(290)05/24_07:58
無題 (松川@相模原)
石田さん、どうもです。
FETのデータシートが見つからなくてSONYのコンデンサマイク用とだけ判明しています。FETの真ん中の足からリードが出ているので、ドレイン出力と思います。負荷抵抗はついていません。
また難しい回路は苦手なので電池駆動(3V位)でいろいろ録音を試して見たいと思っています。
(292)05/26_21:20
あれ? (抜作三太郎 こと 前田@厚木です。)
2SK39のデータシートならマイナーオーディオさんのところにありますよ。面取りしてある方がG、真ん中がS、ですね。
DatasheetCatalog.comにも無い情報があって、とっても助かります。
ところで、ECM用のFETですが、普通のと違ってG-S間に細工がしてあるようです(ですから普通のジャンクションFETのようにソースとドレインは入れ替えられません)。
ECM用は、大概 Vgds が記載されています。ゲートにはマイクカプセルしかつながっていないので、静電気などで G-D 間が静電破壊起こさないように、と言うことなのでしょう。
ゲート電位は、静的状態では(ソースから微小電流を流すことで←ここが細工) Vg = Vs になるようにしてあるようです(そうしないとゲート電位が決まらない)。
そんなことは置いといて、...
ソースフォロアで使いましょう。普通、2.2 kΩ負荷で使えるように設計してあるようですから、とりあえずソースに 2.2 kΩ、ドレインと 2.2 kΩに 3 V を繋いで2.2 kΩの両端の電圧を測って見ましょう。
多分値が安定するまで数十秒かかります。電源電圧の半分くらいになるよう負荷抵抗(2.2 kΩ)を調整すれば良いと思います。できれば、電圧を上げて、使いたいですけれど....。
(ところで、マイクカプセルにつながっているのはゲートとどこですか?ケースはどこにつながっています?)
で、そのまま負荷抵抗からCカップルでA/Dへ突っ込むのがもっともシンプルですね。PCのマイク入力がステレオなら、そのまま突っ込んでWaveSpectraで録音するのが一番簡単(私の雷の録音は、バッファを付けてPCに突っ込んだものです)。
後は、負荷抵抗の後ろにバッファをつけるか、ゲインを持たせるか、差動で受けて平衡出力にするか、石田さんご指摘のようにPhantom電源で動くようにするか、お好み次第で何でもありです。
(293)05/27_06:52
無題 (蝦名@茨城)
たぶん、ソニーのECM99の一部ですね。古いマイクなので、カプセルやFETが劣化している可能性が高いような気がします。手元にある他のソニーのECMマイクですが、ノイズがひどくなっていて使えなくなっているものがあります。
カプセルをWM-61Aに変えた例があるので、入替えてしまうのも一つの方法かと思います。
http://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/201211150002/
松川さん流に固定の方法をうまく考えて仕上げれば、面白いマイクになりそうな気がします。
(294)05/27_07:14
なるほど (松川@相模原)
前田さん、蝦名さん、ありがとうございます。原型のマイクの形がわかってきました。とりあえず、マイクやFETが劣化していないことを願って、出力するかどうか前田さんの方法で試してみようかと思います。
(296)05/28_23:43
流石 (抜作三太郎こと前田@厚木です。)
蝦名さんですね。
マイクカプセルを D と G につないで、ソースフォロあとして使っているのですね。そうとなれば話は早い、S に2.2 kを付けて 3 V を与えて C カップルで取り出しましょう。 2.2 kの両端の電圧だけ確認してくださいね。
(298)05/31_22:46
実験しました (松川@相模原)
ちょっと実験してみました。
くっついるFETについてる赤いリード線はソースでしたので、ここに2.2KΩをつないで乾電池2本(3.2V)をつないで2.2KΩの両端の電圧を測定しました。
約0.25Vでした。およそ0.1mAってことでしょうか?これでOK?
(299)06/01_22:02
あらま (抜作三太郎こと前田@厚木です。)
かなりIdssが少ないんですね。1.5 V 位にしたいので、15 k 〜 18 k でもいいんじゃないでしょか。