投稿者: CPU.BACH
投稿日時: 22/10/09 23:36:21
800Ω20Wの方を説明します。2.2kΩはご自分で計算してください。
オームの法則をご存じでしょうか? 抵抗の両端に現れる電圧は
そこに流れる電流と抵抗値の積になるというものです。
今の場合、左右を独立させても同じ電圧でないと真空管の動作点が
変わってしまうので、電圧は一定。左右分離するとプレート電流は
半分になりますね。したがって、抵抗値を2倍にすれば、両端の電圧は
元と同じになります。抵抗値は1.6kΩで、消費電力は半分(電圧と電流の積)になるため、10Wの抵抗でいいことになります。
カソード抵抗にバイパスコンデンサがついている場合、左右独立させるためには、1本追加しないといけません。老婆心ながら。
>No.11769「出力管のカソード抵抗について」で 安藤 さんは書きました。
>6RA8シングルの直結アンプの出力管カソード抵抗が800Ω20Wで左右チャンネル共通(共有)となっていますが、これを左右個々に接続すると何Ω何Wにしたらよろしいでしょうか?また、6BQ5シングル直結も同じく、2.2kΩ10Wを共用しています。それぞれの数値をよろしくご指導くださるようお願いいたします。