愛知のサカイです。私も以前アイマックの15Eをイントラ反転アンプで試したことがあります。15Eはフィラメント電圧/電流が5.5V/4.1Aとミニサイズながら大飯くらいです。最大プレート損失は20Wもあります。詳しいデータは判りませんが強制空冷しての値だと思いますので十分冷却しないと寿命が短くなると思います。以前私が試した条件はプレート電圧約300V,グリッド電圧約20Vのときカソード電流(プレート電流+グリッド電流)が約70mA(個々の電流値は測定しませんでした)となり、このときの最大出力はおよそ5W程度でした。詳細はもしMJ(無線と実験)をお持ちでしたら99年9月号のサイドワインダーをご覧下さい。他にも3C24や8012などもソケットアダプターや自作の放熱用のプレート及びグリッドアダプターを紹介しております。
貴重な情報ありがとう御座います、15Eに限らずレーダー用の球はほんとに情報が少ないので助かります、まずはEp-Ip特性を調べてからどんな回路にするか考えようと思っていますがシングルならやはりイントラ反転ですかね、私はパワーが欲しいのでプッシュプルを予定しています。
ステレオ構成ですと相当の発熱がありますのでファンなどによる強制冷却が必要になると思います。私はAC100Vのファンを直列で使用しています。DCファンより風量がありますし動作音も非常に静かになります。起動時並列運転させ数秒後にリレーで並列接続に切り替えていますが実際やってみると始めから直列接続でも大丈夫のようです。シャーシーに大穴を開け、サイドから風を送ってやると微風程度でもチムニー効果で効率的に冷却できます。
「リレーで並列接続」は「リレーで直列接続」の誤りでした。
それと内田様も写真で拝見すると使われていますが、プレート及びグリッド端子に放熱用のラジエターを付けることも必要かと思います。アイマックからはそれようのラジエターも出しているようですがなかなか手に入りませんので私は市販のエアコンプレッサー用の止めプラグ「通称ニップル」を加工して作りました。さらに感電防止の意味合いも込めてプレートとグリッドキャップが挿せるようにしました。