投稿者: VT
投稿日時: 25/09/10 06:10:59
battutさん、おはようございます。
同一のヒーター巻き線から2本の直熱出力管に電源供給する場合、たとえ出力管ごとにブリッジ整流器を設けてもそもそもヒーター巻き線は1つしかないのですからその対アース電位は出力管ごとに違う値をとることができません。
このために整流後のヒーターの対アース電位も同一となってしまい、各出力管ごとに自己バイアス回路を設けていても出力管ごとに独立して自己バイアス回路が働くことができないという構成になっていたということです。
ヒーター巻き線を分けたことでこの不具合が解消され、正しく自己バイアスが働くようになって安定したということかと思います。