808の特性曲線を眺めているうちに、もう少し内部抵抗の低い管があればと考えていたところ812Aを思い出しました。これは閑人氏がすでにやられているのですが、追試をしてあまり気に入らなかったので放ってありました。今度は出力OPT一次インピーダンスを9.5kにして、動作点の電圧をあげ、Egをゼロ付近に持ってきました。こんなことは素人の私だから思いついたのかも知れず、ふつうならやらないでしょうが、これが意外といけます。エージングをしてまた測定します。動作点は、Ep=806V、Ip=61.5mA、Eg=-9V、P損=50Wですが、エージングによってずれるでしょうし音ももっとこなれてくるのを期待しています。でも見てくれでは808にはかないませんね。