(2793)03/04_11:07
出ない低音 (土屋@埼玉県)
田中@浦和さん、おはようございます、埼玉は毎日暖かく白梅も咲き始めいい感じですね。
早速オリジナルのウーファーを分解しパーツのコンプライアンスを測定しました、ダンパ1.7mm/N、サラウンド5.5mm/N、合計1.3mm/Nが結果です。
コンプライアンスと質量だけでfoが決まる訳ではないと思いますが支配的要素ではあり、今回の場合ダンパが非常に堅く設定してあるので意図した特性のようです。ちなみにバスレフポートもかなり高めの150hz弱です。
サラウンドはナチュラルラバーの高級品を使用していて、今の時代ここまで柔らかく内部損失の多い物を市販で入手するのは困難で、私の大事なお宝です。
(2775)10/14_22:22
使用ソフトについて (HILO@町田)
シミュレーションに使用したソフトはLeonard AudioのTransmissionLine というすでに開発が終わってしまっているソフトですが、作者の好意で以下のDIY Audioフォーラムのページから添付ファイルとして落とせます。
(tline_insaller.zip #803の書き込み添付ファイルです)
URLを書くとエラーになるのでQRコードにしました。
原画: -(2 KB)
サム(1KB)
(2777)10/14_22:26
チューニングについて (HILO@町田)
ご指摘のようにリップからの音は極端に「ビヨーン」と尾を引くほど強く共鳴させない限りは音圧的にゲインを持たせることは難しいと思います。
気柱のλ/4共振周波数で振動板の振幅が抑えられるのは、定在波の節(Pressure=圧力が一番高いポイント)に振動板があるためで、このとき開口部の少し外で空気の移動速度(Velocity≒音圧)は最大になります。例えていうと、テコで支点にとても近い場所を力点として動かそうとしているような状態で、スピーカーの振動板がほんの少し動いただけでも支点から遠い開口部(=作用点)は高速で大きく動くような状態だと思って貰えばよろしいかと思います。
基本的にTransmissionLine型は強めにダンプしてタイトな低音が得られる事が魅力なので、いわゆる共鳴管型のスピーカーエンクロージャーとは違ったチューニングのアプローチが必要ですね。
宜しければ、私のwebページもご覧になってみてください。
原画: -(2 KB)
サム(1KB)