投稿者: 橋田
投稿日時: 24/08/09 14:29:03
菊地様
毎度のことながら、迅速かつ懇切丁寧にご教示賜り、お礼申し上げます。
CGの方がPよりもKに近い反面、圧倒的に表面積は小さいので、同一のプラス電位を与えてもCGにはさほどの電流は流れず、グリッド損失を超えない(ことが多い)ということなのでしょうか?
確かにポジティブグリッド回路が流行った時(そんなに流行ったかは別として)があって、普通の出力間でもグリッド電流流しても大丈夫、みたいな長期的実験やったことはありますが、それとは桁違いの電流が流れるわけで、ひょっとしてCGのプラス接続の場合には、むしろ早々にCGが焼損していて、それで安定的に運用できている、とかはないのでしょうか?(生意気なこと言ってすみません)
もちろん、内部抵抗的には、グリッドがゼロ電位よりもプラスの方が
当然下がるわけで、二極管特性的には望ましいということでしょう。
なお、オープンの場合がよくわからないのですが、Kと同電位の場合と、電位を与えない時とで、電子流がCGのところで物理的に遮られることには変わりないとすれば、ほぼ同じこと(若干、CGも熱せられて熱電子がでないわけではないから、オープンの場合はより内部抵抗が高くなる??)
今考えているのは、大量にある3CB6を8×4本程度使ってのブリッジ整流回路です。シャープカットオフの小出力管の使い道がないので。
ただ、8本パラレルでの使用自体が危ぶまれますが。
以前、何だったかは忘れましたが、真空管の設計で一番難しいのは
二極管だという話を読んだ記憶があります。なので、こういったお気楽な転用は、実はいろんな意味でケシカラン話なのかもしれませんが。
※書き込みがミラーになったり若干システムが安定してないのでしょうか? ご迷惑をおかけしているとすれば、その点についても謝ります。