投稿者: bankstation
投稿日時: 23/11/06 20:23:49
>No.11809「Re[4]: プリアンプのセレクター」で CPU.BACH さんは書きました。
> プリアンプの出力インピーダンスは回路がわかれば検討をつけられると思います。
>On-Off法とおっしゃいますが、Onのときの負荷抵抗はどんな値をお考えでしょうか?
> メインアンプの方は、比較的古い設計のようで、プリアンプに並列に負荷しても問題なさそうに思えます。あとは、プリアンプ側の送り出しのインピーダンス次第ですね。
>
改めてご教示いただきありがとうござきます。
まず、メインアンプ側は、古い設計のため問題がなさそうであるとの事、従って、プリ側のインピーダンス次第とのこと承知しました。
さて、プリについて、回路との事ですが、うまく表現できるかわかりませんが以下に書いてみます。
誠文堂新光社、蘇る真空管オーディオ・アンプという本の「高性能な内容4球プリ・アンプの製作」清水源一氏の記事にある回路を元にしています。12AX7を4本使います。三系統の入力で、その一つは、RIAAフォノイコでNF型イコライザーで、12AX7を双三極使用してカスカード型イコライザー回路としています。その後に、12AX7の片側を使い電圧増幅し、他二系統からの入力電圧と揃えています。後段は、残りの12AX7片側を使い電圧増幅しています。その後段は、セレクターで選択された系統の一つの信号を100kΩのボリュームで受けて、その後200kΩの抵抗を通ってグリッドに入ります。Epは、240Vで負荷抵抗は、47kΩです。kには、1kΩが入っており、バイアスは1.6Vなので、1.6mAのIpになるかと思います。出力手前に、0.22μFのコンデンサーが入っています。左右ありますので結果、12AX7は、4本になります。特別複雑な回路ではなくオーソドックスなものだと思っております。
ところで、ON-OFF方については、メインアンプのダンピングファクターを図るときの8Ωを思い浮かべましたが、これはプリアンプなので正しくないという事ですね。実は、この辺のところは良くわかっておりませんでした。
プリアンプのインピーダンスについて更なるアドバイスを頂けましたら幸いです。