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ストレートラジオの音が良いとの情報があり、6ZP1と6ZDH3Aという昔のなんちゃって並三ラジオの予定でしたが、ST管がかわいそうで、頓挫しておりました。今回まるぼうずさんのアンプが軽い動作でほぼこのラジオもどきと同じ動作・・RK2Kで20mA程度Ep200Vなのでピンときて電源だけはこさえていたまな板に6AW8Aでやってみました。帰還部のRkは4.7Kと低めで初段2SK30Y、ソース側ケミコンなし、終段RK1.9K・・1.2K+700・・Ek38V、Ebb220V(ちょっと低い?)・・でした。2CHにするんだったと後悔してます。Higmなんですねこいつ・・結構実用になります。チューナー載せたらラジオ部屋へご紹介します。
みんさん こんにちわ。 超三結に限らず発振止めですが、サテ・・・。(1) 初段ゲートと終段プレートの配線 終段プレートの配線=三極管部のプレートの配線および初段ゲートの配線 が、接近、平行、クロスすると、C結合で RF 発振を起こし易くなります。 線が長くなっても迂回して両者の距離を保ちます。 さらに終段プレートに 直列15-30Ωの抵抗を入れるか、フェライト・ビーズを通せば有効かも。(2) 入力部の VR 250kΩ 初段ゲート回路のインピが高いと (1) が発生し易いです。 ● ゲートを 22pF-100pF のCでグランドするとほぼ止まりました。 ● それでも駄目なら VR を 50kΩ〜10kΩ に。 CD プレーヤは10kΩで受けてセーフです。(球式プリは 50kΩまで?。)
みなさん こんばんは。 「発振止め」・・・返信すべきところを不注意で別スレッド、ごめんなさい。まるぼうずさんのアンプの発振トラブルが解決してよかったですね。
皆様のお陰で無事完成を見た「PCL86 超三結シングルアンプ」ですが、ハムはほとんど皆無で、出音は最初やや耳にきついか?と思いましたが、8時間位エージングしたら、ぐっと聴きやすくなりました。精密な測定器具を持っていないので、耳頼りの感想ですが、チャンネルセパレーションが予想以上に良い。メインに使っている全段差動 (6SL7, EL34) と比べても遜色ありません。生々しさも十分です。MT 菅の複合管じゃあ高が知れているだろうなぁ、なんていう先入観は吹っ飛んでしまいました。先輩のアドバイスに従って、5kΩの半固定抵抗器をちゃんとした物に替える、入力 VR を 100kΩ(A) または 50kΩ(A) にしてみる、などまだまだ楽しめそうです。スパークキラーだけは追加しました。
突然の質問ですみません。私は新潟県は長岡市在住の丸山と申します。>超三結アンプに非常に興味をもち、しかしまだ自分で回路を考えたり、ありもので工夫をして自作したり出来ない(これって憧れですぅ)ため、某工房が出している、PCL86 超三結アンプキットを購入し、製作してみました。2SK30 → 14WG8(3極)→14WG8(5極)です。音出しの前に各部の電圧をチェックしたら、@ B電圧 247V → 280V、A プレート電圧 224V → 275V、B カソード電圧 約38V → 約9V、C 出力段カソード-グリッド間電圧 -6V → -1.5V で全く規定外となっており、ヒーター電圧もかなり高めに出ていましたので、電源トランス一次側を 110V につなぎ替え、@、Aはほぼ規定どおりとなりました。また、電源部の抵抗器の一つ(SGへの降圧用?)が片方外れていたのを発見し、これを直したところ、Bも解決しました。しかし、Cは更に悪化し、マイナス電圧が印加できなくなりました。回路図をアップできればいいのですが、例えば初段の 2SK30 が音もなく逝ってしまうというようなことはあり得るのでしょうか?高価なものでもないので、差し替えてみれば分かるのかも知れませんが、超三専門家の皆様のご教授をお願いいたします。
本文なし
すみません、作成中に誤って送信してしまいました。まるぼうずさんこんにちは。先日はソフトンのOFF会でお会いした「おんにょ」です。ギターを弾ける人にはあこがれます。私はコードしか弾けないので。2SK30のドレイン側電圧はどうなっていますか?ドレイン側は帰還管のグリッドにつながっています。2SK30ソース側の半固定抵抗を回したらソース側の電圧が変化しますか?回路図と実物をテスターを使って照らし合わせ、回路図にマーキングしていくと何かわかるかもしれません。
粕谷様、ご教授有難うございます。今夜早速ご指摘の点をチェックしてみます。FET を使ったのは初めてで、動作原理もよく分かっていません。超三結回路については、宇田様のHPの解説をプリントして連日読み込んでいるのですが、分かったような分からないような状態です(トホホ)。ま、命を取られることはないので、何でもやってみよう!の精神で進んで行きたいと思います。
まるぼうずさん、ピーギャーというのはおそらく発振と思われます。電圧測っても正しい値になるとは限りません。私は超3で発振させた経験はないのですが、キットならば実体配線図と比べてみてグリッドやプレートの配線が長くなっていないかどうかご確認下さい。14GW8の5極部グリッドに抵抗が入っていますか?配線を見直してピーギャーが止まらないならプレートに抵抗を入れたほうが良いかもしれません。
まるぼうずさん:>B カソード電圧 約38V → 約9Vこれは出力段のカソード電圧でしょうか?だとすると全く流れてない様です。カソード抵抗はどのくらいですか?6BM8だとここを1.2Kとか1KにしてFETソース下のVRで調整します。EPはプレート電圧−カソード電圧、IP+ISGがカソード電圧/カソード抵抗ですから14GW8のA級動作例に近づけるか、プレート損失(EP*IP)範囲内で動作を決める事になります。超三は簡単ですが直結アンプですから調整は慎重にやりましょう。FETは案外簡単に死にます<一見動作してるようでもうまく音が出ない場合があります。FETもYランクじゃないとうまく動作点を見つけられない場合があります。その時は三極部下のカソード抵抗で調整できるといいのですが・・・FETのIDSSが大きいと三極部の動作がきつかもしれません。宇多さんのHPにもあるかもしれませんが、FET下のVRを導通状態ににして徐々に上げながら終段カソード電圧を調整すれば良い動作点が見つかると思います。・・ではまた!!
キットで各電圧は解決したのですね?<余計な事書いてごめんなさい。キットがあるのを知りませんでした。>しかし、Cは更に悪化し、マイナス電圧が印加できなくなりました。これはカソードとグリッド間に電圧計を入れて計ったのでしょうか?普通はシャーシ間電圧を測り、その差を計算するのですが・・・Ekが38VだとするとEg1は32Vあたりのはずですが・・・・動作例だと・・・Ep230V、Esg230V、Eg1−5.7VでIpが39mA、Isgが6.5mAEg1がプラスになるとえらい事になると思うのですが・・計り方が問題かな?音は出ていますか?FETはドレイン・ソース間が50V越すと簡単に逝っちゃいます。・・ではまた
粕谷様、高橋様、ご教示有難うございます。説明不足の部分を補足します。ウィークデイは、帰宅すると犬の散歩後に夕食を作り(独身ではありませんが妻の方が帰宅が遅い:お水ではないが)、ビールと日本酒を飲んでしまい、結局酔って電子回路の点検は危険だろう、という言い訳をしつつ寝てしまうというタワケモノでございます。まず、FET のドレイン電圧(対アース)は測定しておりませんでしたので、測定してみます。14GW8 の5極部ですが、CG と カソード間を測定し、CG がカソードに対して -6V となるべきだと思いますが、これがマイナスになりません。最初は SG に印加されるべき 210V 前後の電圧がかかっておりませんでした。このためカソード電流がほとんど流れていなかったと解釈しています。分からないのはその影響が FET にまで及ぶのか?です。適正な調整が出来ていないまま(無謀にも)スピーカーをつなぐと、ピー・ギャーと発振します。明日の午後に総チェックをしてみます。
私のわずかな経験ではOPTのパラ:シリ結合の結線を間違えたときFETを壊しました。但し、終段カソード電圧は調整できたのですが、うまく音が出ませんでした。反対側は問題なかったので交換したら直りました。接合型のFETはドレインとソースを間違えてもそれなりに動いていた記憶があります。終段Ecgのシャーシ間電圧を測りそれがEkより−6Vぐらい低ければ問題ないと思いますよ。ではまた・・・
さきほど総点検しました(つもりなんですが)。半田付けが少しでも怪しいと思われる部分は付け直し、生きてるか死んでるか分らない FET (2SK30A) を2個新品に付け替えて、電源オン!共通プレート(っていうんでしょうか?)には 250V 前後、スクリーングリッドもほぼ同じ。FET のドレイン電圧は 0.5V 前後(対アース)?ソースに接続してある半固定抵抗 (5kΩ,B) を動かすと、ちゃんとソース電圧は変化します。ヒーターには2本とも 13V 強の交流電圧が掛っています(電源トランスの一次側を 110V に接続したため、やや低めです)。し、しかーし・・5極部のカソード電圧(対アース)は前回はちゃんと可変抵抗で 38V に調整できたのに、今度は 12〜14V くらいにしか調整できません。5極部のグリッド-カソード間はやはりマイナス電圧になりません。キット製品ですので、FET のドレイン・ソースを間違える(実態配線図あり)ことはないと思うのですが。回路図をアップしたいと思うのですが、ソフトを持ち合わせません。冗長になりますが言葉で説明します。アンプ部:入力は 250kΩ の VR を経て 1kΩ で FET のゲートへ。VR 不良時のため 1MΩ で接地。ソースからは 5kΩ 半固定抵抗で接地。ドレインは 14GW8 3極部のグリッドへ。そこから 10kΩ の抵抗を経て 3極部のカソードを接続したのち、2.2kΩ の抵抗(発振予防?)を経て 5極部グリッドへ。5極部のカソードは 2kΩ 抵抗と 47μF コンデンサを並列して接地。3極部、5極部のプレートは直結で、OPT を経た B 電源に。電源部:AC 200V をブリッジ整流し、47μF、390Ω、47μF、390Ω、47μF、ここからダイオードを1本かませて OPT へ。さらに 1.8kΩ、47μF を経てダイオード1本経由でスリーングリッドへ。ヒーターは 14V の交流点火(並列)です。ごく普通の回路だと思うのですが、熱くなりましたので、今夜はアルコールを抜いて、少しクールダウンしてからまた夜挑戦してみます。
クールダウンしてから測定しなおしたところ、少し勘違いをしていました。終段のカソード電圧(対アース)は 12V〜14V で相変わらず低いですが、グリッド電圧(対アース)は 3V 前後でしたので、対カソードでは約 -10V となります。また、FET のドレイン、ソースの電圧はいずれも約 0.5V でした。ソース電圧は半固定抵抗で変わりますが。終段カソード電圧が低いということは、カソード電流が規定どおりに流れていないということですよね。これは -6V であるべきグリッドに -10V のバイアスが掛かっているから?それを半固定抵抗器で調節する仕様になっているのに、うまくいっていないということでしょうか。ヒーター電圧がやや低くて、エミッションが十分に得られていないということはないと思うのですが・・
交換したFETはYランクでしょうか?GRとかBLだとIDSSが大きすぎて所定の電流値・・0.5mAとか1mA以下・・が得られない事があります。FETへ電流が流れすぎて終段の1グリッド電圧が下がりすぎちゃう場合があります。三極部の過カソード抵抗は何キロでしょうか?帰還量とか変わってしまいますが、ここを例えば8.2K→4.7Kとかに変えてみるとうまく行くときがありました。それにしても終段のカソード抵抗が2Kはちょっと大きいですね・・Ek38VだとIkが19mAしか流さないのかな・・これで40mA流すとEk80Vになって初段のFETがかわいそう・・というかもたない・・ですね・・私は計算が楽なんで1Kにしてます。Cも47μFでは小さすぎませんかね・・ここは耐圧の問題もあるのですが200μF以上あった方が良いのでは・・この状態で音は出ませんか?球はとりあえずOKとして、FETのソース電圧が5V近くじゃありませんか・・そうすると3極部のカソード抵抗両端の電圧値で初段に流れてる電流値が計算できますからはっきり判るとおもいます。・・ではまた・・
高橋様、アドバイス有難うございます。FET はランク不明ですので、最初のものに戻してみます。3極部のカソード抵抗は 10kΩ です。5極部のカソード抵抗は 2kΩ/2W で、仰るとおり 19mA 流す設計なのだと思います。パスコンの容量は何を基準に決めるのかが分かっていません。通過信号の高域に与える影響?初段カソード抵抗の両端電圧は測定してみます。痛い目に遭いながらも、回路の理解が少し進んだような気がします(気のせいかも知れませんが)。また報告したいと思います。
まるぼうずさんのBlog発見しました!ついでにこのキットは・・http://park21.wakwak.com/~eyp/jk1eyp/amp/PCL86main/PCL86KITS3kai/PCL86KITS3kai.htmの奴ですね!<違ったらごめんなさい!!ピーギャーですが、SP端子からFETのソースに還してる帰還を外せば止まるかもしれませんね!もしくは極性をかえれば良いかもしれませんね。・・・それにしても穴あけまでやるキットははじめてみました。この記事にもありますが、FETの下の半固定VRは今時探しても中々無いですね。ここのパーツは良いの使わないと球を痛めるから・・それにラグ盤よりな小さな基板に組むか、小ぶりのVR・・秋月の@50円でも良いですし・・でしっかり固定した方が良いと思いますよ!過去にガリって怖い思いをした事があります。発振が止まれば音出るんじゃないですか?・・・ではまた!!
横から失礼します。> FET のドレイン、ソースの電圧はいずれも約 0.5V FETがもっと電流よこせ、と言ってます。Idssの少ないほうが良いです。> 3極部のカソード抵抗は 10kΩ高橋さんのコメントにあるとおり、抵抗値を減らしてみて下さい。FETのIdssの測り方デジタルマルチメータと006P電池と抵抗1KΩを用意します。FETへの接続はICクリップがあると便利です。2SK30AのYランクだと1mA前後ですが、GR・BLランクだともっと多いです。 +-電流計-+ | | D R=1K+-G + | | S 006p 9V| | - |+-+--------+あと2SK30Aは対称性が良いので、ソースとドレインを入れ替えても問題ありません。
+-電流計-+ | | D R=1K+-G + | | S 006p 9V| | - |+-+--------+
粕谷様、高橋様、ご面倒をおかけします・・しかもブログをご覧になりましたか・・穴があったら入りたい・・実はこのキットは「超3結への改造キット」ではなく、最初から「PCL86 超3結キット」なのです。八ヶ岳クラブ?が出している「球ちゃんZ」といいます。定数は高橋様のお示しになったものとほぼ同じですが、オールオーバーの NFB は掛けていません。また、電源部はチョークコイルは使用せず、π型の CR です。やはり回路図がないことには話にならないだろうということで、ペイントソフトを使って書いてみました。これをアップするには・・タグを使うのですか?うーむ、やったことがない。やってみなきゃいつまでも分からない。でも、ハナから分からないことは出来ないと・・私のブログ(ふわふわバンド生活)に貼り付けてみます。お手数ですがご覧になってくださいませ。
このアンプをピーギャー言わせるには入力〜FETゲートと、SP端子がショートしているとかないと出来ないのですが、そんなことは無いですか?というか、他に思いつかないです。
これによると・・三極部のEp約200VだとIp1mA以下はEg−2.5Vから-1.8Vぐらいなんですね。Rk10Kだと0.25〜0.18mA・・ちょっと大きすぎないかな・・ああμが100もあるんですね。4.7Kだと0.5mAぐらいで収まりそうですね・・それと回路図見て気が付いたのですが、もしお手持ちで10μF程度のケミコン・・耐圧は10V以下でOK・・があったら、FETのソース・アース間に入れてみてください。帰還がかからなくて歪率は上がりますが、調整は一発で決まります。音が出てから外しても良いと思いますよ。・・あと、粕谷@江東区さんのおっしゃるとおり、ピーギャーはそれしかないと思うのですが・・ではまた
粕谷様、高橋様、アドバイス有難うございます。ランク不明の FET はさっそく情熱本を読んだ時に作った半導体検査器?で検査してみました(実はトランジスタ、FET を測定したのは初めてでした)。粕谷様の仰るように Idds が 4〜5mA もありました。キットについてきた FET は 0.50mA、0.52mA と揃っており、これに換装。終段のカソード電圧は 38V に、グリッド電圧は約 32V と規定どおりになりました。しかーし・・発振は止まりません。入力に何もつながずにスイッチオンすると、盛大なハムが出ます。iPod をつなぐとピー・ギャーです。RCA 入力から VR までの間、VR から FET のゲートまではシールド線を使い、バネ式のスピーカー端子はシャーシと接触しないように熱収縮チューブを被せたのですが・・。実装技術の稚拙さがあからさまになった、ということでしょう。あと一歩だと思います。2万円弱でここまで楽しめれば安いものだ、ということで。外観とハラワタはブログにアップしました。
思いつくままに確認項目を挙げてみると、・シールド線の芯線が信号側へ、外側がGNDに接続されているか?・GND同士が全て結線されているか?・シャーシと回路のGNDが導通しているか?・入力VRの接続は正しいか?・ラグを固定するネジ部でショートはないか?・入力プラグの中心側がシャーシとショートしていないか?・フタを閉めたときに配線がショートしないか?オープンにならないか?・GNDにループはないか?・配線の被服が溶けてショートしていないか?・配線にヒゲが出てショートしていないか?コレ↓の写真と見比べて、アレッ?ってことはないですか?http://members2.jcom.home.ne.jp/fuwarifuwari/tama.html
入力部のVR250Kはちと今時では高すぎないかな・・実装で苦労しそうですね。6CL6のSTCV1のときに、購入した2連50KBの左右誤差が酷くて250KAに変更しました。<昔買ってたちょっと高い奴かな?・・誤差は気にならない程度でしたが、しっかりシールド線使ったり、初段・・このときは球で、シールドしてみたり・・それ以来2連は使わない、せいぜい50KA・・普通は10KAでしのいでます。>入力に何もつながずにスイッチオンすると・・ということは繋いでると普通に鳴るんですよね!・・もう完成したも同然ですね!おめでとうございます!あとはお好みでブラシュアップしてください。 粕谷@江東区様:私もこの記事みてびっくりしました。こういうキットがあるんですね!半固定VRなんか今時はジャンク屋でも見つからないですよね。・・これは換えたほうが精神衛生的に良いと思うけど・・・
あっと驚く製作記事!それにしても美しい実装です。写真も超うまい!これって接写レンズでも使わないと無理ですよね。ピンボケ、手振れ皆無。電子工作をする人にはどういうわけかカメラ趣味の人が多いような・・・さてご指摘のチェック項目です。・シールド線の芯線が信号側へ、外側がGNDに接続されているか?● はい、そうなっています。但し、製作記事とは RCA 入力部のアース処理が違います。RCA マイナス側は錫メッキ線でつなぎ、そこからアース線をシールドとは別個に2本のシールドと絡ませながら VR まで引き、このアース線のみを VR のアース端子につないでいます。即ち、シールドの外皮は RCA マイナス端子にはつながっているが、VR にはつながっていません。VR のアース端子からアンプ部のアース母線につなぎました。・GND同士が全て結線されているか?● はい、一応テスターですべてチェックしたつもりです。・シャーシと回路のGNDが導通しているか?● アンプ部近くのシャーシに卵ラグを使い、一点アースしてあります。・入力VRの接続は正しいか?● 正しいつもりなのですが、太すぎるシールド線を使って細かい作業でしたので、今夜見直してみます。・ラグを固定するネジ部でショートはないか?● 立ラグは使っておらず、すべて平ラグですので、ショートはないと思います(以前、立ラグでショートしたことはありますが)。・入力プラグの中心側がシャーシとショートしていないか?● これは昨夜点検し、ショートはありませんでした。・フタを閉めたときに配線がショートしないか?オープンにならないか?● ブログの写真(出来が悪い)のように、まだ裏蓋を閉めていません。・GNDにループはないか?● えーと、ハムの原因ということですよね。入力部を前記のような改変をしていますので、もう一度よーく見てみます。・配線の被服が溶けてショートしていないか?・配線にヒゲが出てショートしていないか?● これは昨夜点検し、ないようでした。高橋様:入力に iPod をつなぐと、ピー・ギャーの発振音のみで、音楽は悲しいかな、全く聞こえないのでした。>半固定VRなんか今時はジャンク屋でも見つからないですよね。そうなんですか。これ、回す時にキュルキュルとえらく感じが悪いです。でも調整は出来ました。製作記事のような高信頼のものに換装したほうが良さそうですね。というか、まずはちゃんと音を出せ、っていう話なんですが。
うーむ、特に問題ないようですね。FETのゲートを直接GNDにつないでみて、ぶーんとかぎゃーぴーがおさまるかどうかで原因の切り分けができると思います。
Ipod繋いで全く音楽っぽく聴こえませんか?ピーギャーでも・・それとVR絞るとピーギャー止まりませんか?音に変化はありませんか?オーバーオールのNFBが正相だと立ち上がりと同時にピーとかなりますが、無いという事なので・・・ちょっと気になるのですが、FETのゲートのラインは1Mのリーク抵抗・パラ止めの1K(かな?)を経てVRの真ん中へ繋がってますよね?VRのアース側は本体のアースラインと繋がり、ホット側はRCAの真ん中へ行ってますよね?・・ゲートをテスター棒で突っついてもガリガリとか鳴りませんか?・・・でももう少しですね!がんばりましょう!
ちょっと断線、じゃなかった脱線しますm(_ _)m半固定VRの摺動子が直接外気に触れるタイプを使うと、数年後には接触不良になりそうです。特にタバコを吸う方など。中点がオープンになると抵抗値が最大になり、FETに耐圧以上がかかって壊れるかもしれません。5KΩで耐圧以上にならない設計、ツェナーを入れて保護するとかしておいたほうが後々のクレームにならないような気がします。あとこのアンプの高域特性はたかがしれてますから、数10cmのシールド線に低容量タイプを使っても大して変わらないと思います。細くて配線しやすいシールド線のほうが見栄え良く、ラクにできるのではないでしょうか。
粕谷様、高橋様長い間にわたり大変お騒がせしました。先ほど、自信のなかった VR 周りの配線を確認したら・・・な、何と VR から FET ゲートに向うシールドの外皮を VR にアースしていませんでしたぁ。生半可な知識で「シールド線のシールドは片一方だけアースする」なんて思いこんでいたんですね。ついでに太すぎて配線しづらい、RCA〜VR を単線にしました。10cm もあるかないかですし。これにて、無事音出しに漕ぎつけました。うーむ、これが超三結の音か・・ハムは全くと言っていいほどありません。まだメインススピーカーにはつないでいないのですが、確かにシングルとは思えない低域のような気がします。これからエージングが進んでどうなるか、楽しみです。超初心者を見捨てもせずに、適切なアドバイスを長期間頂き、本当に有難うございました。
案外そんな事だと思ってました。良くあるパターンです。さて、聞き比べ→ブラシアップ→改造→聴き比べ・・の繰り返しになると思います。ところで、私も数年ぶりにまるぼうずさんに触発され超三作っちゃいました。というより、2年ぐらい前に計画頓挫していたやつ・・制作意欲損失してそのまんまだった奴を復活させました。後で写真載せますね。先ずはおめでとうございます。
自力で解決ということで、自信をつけられたことと思います。普通だったら放り出すか、販売元へ修理に出すかするでしょう。VRのGND側はアースにつながっていたんですよね。VR〜FETのシールドが浮いた金属となりハムが乗ったのでしょう。FETゲートには発振止めの1KΩが接続されていますが、今回はそれだけではダメだったということになるんですね。
お騒がせしております。m(_ _)m特性改善のため利得を増やそうとして、結局バイポーラトランジスタを初段に使用した回路へ改造してしまいました。ベースのバイアスは、出力管カソードからCRDを使って供給しています。この方式の欠点は、帰還管が動作状態になり出力管が動作するまでに、トランジスタのベースにバイアスがかからずコレクタに高電圧が印加されてしまうことです。だからツェナーを入れて保護しています。バイアスを+Bから分圧したり、電池と抵抗で電圧供給すればツェナーは不要です。特性と回路図はそのうち公開します。「超3極管接続Ver.1 6BM8 シングル ステレオパワーアンプ U」は出力管カソードと+Bがコンデンサで接続されています。電源ON時にカソードに電圧が発生し、仮にCRDへ耐圧を超える電圧がかかった場合CRDが壊れます。実際にはカソード抵抗があるので耐圧を超えることは無いと思われますが、注意する必要があります。
EL32超3シングルアンプの特性と回路図を下記にアップしました。興味のある方はご覧になって下さい。http://briefcase.yahoo.co.jp/bc/onnyo01/lst?&.dir=/c35d&.src=bc&.view=l見づらい時は、表示→ズーム→倍率100%へ。初段Bip-Trに2SC2240BLを使用しています。FETに比べて歪率特性は格段に良くなっています。なお、出力段信号小ループ化は行っておりません。
粕谷さん、スレッド見せてもらっています。私もFETの代わりに2SC2240を使って歪みを減らした人間ですので、嬉しいです。超三結アンプの良い点はシングルアンプで小さなトランスを使っても超低インピーダンス駆動ゆえに、シングルらしからぬ低域を実現している点だと思っています。もちろん磁気飽和してしまえばアウトですが、実際の低音はそんなに大出力ではありませんので。FETの音(歪み)は音楽にメリハリを与えるようで、ちょっと聴きには良いのですが、長く聴いていると疲れるような気がしてます。ただバイポーラトランジスタを使う場合、DCカットのための入力コンデンサーの質が悪いと音が死んでしまうように思いました。ちょっと高級品をおごってみたらいかがでしょうか?
坂川さん、コメントありがとうございます。FETでも1mA位流せば歪率は良くなるように思いますが、、、Trの入力コンデンサはとりあえずパナソニックのポリプロピレン50V/0.1μFというのを使っていますが、どんなのがオススメでしょう?耐圧は10Vあれば良いのですが、形状が小さいのでないと入りません。
粕谷さん、スペースが小さいと無理かもしれませんが、私はASCの白い耐圧ん百V(!)0.47μFが良い結果でした。でも、ちょっと大きすぎますね・・・きっと。はじめはメーカーを覚えていませんが黄色のちいさなフィルムコンデンサでしたが、音がつまらなくなってしまい、あわてました。小さなサブ回路からASCがはみ出しております。
坂川さんありがとうございます。ASCは個人使用不良ゼロの実績を買ってよく使用しております。他にもいろんなブランドがあるようですので、並列接続してブレンドしてみましょう。超3アンプで満足できれば、と思ったのですが、古典直熱三極管の放つオーラには敵わないようです。
桜屋電機店でWIMAとEROを買ってきて、DCカットコンデンサを換えてみました。いま、それぞれをパラ接続していますが、なんとなく音の出方が自然になったような気がします。でも、元の音がどんなだったか忘れてしまいました(笑)
早速いろいろ試されているようですね。気にならなければそれが一番かもしれませんね。ところで古典三極管の音色と比べると、超三の音は、かなり直接音的に聞こえるように思っています。ですから、映画の再生で、たとえばドアの閉まる時の音とかは、他のあんぷよりリアルに聞こえますので、我が家のホーム・シアター用には重宝してます。古典アンプは、いわば『本物以上に艶やかな響き』の再生に向いているのではないか・・・とすら思っている次第です。
坂川さんこんにちは。> 超三の音は、かなり直接音的に聞こえるように思っています。はい、時々妙にリアルに聞こえる時があります。でも、元々奥行きのある音が、SPの間に並んで聞こえてしまいます。さらに、にぎやかに聞こえます。きっと原因があるのでしょうが、わかりません。
粕谷さん、スレッドを読んでいて『さらに、にぎやかに聞こえます。きっと原因があるのでしょうが、わかりません・・・と 』とありましたので、蛇足かもしれませんがひとこと。私も、本来の音にまつわり付く「余分な音」がトランス交換、電源コンデンサ増量etcで色々試みたのですが直らず、そこで、寄生発振を疑い、皆さんの記事を参考にして出力段のコントロール・グリッドとスクリーン・グリッドに発振防止の抵抗を付与し、やっと「余分な音の排除」に成功し、完成に漕ぎ付けたことがありました。超3V1アンプは超高NFのため、このあたりは音質に大きな影響が出易いようです。ただでさえ狭いところに抵抗を押し込むので大変ですが、おやりになる価値はあるとおもいます。
坂川さんこんにちは。コメントありがとうございます。どうも私の書き方が悪かったようですみません。私の超3は、音量が低いなと思ってボリュームを上げると、今度は別の曲で音量が大きすぎに感じたりします。部屋を出て聴いてみるとやっぱり音が大きいです。というわけで、付帯音というよりは音量が上がって聞こえるんです。10KHzの矩形波をオシロで観察してみたこともありますが、何というか崩れた波形でもちろんリンギングはありません。波形を観察する限りにおいては、発振の兆候はありませんでした。発振止めの抵抗は、機会を見てつけてみます。変わるようだったら、特性の変化が起こっていることになります。
うーだ@茨城さん、こんにちは。ぶんぶんは、2階にいた妻が、低音がぶんぶん響いてくると言っていたのでそのまま書きましたが、決してブーミーというわけではありません。誤解を招くような言葉を使ってしまい、申し訳ありません。いま超三アンプで音楽を聴きながら書いていますが十分「良い」音がしています。これで歪率を測ったら印象が悪くなるかもしれません。たまにブツッというノイズが入る位で、その他はチューニング不要な感じです。2SK30AはYランクを使用しています。Idssを測って揃った2本を使いました。gmはわかりません。ミリバルで利得をチェックしようと思いますが面倒で、、、OPT2次から初段へのNFBは超三の特徴を失うのですか。総合利得がちょっと大きいのでFETソースのコンデンサを取ってみます。スピーカの形式は何でしょうね?2.5ウェイって書いてあります。ドロンコーンみたいに見えます。SPENDORのS5eという機種です。
返信したつもりがまた新しいスレッドに、、、
粕谷@江東区さん こんにちは(1) 低音:もし以前よりも二階に響いているなら、まさに実力発揮ですね。(2) 歪率:シングル・アンプ固有の二次歪です。 Olson によれば人の声(6%)、音楽(4%) が検知限界です。 ピーク時を除き 1% 程度で音楽用には一応合格です。 さらに P-S NFB を追加して完成。 それ以上深しても効果は?。(3) ノイズ:外来ノイズなら心配ないですが。(4) 2次経由:遅延した信号の再入力が本質的問題、さらにコピー製作では同じものが必須で無難とか。 無帰還アンプでは歪みを残してもこの問題を回避しています。 超三結アンプでは OPT はインピ変換が目的、二次側から一次側にもどる雑音歪みは局所 NFB が抑制しています。 OPT の選択自由度が高く、再現性確保にもプラス、これも超三結アンプの特徴です。 ただし容量の確保は必要です。 (5) ゲイン調整:帰還管変更も有効だけど低音↓かも。 Cを取ると低音↓かもしれません。(6) ドロンコーン:半分〜全部塞ぐなどの低音調整ができそうです。(7) 出力:P-G NFB にて若干ミスマッチ、1kHz 等の名目インピでは最大出力↓、0.5W は正常の可能性大です。
うーだ@茨城さんこんにちは。ちょこっと改造してみました。OPTの1次インピーダンスを3.5K→7Kへ、出力段定電流回路の電流を20mA→30mAへ増やしています。回路図は↓の「回路図」からEL32_STC2.jpgです。http://briefcase.yahoo.co.jp/bc/onnyo01/lst?.dir=/&.src=bc&.done=http%3a//briefcase.yahoo.co.jp/&.view=lこの改造で出力は0.5Wから1.5Wに増加、DFは2.2から4.5に上がりました。また、クロストーク、周波数特性、歪率特性を測っています。「EL32諸特性」からEL32Single_f_crosstalk_distortion.xlsです。歪率は直線的に増加しています。歪率の0.1Wで2%は改良の余地有りです。FETソース側のコンデンサを取ったら利得が下がりすぎたので、P-S NFBを試してみる予定です。ノイズは、前回から出なくなったので原因不明ですが直りました。カップリングをショートして直結にすると、出力管のカソード電圧が上昇、定電流回路の消費電力が大きくなるので、音質改善の余地がある以外はそのままのほうが良いようです。
粕谷@江東区さん こんにちは さらに完成度が上がりつつありますね。(1) 終段動作点: コメントを忘れていました。 →7K、→30mA にて標準的な動作、DF も予想範囲ですね。(2) 歪率: FET 初段の動作点には調整余地がありそうです。 当然、帰還管の Rk も関係しますね。 P-S NFB の追加にて更に改善されましょう。 P-S 間の R 値も調整余地があり、DC カットの Cc を入れるのが標準、入れないと・・・。(3) 直結: 初段にパラの G-leak R が取り除かれて、初段〜帰還管の NFB 信号分圧が変り、NFB 量および DF が若干↑しゲインは僅かに↓でしょうか、しかし終段は Ep/Esg↓で出力↓で大差ないか。 C/R 結合なら種々の出力管を挿し換えたりして楽しめますが・・・直結は少しシンドイです。 私の HP 例では手軽さと再現性を重視して、P-K NFB の Cc も省略、調整箇所は動作点一ケ所に単純化しましたが・・・。
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