(2810)07/21_20:07
無題 (蝦名@茨城)
シミュレーションしてみました。LT1166を組み込むと計算がいつまでたっても終わらないので、固定電圧のバイアスにしました。
電圧増幅段のJ103GR、K246GRのゲートソース間電圧が大きいので、R6に2Vの電圧を発生させるようにするには、VR1が500オームでは不足する可能性が高いです。このせいもあって、初段と電圧増幅段の電流が非常に小さいです。パワーアンプとしては、小さすぎるような気がしました。
電源電圧が12Vのとき、正弦波の形が崩れないときの最大出力電圧が、無帰還だと±7Vp-p、NFBありで±9Vp-p程度です。SPICEのモデルが限界に近い動作で実際のアンプと合わないことを考えれば、この値よりも1Vくらいは低く見たほうがいいでしょう。ですから、BTLでも8Wくらいの出力になると思われます。
(2811)07/26_15:59
BTL 40W (高宮@島根)
SEPPは回路構成によっては電源雑音が問題になることもあるでしょうが、通常は電源雑音抑圧比を充分大きくすることは可能です。
しかし出力40W目標で2SJ554を使おうとするとBTLで無いと耐圧が持ちませんね。
蝦名さんの解析がLT1166を使うと何時までも収斂しないということは、回路のDC動作点が定まらないためでしょう。 回路が不安定だと思います。
LT1166を使うということは終段に20dBの局部帰還を掛けることになると思いますが、差動段へは無帰還が必修でしょうか。
(2829)07/30_07:07
無題 (やまかず)
皆さん、アドバイスありがとうございます。
問題点がだいぶ分かってきました。NFBに関しては出力段無帰還に拘る訳ではありませんので、NFBの位置を出力部にして、DCサーボを外した場合について。LT1166有りでシュミレーション可能でしょうか? 電源電圧は汎用SWの都合、ドライバー段は±24V、出力段は±15Vにしたいと思います。
(2830)07/30_20:37
シミュレーションは難しい (高宮@島根)
やまかずさん 無料のLTspice は linear Technogy のホームページからダウンロードできます。
New schematicを選ぶと回路図の入力が可能です。
回路素子として、special Functions を選ぶと 最初に LT1166が出てきます。
そして、この素子をクリックし open this macro models test fixtare を選ぶと回路図が出ます。
run させると 1V入力時の特性が得られます。 しかし、AC解析をしてみるととんでもない結果が出ます。
LT1166の特性は非常に悪いと思います。
データシートの回路で別なFETを使った結果でも同様に数十kHzで90度位相回転 最大160度にもなります。
このままではオーディオ出力段のエミッターホロアとしては使えないでしょう。
海外のDIYサイトでもLT1166の実施データがないとのようですね。
(2831)07/30_20:59
無題 (蝦名@茨城)
LT1166を組み込むと動きが怪しいですが、トランジスタを入れ替えたらとりあえず動いたので、シミュレートしてみました。回路は以前のままです。
DCサーボLT1166のところまで24Vにすると3オーム負荷で約±13Vp-p、28Wくらいの出力でしょうか。
K213/J76の所まで24Vだと±10.5Vp-p、18Wくらいです。
なお、出力からNFBを掛けると発振気味になります。電流バランスも少し変なので、全体に安定な動作になっていないのかもしれません。無理に作るアンプではないような気がします。
(2802)07/18_20:28
無題 (蝦名@茨城)
回路図をアップして頂ければ、シミュレーションする人がいると思います。シミュレーション以前に、動かないことが分かれば、少し遠回りな表現でそのようなことを書く人がいると思います。婉曲な表現のときは、動かないことが多いので再検討した方がいいかもしれません。
回路図のアップをお願いします。