投稿者: YASUSHI
投稿日時: 11/04/06 14:40:55
もう40年近い昔の記憶で間違っているかもしれません。AXIOM80は憧れても高嶺の花のユニットでしたので、雑誌に掲載される指定図面で楽しんでいたものでした。
GOODMANS社はユニットごとに指定箱の図面を公開し、AXIOM80は縦長の箱でリアマウント、ARU(アコースティック・レジスタンス・ユニット)の併用を指定し、しかもコーナー型で背面を斜めにカットした5角形だったと記憶しています。ちなみにAXIOM301は横長でバッフル面が傾斜し、同じくARU併用を指定した箱でした。
当時はサランネットをバッフル面に密着させ折り返して裏面で止め、バッフルは裏面から木ネジで固定する方法が多く、必然的にフロントマウントできなかったものと思います。
またユニットもリアマウントを前提にし、ガスケットがユニット前面側にしか貼られていなかったり、ネジ穴部分に強度を持たせるため、部分的に裏側の厚みを増やすなど、フロントマウントという考え方がなかったものと思います。
日本のショップなどが独自に箱を製作する場合も、この指定箱の図面にしたがっていたのではないでしょうか。