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入出力特性です。18Wまで伸びています。もう少し出るかなと予想していましたが、思ったほど出ませんでした。
China版の812Aです。この方が音が良いような気がして、半年間じっくり聞きこみました。動作点は、Ep=803V、Ip=72.6mA、Eg=-7.5V、P損=58Wです。音がこなれて心地よいアンプになりました。
真空管アンプの作り方は、壱球入魂式で、お金をふんだんにかけて綿密に計算された名品を作ることが理想では無いでしょうか。私のようにモジュールユニット式で作ってはこんな特性でしたのやり方は、「だから何?」という答えが返ってきそうです。でも私は限られた金と時間内でできる限りの球の音を聞いてみたいというのが第一目的にあります。そもそも私はそんな綿密な計算をする知識を持ち合わせていませんから、エイヤーで作ってみてなんぼという行き当たりばったり式です。でもそれが楽しいのがこの世界です。でも知識や製作技術を向上させる努力はそれなりにしているつもりです。死ぬまで一度でいいから計算されつくした名品を一品作ってみたいというのは憧れです。それまでいろんな球や回路を食い散らかしたいと思っています。普通のシングルやプッシュプルを色々作ってみて、今は送信管に取り付かれています。しばらくはこの傾向が続くでしょう。皆さんはいかがですか?
百聞は一見にしかず。百見は1行にしかず。後藤さんもそうでしょうが、まずはやってみるで良いのではないでしょうか?後藤さんの実践したデータは大変参考になります。ありがとうございます。
松本@町田 様応援メッセージありがとうございます。これからもせっせと励みます。
808の特性曲線を眺めているうちに、もう少し内部抵抗の低い管があればと考えていたところ812Aを思い出しました。これは閑人氏がすでにやられているのですが、追試をしてあまり気に入らなかったので放ってありました。今度は出力OPT一次インピーダンスを9.5kにして、動作点の電圧をあげ、Egをゼロ付近に持ってきました。こんなことは素人の私だから思いついたのかも知れず、ふつうならやらないでしょうが、これが意外といけます。エージングをしてまた測定します。動作点は、Ep=806V、Ip=61.5mA、Eg=-9V、P損=50Wですが、エージングによってずれるでしょうし音ももっとこなれてくるのを期待しています。でも見てくれでは808にはかないませんね。
周波数特性です。まあ普通でしょうか。なお、ダンピングファクターは、無帰還で約1、13dBの負帰還をかけて約7です。無帰還でも違和感なく聞けます。エイジングして、ずいぶんと音が柔らかくなり、心地よさがずっと増しました。さて、そろそろ次に進みましょうか。
次は歪率ですです。あいかわらず、うねった形をしていますが、低歪ではあります。
暑さもようやく過ぎて、808シングルの測定をしました。9.5kΩの一次インピーダンスで、動作点はEp=789V, Ip=70.2mA, P損=55W, Eg=9.2Vで測定しました。入出力特性は26Wまで伸びています。
こちらはRCA製。なけなしの高価品なのですが、火入れをしてしまいました。こちらのほうが好みの音(トゲが無い)なのでこちらでエージングをします。ビルエバンスの演奏が気持ちよく鳴ってくれてます。なお、OutPutトランスのインピーダンスは9.5Kで鳴らしています。20W以上出ている模様です。
一度は作ってみたかった808シングルです。808はGE製。カソードチョークの特性を生かすために動作点をEp=790V, Ip=70.2mA, Eg=8.9Vに取りました。Wa=54Wと少々オーバーぎみですが、高音が輝くような感じがします。805と比べると似ているのですが、805の方が好みのような気がしますが、見てくれは808は映えますね。しかしもう少しエージングしてみないと分かりません。しばらく聞いてみて測定します。次は念願の845に挑戦したいと思います。845の場合はカソードチョークはあまり意味がないのでプレートチョークを考えています。
本邦初公開のハラワタです。あまり細かいところは追求しないで下さい。
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