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自作のチューブテスターで特性を測定しました。Ep=370V, Eg=+10VのときIp=89.9mA(プレート回路に挿入した1Ωの両端電圧を測っていますのでmVで表示されます。)となりました。初期性能はいいようですので後は耐久性ですがこれは使ってみないと判りませんね。
Electronic Enterprises社の833Aを入手しました。未開封のカートンに入っていましたので全くの未使用で期待したのですがMade in Chinaと表示がありがっかりです。中国製ということでちょっと心配しましたが特性を測定した限りでは正常のようです。
動作条件をアップしました。プレート電圧800V,グリッド電圧約-37Vの時プレート電流約150mAとなりました。プレート損失120Wとなりプレートの赤みが増してきました。フィルターコンデンサーの耐圧が800Vですからこれが限界です。音に力強さがさらに付いてきた感じです。
イントラ反転アンプ2号機でアイマックの304TLを試しました。初めて動作させますので動作条件は控えめにしてプレート電圧約650V,グリッド電圧約-38Vの時プレート電流約85mAとなりました。この304TLは佐久間先生のアンプで有名になりましたが音は確かに力強い感じがします。
控えめでプレート損失55Wですか!すごい!
現在プレート電圧約750Vまで上げ,グリッド電圧約-37Vでプレート電流約130mAとなりました。プレート損失100Wとなりますがプレートが少し赤みを帯びる程度です。フィルターコンデンサーの耐圧が800Vですのでここらあたりが限界でしょうか。フィラメントが10V12Aと大容量ですからここでは12V30Aのスイッチング電源を使っています。ヤフーオークションで入手した中国製で安く手に入りましたが長期使用に耐えるか心配で一応フューズだけは外付けで入れました。詳細は私のブログ(http://blogs.yahoo.co.jp/micssakai/folder/306693.html)をご覧下さい。
今回コンパチタイプのイントラ反転アンプ2号機でアイマックのVT-127Aを試しました。フィラメント電圧/電流が5V/10Aなので250THと同じフィラメント電源(5V20Aのスイッチング電源)が使えます。動作条件はプレート電圧約650V,グリッド電圧約35Vの時プレート電流約150mA,グリッド電流約10mAとなりました。 このときプレート損失約98Wで、プレートの材質がタンタルかモリブデンなので赤くまぶしいくらいに輝きます。B電圧やバイアス調整が簡単に出来るので様々な送信管を試すことが出来ます。
送信管の形状は様々でソケットに苦労するわけですが、一応メインは211や845などのジャンボ4ピンとしました。よく使われるバヨネット式ですと他のソケットを挿入するのが難しくなりますので垂直に差し込むタイプにしました。1号機では山本音響工芸のテフロンタイプを奢りましたが何回も球の抜き差しをしましたら緩くなって接触不良も起きてきました。そこで今回の2号機では写真にありますようにアイマックの304TL用のソケットからピンを取ってテフロン板に取付自作しました。ピンの内部に板状のばねがあってしっかり固定してくれます。808などのUX4ピンは変換アダプターで対応します。ベース部分は5D21や写真にあります715のベース部分を切り取って使いました。715/5D21を用いたプッシュプルアンプを以前自作したことがあり、その不良品がありましたので利用した次第です。寸法が丁度合いました。
すばらしい製作で信頼度もよさそうなソケットですね。投稿場所は「製作分科会」がふさわしいのではないかと思います。これがもし100均の売り物ででも製作されていたらこの分科会にマッチするかも・・・ですが。
コンパチタイプのイントラ反転アンプ2号機で250TLを試しました。左が東芝、右がアイマック製です。動作条件はプレート電圧800V(コンデンサーの耐圧からこれが限界値です。)グリッド電圧約32Vの時プレート電流約160mA,グリッド電流約8mAとなりました。 このときプレート損失約130Wで、プレートの材質がタンタルかモリブデンなので赤くまぶしいくらいに輝きます。イントラで今回使ったハットオーディオのHD-24は二次側がスプリットで直列で1:0.8,並列で1:0.4という規格ですが直列でも直流抵抗が30Ωと低いのでグリッド電流が相当流れてもバイアスが変動せず力強い音を出してくれます。
コンパチタイプの送信管アンプ2号器を完成させました。電源トランスはノグチのPMC-500Mという大型のトランスを使っていますが出力管のフィラメント電源は別に取っていますので写真にありますように他の真空管にヒーター電源を供給しています。ドライブ段より前は6EM7とVR150を用いた可変定電圧電源を左右別々に設置しています。イントラはハットオーディオのHD-24でリレーでノーマルなイントラとイントラ反転及び二次側直列か並列、さらに+バイアスと−バイアスを切り替えられるようにしました。今回ダッシュ管の4-125Aを3極管接続で試してみました。第2グリッド(スクリーングリッド)をプレートではなく第1グリッドに接続する方法です。グリッドをプラス側に相当振らないとプレート電流が流れてくれません。今回の動作条件はプレート電圧800V,グリッド電圧37Vのときプレート電流約90mAでグリッド電流は何と50mAも流れます。イントラで今回使ったハットオーディオのHD-24は二次側がスプリットで直列で1:0.8,並列で1:0.4という規格ですが直列でも直流抵抗が30Ωと低いのでグリッド電流が相当流れてもバイアスが変動せず力強い音を出してくれます。
愛知のサカイです。私も以前アイマックの15Eをイントラ反転アンプで試したことがあります。15Eはフィラメント電圧/電流が5.5V/4.1Aとミニサイズながら大飯くらいです。最大プレート損失は20Wもあります。詳しいデータは判りませんが強制空冷しての値だと思いますので十分冷却しないと寿命が短くなると思います。以前私が試した条件はプレート電圧約300V,グリッド電圧約20Vのときカソード電流(プレート電流+グリッド電流)が約70mA(個々の電流値は測定しませんでした)となり、このときの最大出力はおよそ5W程度でした。詳細はもしMJ(無線と実験)をお持ちでしたら99年9月号のサイドワインダーをご覧下さい。他にも3C24や8012などもソケットアダプターや自作の放熱用のプレート及びグリッドアダプターを紹介しております。
貴重な情報ありがとう御座います、15Eに限らずレーダー用の球はほんとに情報が少ないので助かります、まずはEp-Ip特性を調べてからどんな回路にするか考えようと思っていますがシングルならやはりイントラ反転ですかね、私はパワーが欲しいのでプッシュプルを予定しています。
ステレオ構成ですと相当の発熱がありますのでファンなどによる強制冷却が必要になると思います。私はAC100Vのファンを直列で使用しています。DCファンより風量がありますし動作音も非常に静かになります。起動時並列運転させ数秒後にリレーで並列接続に切り替えていますが実際やってみると始めから直列接続でも大丈夫のようです。シャーシーに大穴を開け、サイドから風を送ってやると微風程度でもチムニー効果で効率的に冷却できます。
「リレーで並列接続」は「リレーで直列接続」の誤りでした。
それと内田様も写真で拝見すると使われていますが、プレート及びグリッド端子に放熱用のラジエターを付けることも必要かと思います。アイマックからはそれようのラジエターも出しているようですがなかなか手に入りませんので私は市販のエアコンプレッサー用の止めプラグ「通称ニップル」を加工して作りました。さらに感電防止の意味合いも込めてプレートとグリッドキャップが挿せるようにしました。
以前村嶋さんが作られた15Eのアンプを見てから、そのかたちが可愛いのでいつかは使ってみたいと思っていた15Eを入手できたので私も15Eアンプに挑戦しま〜す♪
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