(2861)08/31_13:16
Re:別府式アンプ改良 (村田@熊本)
見元さん、皆さん、こんにちは。
>ですが本当のことはまるでわかりません。
>またIC最終段にはエミッターフォロアが入っているので、数10pF程度の負荷を追加しても影響はないと思います。
例えば、「100pFをIC出力に追加したが、周波数特性は変わらなかったが、音が悪くなった」と言うようなことが実験で得られれば良いなと思います。
(2862)09/02_14:06
トランジスタの音に関しての私見 (別府俊幸)
見元様、村田様。こんにちは。
Cobもそうですが、hFEカーブやその他の特性で音の良し悪しがわかれば楽なので、良かった音のトランジスタと、良くなかった音のトランジスタの特性図を並べて考えたこともあります。しかし、特性図で音は計れない、と言うか、私には傾向を見いだすことが出来ませんでした。
ですので、Cobの大小が音を決める要因とも考えていません。
私の経験では、パワートランジスタの良いものがドライバー段用の良いものを超えることはなく、ドライバー段用の良かったものが、小信号用のよかったものを超えることはありませんでした。
ただしPcで考えると、同じチップが別のパッケージに入れられた品種を聞き比べたとき、大きなパッケージ(すなわちPcの大きい方)の音がよかったことから、Pcが小さい方が良い、とは言えないと考えています。
少ない経験ですが、トランジスタのチップの大きさが制約条件になっているのではないかと考えています。Pcが大きくなると、そのグループの中でもっとも良かったトランジスタであっても、小さなグループの中の良いものより、霞がかかったような、寝ぼけたような音になると感じます。
また、オペアンプも同様で、実験した限りですが、何らかの音の良し悪しを決めるパラメータがデータシートに示されているとは考えていません。
また、負荷容量についてですが、容量そのものよりも、コンデンサの銘柄の方が音を変えると断言します。下記の拙著にそのあたりのことも記しました。
是非、いろいろと試みて聞いてみてください。
回路については拙著
http://www.cqpub.co.jp/hanbai/books/41/41691.htm
をご覧いただければ幸いです。
(2863)09/02_18:55
別府様、村田様。 (見元(大田区))
そうなんです。アンプは抵抗・コンデンサの銘柄によって音が変わります。そして今回は、Trによって音が違うことを確認し、影響が抵抗・コンデンサよりも大きいことがわかりました。しかしながら、音の良いTr・抵抗・コンデンサのどのパラメーターが音のよさに関係しているのかさっぱりわからないでいます。
また、もう1つ音を良くする方法にシールドがあります。オペアンプの入力部分にノイズが飛び込むようで、ここをシールドすると、低音が出てきて分解能が上がります。音のバランスも変わってきます。また、入力抵抗を1KΩに下げるとシールドと同様の音の変化が現れます。
確認のため、現在、シールドを強化し、実装を変更した別府式アンプ第2弾を製作中です。Trは2SB1274/2SD1913です。また報告します。
(2865)09/12_11:08
シールドの効果 (村田@熊本)
見元さん、皆さん、こんにちは。
何回も、すみませんが。
>ここをシールドすると、低音が出てきて分解能が上がります。
>音のバランスも変わってきます。
とのことですが、この後でシールドを取り除くと以前のように音が悪くなる
のを確認されましたでしょうか。