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改造機の外観です。
UL接続で初段を2SK389にし、カスコード管と帰還管を12AU7Aにした結果、ダンピングファクタは6.1に上がりました。その後5極管接続に変えましたが、ダンピングファクタはほとんど変わりませんでした。ちょっと高域の刺激が強くなりますが、明瞭性や楽器の分離性、音離れは5極管接続の方が良いようです。多少リンギングが出たので位相補償のために出力間のプレートから初段の反転側ゲートに15pFを追加しました。高域特性は−3dB/95kHzが−3dB70kHzに落ちましたが、バランスが取れて聴き易くなりました。これで純粋な超3結になった訳ですが、低域の駆動力、澄んで明瞭な中高域、強弱の明瞭なコントラスト、そしてなによりの音離れの良さなど、改めて超3結の特質に驚いています。難点はイージーリスニングを許さない刺激の強さでしょうか、ぼーっと聴いていられないというか、居眠りができません。(笑)
添付した回路図の初段差動uフォロアの超3結EL34−PPですが、DFが6Ωタップで3.9で、予想していた6付近より少なめです。これはUL接続によって出力管の定電流性が失われることが原因と考えれば良いのでしょうか?5極管接続に変更するとした場合、この回路の動作条件で出力管のSGは+B(316V)より少し下げた方が良いのでしょうか?
突然初歩的な質問をしてしまったようで申し訳ありません。その後少し気を入れて宇〜多さん?の超3結解説資料を読ませていただきました。全容の理解はまだ無理ですが、おぼろげながら超3結の輪郭が見えてきたような気がします。uフォロアの場合のp−gNFB量を増やすには増幅管(下u管)の内部抵抗を高くする必要があるんですね。増幅管を定電流性の5極管にするのが正攻法なのでしょうが、このベースマシンはSV−19Dで既に2管追加していますので、内部抵抗差を大きくする意味でV1を12AT7から12AU7Aに変えてバイアスを再調整してみました。(ULはそのままです。)電圧配分からすると無信号時のフォロア管と増幅管の内部抵抗はあまり変わっていないように思えるのですが、8Ωタップでのダンピングファクタは2.9から3.8に上昇しました。この時の総帰還量は10.5dBでしたから、これからULの帰還量を4dBとして引いた6.5dBがp−g帰還ということになるようです。この方式ではこの辺が限界なのかもしれません。今度は差動の12AX7Aをカスコードに代用してJFET(2SK389あたり)の差動でやってみようと思います。このampを中域ホーンの駆動に使おうと目論んでいるのですが、ホーンに超3結ampを使っている方はおられるのでしょうか?
明けましておめでとう御座います。皆さん、ご無沙汰しております。本年の第一作が完成しました。構成は6BQ5と6AN8の準超三結です。「準」ですが全段直結としました。概ね回路はウーダさんのHPからのパクリですが手持ちの部品と相談して色々と変更しました。目新しいのは(既に何方かやっているかも知れませんが)カソフォロを6BQ5のG1だけでなく6AN8の5極部のプレート供給ラインにCを介して戻しています。こうする事で見かけ上5極部の負荷抵抗が無限大となり特に高音特性が良くなると期待しました。また直結ですので6AN8のG2を6BQ5のカソードに繋いで直流的なNFBもかかるようにしました。調整は6AN8の5極部のカソード抵抗だけで6BQ5の電流が40mAになるようにしました。特筆すべきは電源の450V80マイクロファラッドのコンデンサーで多分50年前位のものですがテスターで測ったら表示以上の容量があり且つ漏れ電流も無く使いました。因みにメーカーはSpragueです。雑音は1mV 前後でフラフラしていて殆どが熱雑音でこれは真空管を交換しないと駄目なようですが実用上は全く問題ありません、最大出力は2.5W程度です。大きさは34CmX14CmX10Cmです。次はこのアンプを土台に6CW5 直結SEPPを考えています。
となると三極管部は真空管負荷となり、終段に課す負帰還は真空管負荷と初段との信号電圧配分による所謂 P-G NFB でしょうか。 超三結より素直な音になりそうです。 終段 K → 初段 G2 の直流サーボによる安定な直結は正解ですね。
宇〜多さん、お返事有難う御座います。宇多さんの発信時間からして日本時間の夜中にお返事を頂いているようですが、何時寝てるのですか?ナポレオン並の睡眠時間で日夜アンプ作りにいそしんでおられるのでしょうか? 私は難しい事が出来ませんので今回のアンプも出力管をカソフォロでドライブしカソフォロ管のプレートを出力管のプレートに繋ぐという非常に単純なものです。直結にする為に出力管のカソード抵抗を1.5Kオームにしています。1.2Kオーム位にして電流も45mAすれば出力が増すはずですが我家の資材倉庫には無かったので今回は真空管の寿命重視としました(としてあります)。
いえいえ、老人だから夜中に眼がさめ、ワッチしています。改造は簡単なので、早速「スガハラ式」バリエーションにトライ・試聴してみます。
音量VR交換と、B電源を定電圧電源に変更し音出しも終了し後面パネルを取り付け、終了しました。 定電圧ダイオードのノイズも無くIpも安定しました。
相変わらず、すごい!狭い空間に納めてしまう技術と根性に感心してしまいます。
私には空間認知能力が無いのでこんな風に立体的に考えられない。。。
音量VR交換と、B電源を定電圧電源に変更しました。アンプ基板、電源基板のコンパクト化(作り直し)と、電解コンデンサ・高耐圧FETが加わりさらに集積度が高まりました。 今回で2度目の分解です、これで最後にしたいものです。
音量VR交換と、回路変更のため解体しました。運搬時、力が加わったためかボトルキャップVRが“ガリオーム”になってしまいました。修理は多くのエネルギーを使いそうです。
Satake@NC様6SN7の電流を極端に変化させるとどうなるのか気になったので300BのSTCをこのような回路でシミュレートしてみました。6SN7のカソード抵抗値を色々変えてみたのですが300Bのプレート電流を60mA設定(6SN7のカソードの電位は126Vになりました)するとに6.8Kの時6SN7のプレート電流は3mA、振幅は44V(104〜148V)また15kにすると1.5mAの70V(91〜161V)となりました。
宮崎@小倉様V1タイプの回路解析をしていただき有難うございます。12BY7AのところをEF86にするとどういう具合になるでしょか?また、この回路でのVinの大きさはいくらくらいでしょうか?(つまり感度ですが?)聞いてばかりですみません。実は、今日は私も宮崎様がご紹介してくださったシュミレーションのソフトをインストールしましたが、まだ、最初の1Vのステップ表示のところまで、やっと、やりました。
Satake@NC様EF86(6267)でシミュレートしてみました。当然ながら、300BのIpを60mAに調整すると6SN7に流れる電流・電圧は12BY7Aと同様になります。ただ、初段(EF86)のカソード抵抗を100Ωとした場合、全体のゲインはおおよそですが6.8kの場合は7.7倍、15kの場合11.5倍と言った感じです。V1を200Vのまま、3mA(6.8k)流すとEF86のカソード電位は0.9V位になるので10kから12k位でオールオーバーのNF無しが良いのかなと思いました。最も、カソードに100Ωを入れてみたのは単にNFを懸けた特性を見たいと思っただけなので何の根拠もありません。
Satake様、追伸です。LTSpiceの使い方は、もし、ご存じなければですがこちらのページhttp://www.geocities.jp/ltspice_swcadiii/を参考にされると良いと思います。
Satake@NC様初心者である私の使用例では、あまり宛てにはなりませんが、私が参考にした上條さんのEL34超三PPhttp://www.ne.jp/asahi/evo/amp/EL34ppV1/page1.htmでも、400V前後で使用されているようなので大丈夫だと思います。最初6SN7GTBのカソード抵抗(R1,R2)は上條さんの回路と同じで5.6kにしたのですが、3.6mAほど流れて、私の方が電圧も少し高めなので6.8kに変更しました。私の使用状況は、TVの音も全てこのアンプに繋いでいるので毎日5〜10時間というタフな環境ですが、特にトラブルは有りません。6SN7GTBは、かなりタフな球のようです。(ただ、350Bのドリフトキャンセル回路(PSDC)を調整しようと思いダイオードを発光ダイオードに変更する時に極性を間違えて、350Bが火花を散らす大惨事に見舞われました(笑)。)
間違って別スレッドになってしまいました。申し訳有りません。ちょっと手元の資料を調べてみました。MT管でPK耐圧の高い球だと、6240G(800V),5670(330V),6FQ7(330V)辺りを見つけました。
宮崎@小倉様MT管の情報有難うございます。6240Gは米国に無い球のようですので、6SN7GTBを使うことに決めました。タフそうなので安心しました。ところで、流れる陽極電流が減るとPK間電圧が高くなると思いますが、電圧はどう変化しましたか?また、振幅は増えましたか?あれこれ聞いてばかりですみません。宜しくお願いいたします。
Satake@NC様カソード抵抗の変更による6SN7のP-K間電圧の変化ですが、出力段のプレート電流を同じ値(約40mA)に調整したため6SN7のP-K間電圧は同じです。その分6SN7の電流が減少した計算です。また、カソードの振幅は1割ほど増加するようです。(あまり気にしていなかったので、シミュレータで確認してみました。)
宮崎@小倉様早速片チャンネルのアンプのドライバーを6SN7GTBに取替え、その陽極を終段の陽極に直結して、EF86-6SN7-300Bの超三結を組んで見ました。6SN7(パラ)には420V3mAかけましたが全く大丈夫で、変な音もしませんでした。宮崎さんの情報が無ければあきらめていたところでした。どうもありがとうございました。6SN7に替える前は6GC7の普通の単なるカソホロでした。いま、もう一方の変更無しのチャンネルと変えた物を聞き比べています。300Bの場合の超三結化での音の違いがどこにあるのか、よく聞きこんで見たいと思います。今回、カソホロタイプでしたが、次はV1タイプに挑戦します。
Satake@NC様微弱ながらお役に立てて幸いです。
はじめましてヒーター電源の整流のしかた解らなくて困っています。おしえていただけないでしょうか?アンプは自作のPCL86超三結なのですが、リップルと思われるノイズがでます。ヒーターは現在、電源トランスの2次から交14Vを直接つなげて点火しています。ためしに、他の家電弟使ってるスイッチング電源から直流をつなげてみると、雑音はぴたりととまりました。ブリッジダイオードを買ってきて繋げてみたのですが、それだけでは雑音はきえませんでした。ブリッジに100u/50vの並列でつなげると、20Vになりそれに470KΩを直列につなげてみると丁度14.8Vくらいになったので大丈夫かと思ったのですが、それだとヒーターがまったく熱されません。どこが悪いのかよくわかりません。どなたかご教授してもらえませんでしょうか?
誤字が多くて申し訳ありません。2次から交14V -> 2次から交流14V他の家電弟使っている -> 他の家電で使っている100u/50vの並列 -> 100uF/50vの電解コンデンサーを並列
こんにちはー。ブリッジ、コンデンサで20Vですよね。いいと思います。問題は、470Kオームですよねー。電流=電圧/抵抗 ですから、この状態で、0.045mAしか流れないです。14.8Vは、ヒータへの配線をせずに、オープンの状態で測ったのではありませんか?ヒータの直流抵抗値は、470Kに比べると無視できる値とおもいます。実際に、ヒータに結線しても、抵抗には20Vかかり、ヒータには、ほぼ0Vとなってしまうと推測できます。もっともっと小さな抵抗で、ワット数も注意しないといけないと思います。ねー、うーださん。
超三結アンプ固有ではなく、伝統的回路でも起きる、ヒーターが原因のハムの可能性があります。 直流点火の前に下記のトライ余地があるかも。 (1) ヒーター回路が何処ともつながっていない状態の場合、ハムがでる場合があります。 その場合 AC14V の片側だけ接地するか、片側を PCL86 の一方の五極部カソードに接続すると、または適当な DC 電圧をヒーター回路に掛けると、ヒーター回路の電位が安定してハムノイズが減る可能性が高いです。(2) (1)で取り切れない場合、PCL86 を交換してハムノイズが減るなら、球そのものが原因の可能性があります。 その場合、傍熱管にもかかわらず「ハムバランサ」を試みる余地があり、納まる可能性があります。 (二本ともハムがあって最少点が一致しない場合は、ヒーター電源を独立にしてそれぞれにハムバランサ・・・ヤメ。)(3) 直流点火にします。 20V から供給する場合、ヒーターの両端の電圧が所定値になるように抵抗値を次第に小さくして行くのがよいでしょう。 470kΩを直列につなげてみると丁度14.8Vくらい・・・なにかの間違いでしょう。
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