(3587)04/08_18:25
無題 (見元(大田区))
大橋さん、こんにちは。たくさんの質問ですね。
Q1:OPアンプの出力が等価的に接地? 以前のMITはOPアンプに抵抗がぶらさがっていました。
A:以前は、OPアンプ保護のため抵抗を入れていました。この抵抗をVRにしたところ、ゼロΩが一番音が良かったので、しばらくしてから抵抗を外しました。ゼロにするとNFB量が上がります。等価的に接地に近いですが(スピーカーが負荷抵抗になる)、OPアンプには電流制限回路が入っているので安心しています。
Q2:7mAのアイドリングだと出力TRはいつも導通状態ですね。
A:今回は治具を使って、OPアンプに入ってくる入力信号とNFB信号を比較しています。これにより、OPアンプ単体でのSPドライブはOKだったのですが、カットオフ出力段を追加すると音が崩れました。やむなくアイドリング電流を少し流したところ、入力信号とNFB信号がほぼ同じになりました。カットオフ出力段をドライブするには、OPアンプに負荷がかかりすぎなようです。手持ちの範囲ですが、ドライブ能力の高いOPアンプ(広帯域、高速SR)も試しましたが、入力信号とNFB信号の差が大きくかったので不採用としました。
このような経緯を経て、カットオフ出力段はあきらめました。
(3588)04/08_19:03
無題 (大橋@町田)
Q1)なるほど、OPアンプの負荷がSP(8Ω)だとそうなるのですね。小生はもともとHPをドライブするのにOPアンプをつかっていますが、出力抵抗なしだと電流制限領域で変な音がするし、出力波形も乱れるので10オームいれてましたのでその経験で質問しました。HP(16−64オーム)の場合はこのほうがかえって低域が伸びていい感じです。ただし出力抵抗をでかく(30オーム)すると高域が制御不足でシャカシャカして耳障りです。
Q2)なLるほどそういう研究結果ですか、参考になります。ちなみに小生は計測OP(TLE2027E)とA1015/C1815でははじめて抵抗(100オーム)付きながらスイッチングひずみ無しのアンプを経験しています。電池ドライブのポータブルアンプの場合アイドリング電流はないにこしたことはないのでMITさままさまです。でもアンプもヘッドホンでいい音がするかどうかでSPをならせるかをまずは判断していますが、これが??かもですね。
まだまだやることはありそうです。