還管のセットが NFB 信号の電圧配分素子としても動作します。 定電流的動作の初段インピーダンスが帰還管より遥かに高いので、フル振幅に近い NFB 信号電圧が終段に課せられ、また初段にも掛かります。 なお、V1 回路のロードライン〜ゲインは上條さんの原典をご参照ください。 (2) 類似回路 P-G NFB 連動の(双)三極管 SRPP ドライブでは動作点設定が初段 =:= 帰還管と仮定して、終段に課せられる P-G NFB 信号電圧は V1 回路の半分ですが、V1 回路類似の効果が認められます。(3) 準超三結回路 直列機能構成の V1 回路および類似回路とは異なり、並列機能構成にて分業します。 専用動作の P-G NFB 連動カソフォロ・ドライブ段は帰還管です。 初段の電圧増幅にて十分な振幅を得る必要があります。 初段には別途に P-K NFB を加えて V1 回路に近付けます。 V1 回路類似の効果が認められます。
うーだ@茨城さん、度々のコメントどうもありがとうございます!上條さんの原典を見てみましたが、私のレベルでは理解困難です。出力管と帰還管で1つの管とみなし、中はブラックボックスとして3定数を使用するしかなさそうです。帰還管は12AX7の片セクションで構成しようと思います。片方使わないのは仕方ないですが。類似回路は発展系として、まずはV1で設計してみます。初段2SK30Aでロードラインを引くには負荷抵抗が必要ですが、直結の場合はどうすれば良いのでしょう?まずはそこからですね。
粕谷@江東区さん こんにちは。V1 回路構成にて終段出力管の G1 はマイナス・バイアスに設定して動作するから、無限大〜影響なしと考えて初段〜帰還管のみの構成と割り切ってよいでしょう。 ということで直流的には帰還管の動作点における抵抗値が、信号的には帰還管の内部インピーダンスが、初段 2SK30A の負荷であるとしてよさそうですね。実は私も最初の二年間は理解できず動作原理が説明不能で七転八倒しました。 V1 回路がバリエーションのもっとも奥に位置し、試行錯誤した準超三結/類似回路はむしろ判りやすい「入り口・手戻り系」だったのです。ある日、入力トランスを使う「NFB 併用の倒立μフォロワ回路」=動作原理回路に戻って一気に理解が進みました。
うーだ@茨城さんこんにちは。超三アンプに改造した回路図を書いてみました。http://briefcase.yahoo.co.jp/bc/onnyo01/lst?&.dir=/f50e&.src=bc&.view=lの中のEL32_STC.jpg5極管接続にしましたが定電流回路は残してあります。帰還管と出力管はあえて直結にしておりません。2SK30Aの保護用にZDが入っています。RD43Fは手持ちの余りです。出力は1Wもあれば十分なので、出力管のカソード電流は20mAです。こんな感じでいかがでしょう?
粕谷@江東区さん こんにちは。 若干の手直しで OK です。 下記につごき配慮ください。 (1) C/R 結合としても問題ありません。 ただし終段のグリッドリークが初段の内部インピーダンスと並列となるため、NFB 信号配分が変り、それに従い音質も変ります。 帰還管の選択にて調整が可能ですが、ゲインに影響します。私の EL34 V1 による 8Ω負荷 on/off 法にての出力抵抗/ダンピング・ファクタ (DF) 計測例では、直結+12AX7/2 (1.6Ω/5)、C/R結合+12AU7/2 (1.6Ω/5) でした。(2) K30A ソース回路の自己バイアス VR はバラツキ調整のためにも正解です。 下の 100Ωは P-K NFB (いや P-S NFB か) の用意?。 取り敢えずショート。(3) K30A のドレーン回路の終段保護用 ZD は C/R 結合なので影響せず不要ですが(直結の準備かな?)入れたままで問題ありません。(4) 動作試験した際に不安定状態があれば、終段の G/P 回路の発振止め、出力二次側のスナッバー回路 (0.05uF+22Ωとか) 等をご検討ください。(5) これは重要・・・OPT の一次電源側のパスコンが抜けています、適宜の C でグランドしましょう。(6) AC 電源の両切り SW はグーです。 MJ 黒川氏の回路図例ではフューズはスイッチの内側(アンプ側)に入れてありました。
うーだ@茨城さん、こんにちは。回路図チェックどうもありがとうございます。今日はお寺大会ですね。手直しした回路図をアップしました。http://briefcase.yahoo.co.jp/bc/onnyo01/lst?&.dir=/f50e&.src=bc&.view=lの中のEL32_STC1.jpg変更したのはパスコンの追加とNFB抵抗のショートです。NFBは現在の回路がOPT2次側からかけているので、試しにやったらどうか、ということで抵抗を仕込んであります。専らゲイン過剰な時の調整用です。CR結合としているのは、電源ON/OFF時の挙動がよくわからないからでもあります。カップリングC両端の電圧をそろえてショートすれば直結になります。その時は、グリッドリークはとりあえずつなぎっぱなしです。スナバや出力管プレートの抵抗は、発振の兆候が見えたら追加します。+Bのパスコンは、ショートループ化とTrリプルフィルタ化で削除したのですが、元に戻すのを忘れていました。電源SWの両切りは、何かトラブルが発生したときにOFFすればAC1次側から切り離されるので採用しています。ヒューズはSWにトラブルが発生した時に切れるようにACコンセント側に入れてあるんです。
今年もよろしくお願いします。 さて、変更後の回路図を拝見しました。たしかに直結では ON/OFF 時の挙動が気になりますね。 そこでご参考までに、終段カソードに「初段動作電圧相当の嵩上げ電圧」+「自己バイアス電圧発生」用の抵抗を挿入し、真空管初段の場合には終段カソード電圧を初段 SG に供給した、超三結 V1 直結回路にて、電源を ON/OFF した場合の挙動について概要を述べます。● 電源 ON 時各段のヒーターウォームアップ・タイム (Thw) が関係します。 Tr/FET 初段の場合は、真空管初段の予熱済み状態と同等と看做します。(1) 初段が真空管にて Thw が帰還管より長い場合・帰還段が先行してウォームアップして、まだ高い直流抵抗のままの初段プレートが、一時的に所定の電圧を超える状態になり得ます。 ・この場合、保護用 ZD の装備があれば動作し、更に動作表示 LED の装備があれば点灯します。・終段が立ち上がって初段管に SG 電圧が供給されると初段の直流抵抗が落ちて正常状態に入ります。・一時的点灯は電源 ON 時の保護表示 ZD/LED の始業点検に利用できます。 ・一般に終段管の Thw は長く、短時間の G1 プラス状態が起きうるも、高抵抗を示す帰還段が直列に挿入されてグリッド電流は抑制されます。(2) Tr/FET 初段の場合・帰還段のウォームアップにて、徐々に直流抵抗が減少して正常な電圧配分に至り、保護表示 LED の一時点灯は起きません。・上記 (1) 同様に一般に終段の Thw が長く、短時間の G1 プラス状態が起きうるも、高抵抗を示す帰還段が直列に挿入されてグリッド電流は抑制されます。● 電源 OFF 時・各段のヒーター余熱および放電中の残り B電源電圧により動作を続けながらバランスが保たれ、ゲイン・音質が徐々に低下しながら 50V 程度にて停止します。・Tr/FET 初段では帰還段のヒーターのみが OFF と同義、真空管初段よりも速やかに、終段グリッド配分電圧が低下して停止します。・OFF 時にも電圧バランスが保たれる特性にて、超三結 V1 回路では B電源電圧が若干不足であっても実用動作が可能、再現性の高さにも寄与しています。
謹賀新年うーだ@茨城さん、電源ON/OFF時の挙動解説どうもありがとうございます。OPT2次側にミリボルつないで確認しようと思っています。さきほど超三アンプへの改造が完了したところです。まだ電源は入れておりません。明日配線チェックして動くかどうか確かめます。
超三アンプ改造完了しました。電源ONして初段ドレイン電圧を測ったら43.1Vあるのでびっくりしました。VRを逆方向に回していました。ツェナーのおかげでFETは無事でした。音色の変化はあまり感じませんが、低音がぶんぶん響きます。無帰還状態ですが、超三はこういう特徴なのでしょうか。f特 10Hz〜35KHz(-3dB)、利得26.7dB、DF:2.2、残留雑音 Lch:0.22mV, Rch:0.18mV最大出力 0.5W(オシロの波形の歪む前)f特の高域の落ち始めが早いですが、NFBを6dB位かけられそうなので多少改善可能でしょう。低域は無帰還でかなり伸びています。DFはもっと大きいほうが良いかも。電源ON/OFF時のショックノイズは、SP接続した状態ではわかりませんが、ミリボルで見ると15mV位出ているようです。今後NFBかけて歪率特性とってみます。あまり諸特性は気にしないほうが良さそうな感じですが。
粕谷@江東区さん こんにちわ。 おおむね成功です。 ZD の保護が効いて良かったですね。 LED を追加すると調整にも便利です。 (1) ぶんぶん まず現状にて無帰還ではなく、終段Pに現れた信号電圧を初段と帰還管にて電圧配分して終段Gに戻す、深い P-G NFB がシッカリ掛かっています。 帰還管Pをナマ B電源につな変えるとその差がハッキリ判ります。 P-G NFB 量は終段自体のインピーダンスおよび負荷インピーダンスとの比にて制御されます。 低音「ぶんぶん」は F0 近辺でスピーカのインピーダンスが上がり NFB 量が減り出力が増えているものと推定され、その意味では正しく動作しています。 フルレンジのスピーカでは高音でもインピーダンスが上がって類似状態が起きえます。 使用するスピーカシステムの形式、ネットワーク構成なども関係します。 (ウーファはできれば)密閉型(またはバスレフではダクト調整等)をお勧めします。(2) 低域調整 一般のアンプと同様に初段カソードC、カップリングC、終段カソードC、出力トランスLおよびそのタップ位置、電源出口Cが低域のリスポンスに関係します。 調整は、以下の (3) (4) (5) をクリアーしてからにします。(3) 高域調整 現状にて十分伸びており問題ありません。 さらに伸ばすには、初段Sの 100Ωに終段Pから適宜のRで P-K (P-ソース) NFB する際に 100Ωに適量C並列にてバイパスし高域の NFB 量を抑えます。 なお二次側から初段への NFB 併用および UL 接続などは超三結回路の特徴を失います。(4) DF調整 先日の 12/29 No.730 にてご説明したように C/R 結合では終段グリッド・リークが初段のインピーダンスと並列に接続され、終段Pからの NFB 信号分圧比が減って P-G NFB 量が減ります。 その量は帰還管のμも関係し、μ大では少なく、μ小では大です。 私の EL34 超三結では、直結では帰還管が12AX7 (μ=100) にて DF=5、C/R 結合では 12AU7 (μ=18) にて DF=5 でした。 挿し換えが簡単のようです。 もし初段ドレーン電圧が高くなり過ぎるなら帰還管のカソードR (5kΩ) を大きくして抑えます。 (5) 最大出力〜初段調整 少ないみたいですね。 2SK30A のランクは Y が良いと思いますが、個体差が大きいので十分なドライブ振幅を得ているか要チェックです。 ソースの可変抵抗を加減して出力と音質の兼ね合いポイントを探します。
最近出番のない1626/12A6GTY/EL32/6V6GTシングルアンプを、超三アンプに改造しようと思っています。シャーシの追加工なしで改造するとしたら、どのような回路が良いでしょうか?おすすめのWebページなどありましたら教えて下さい。出力管はEL32か12A6GTYを使用しようと考えております。現在の回路図はこちらにあります。http://briefcase.yahoo.co.jp/bc/onnyo01/lst?.dir=/f50e&.order=&.view=l&.src=bc&.done=http%3a//briefcase.yahoo.co.jp/よろしくお願い致します。
三粕谷@江東区さん こんにちは。 シャーシ改造無しの条件ですが・・・(1) 超三結 V1 回路 初段を FET にするか、初段管をシャーシ内に寝かせれば可能ですが・・・。 初段用の嵩上げ B 電圧として +40V~60V 程度追加したいですが、フルパワーが条件でなければ、そのままでも調整でき実用可です。 なお、初段管〜帰還管を 6U8A/6EA8/6GH8A など一本で構成すると大変に発振しやすく、止めるのが面倒なのでお勧めしません。(2) 準超三結または類似回路 初段管〜帰還管を 12AX7/12AT7 等一本にてカバーするならそのままで楽ですね。 若干ゲインが厳しいかもしれませんが、下記の二通りが考えられます。にたようなものですから比較動作して、どちらかに決められたら如何?。 (2.1) 初段は通常の電圧増幅回路とし、カソード・フォロワに直結、終段に C/R 結合とし、カソード・フォロワのプレートを終段プレートに接続して P-G NFB 回路としながら Bを供給する(自称)「準超三結回路」。 (2.2) SRPP ドライブ C/R 結合とし、SRPP の上のプレートを終段プレートに接続して P-G NFB 回路としながら Bを供給する(自称)超三結「類似」回路。 いずれについても、拙ホームページ http://www2u.biglobe.ne.jp/~hu_amp/index.html をご参照ください。
粕谷@江東区さん、ごめんなさい。超三結の「三」をまぎれこませてしまいました。
とすると、本体側のねじ山をカットされたのでしょうか。
“PCL86アンプ”完成しました!我ながら見事な仕上げです…自画自賛。
ところで、VRはどこですか。まさか、キャップがVRだなんて。そこまでは期待しませんけど。
お見事!!
“PCL86アンプ”リアパネルの製作です。イン・レタで文字入れと保護処理、端子の取り付けを行います。
“PCL86アンプ”出力トランスを固定しました。無事音も出ました。
“PCL86アンプ”トラブル発生しました。狭い缶内へ基板を詰め込む時に、ソケットのピンを折ってしまいました。 Trの不良と思い込み、原因を見つけるのに苦労しました。
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