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(26)02/12_19:28
2ch録音から (牧原)

元々C37P改造2本で20数年クラシックや筝曲・ブラスバンド・チェンバロ・ブルーグラス・シャンソン等を録音してきましたのでこのマイクに合った音や音楽のバランスの良い場所を探すのは得意です。
最近ジャズを録音するにあたって2本録音の限界を感じたのでマルチマイク録音を始めましたが基本は2本録音です。
2本ではバランスや音の頭の出だしが揃わない楽器に補助マイクを設置します。
アナログ電源の弱いA/Dコンバーターはどうしてもドラムのピークが入った場合に電源が動いてしまってピーク信号が消えても残った振動で余分に長く歪みます。
ですからアナログ電源の強化は必須ですね。
それと24ビットのA/Dコンバーターの場合はノイズフロアーを下げるためにノイズの少ない結果としてスルーレートの低いOPアンプを使用しますのでドラムの大きいピークが入力されると歪み易いです。



(27)02/13_18:26
2ch録音から (にしかわ)

C37P改造マイク2本をメインに補助マイクを使って録音、分かりました。C37Pは良いマイクですね。40年程前の国産品ですが、国産始めての楽器用マイクとなるのでしょうか。これは音に艶がありますが同じカプセルを使ったC38ではなくなりました。
デジタル録音機のアナログ電源の弱点、24ビットのA/Dコンバーターの弱点、の紹介ありがとうございます。こうゆう事は使っていてもハードの明るい人
ではないと解りません。参考にさせて頂きます。


(28)02/14_10:00
C37P改造 (牧原)

C37Pはソニーが開発して国産初のコンデンサーマイクC37AのFET版です。
このマイクは単一指向性の時としては指向性が広く、特に100Hz以下は無指向性ですのでC38と比較して余分な音まで拾い捲ります。
オリジナルの状態ですと音にメリハリが無くマイクトランスの影響で高域の音がキラつきます。
そのため金田式DCマイクを参考にマイクヘッドアンプを製作して色々な音源を録音しながらバージョンアップしました。
但し、2本録音としては最適で、慣れてくると音の集まる処を探してそこにマイクを置くと後は音量の調整だけで終了です。
Dレンジは広いので和太鼓の皮から2m離れた処に置いてもクリップしないヘッドアンプゲインにしてあります。


(29)02/14_12:50
C37P (にしかわ)

C37P、37AのFET版ですか。まったく知りませんでした。C38の前にFET版を作っていたのですね。37Aはノイマンのマイクに比較し音が今ひとつだったため殆ど使われなかったマイクなのでFET化されてもはやらなかったのでしょう。音もキラキラ指向性も違う、C38化でカプセルを色々といじったのですね。C37Pは金田式のヘッドアンプに改修して使用、やりますねェー。アマチュアの醍醐味です。


(14)02/09_23:47
マイク話6 (にしかわ) 返信

 マイクの出力電圧は1mV以下とカートリッジより低く、この電圧をミキサーまで送らなければならない。ケーブルの長さは数メートルからプロの世界では数100メートルまでになる。ここにわれわれのアンプ間の接続に使っているRCAケーブルの伝送方式、不平衡回路ではケーブルに雑音が混入して全く使い物にならない。
 そこで 平衡回路と言う伝送方式が使われている。これはアース線1本と2本の本線合わせて3芯のケーブルを用いたもので、マイク側とミキサー側におのおのトランスを使って平衡回路を作っている。
 
参考 不平衡回路で伸ばせるケーブルの長さはおよそ2メートル程までである



(15)02/10_00:10
マイクトランスレス (牧原)

最近のコンデンサーマイクにはトランスレスもありますし、ミキサーのヘッドアンプもトランスレスの平衡増幅になっていますね。


(16)02/10_00:19
Re: マイク話6 (花田@富山)

参考 不平衡回路で伸ばせるケーブルの長さはおよそ2メートル程までである

参考 元電電公社のアナログ回線は 平衡回線・増幅無しで20Km以上の距離間通信が当たり前でした。




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