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(873)07/26_23:39
反時計式バリコンを使う (宇多@茨城) 返信

こんにちわ。
 反時計式のバリコンを入手して困惑・・・利用方法を分析すると「同調用ダイアル」方式は、下記の2系統4形式になりました。 たとえば周波数を増加させる場合、指針を相対的に右回転、X軸上では右方向、Y軸上では上方向に移動させるか、または「背景の逆方向の移動」にて示すことになります。 

(1) バリコン・シャフト直結タイプ メカニズム
 (1.1) 可動指針 <固定ダイアル併用> 
  操作時には指針を追って目と場合により顔を動かす。
  適用ダイアル形式は扇形のみ、右回りの時計式バリコン対応限定
  ・・・オッシレータ等測定器系、自作系、簡易型指針ツマミ
 (1.2) 可動ダイアル <固定指針併用> 
  操作時には指針前後を注視し顔は動かす必要がない。
  適用ダイアル形式は扇形のみ、左回りの反時計式バリコン対応限定
  ・・・監視系の通信機器、測定器系、簡易型文字板ツマミ
  ・・・但し、市販バーニ アダイアルは逆目盛の時計式対応

(2) 駆動系メカニズム併用 メカニズム
  バリコン・シャフトとは非直結、ギヤ伝達、ヒモ・滑車
  などにて、回転方向を変更できるのでバリコン形式フリー。 
  操作時の動作は (1) に準じる。
 (2.1) 可動指針 <固定ダイアル併用> 
  適用ダイアル形式・・・扇形、横型、縦型
  ・・・民生品のラジオ、チューナ等に広く採用         
 (2.2) 可動ダイアル <固定指針併用> 
  適用ダイアル形式・・・扇形、横/縦は筒型または幕型に
  ・・・面積がとれないポータブル系、監視系の通信機器

 このバリコンの利用方法は<固定指針〜可動ダイアル>が適となりました。 


(859)07/22_11:27
周波数変換のからくり (masuda) 返信

宇多さん、こんにちは。今週は、輪番休業でお休みです。ところで、
6BE6を始めとして、スーパヘテロラジオをはじめとして多々製作記事はあるものの、意外と周波数変換原理について記述する文献がないのが不思議です。
教科書的には、2次特性の歪→2次の公式→2信号の積→三角関数の和積の公式→で、和と差の周波数成分 が出ると解説されるのですが、どうもピンとこないですね。それならば、2次の歪のゲイン係数は、いくつなのかと、突っ込みたくなります。
実際の回路では、2信号加算→半波整流→フィルタリング で2信号ビートが生成されるのがホントでしょう。(これは、突き詰めれば2次歪と同等なのかも)
ところで、この半波整流増幅は、グリッド検波とプレート検波の2種類のうち、どちらを行っているのでしょうか。
実際、オシロで観測してみれば良いのでが、なかなかおっくうで。ごぞんじでしたらお教えください。


(862)07/22_12:50
そうですか。 (masuda)

この辺の実動作は難しそうですね。
・リミット点=>Vgk=0Vの動作点で、これ以上グリッド電圧がUPするとIgが流れ出す点。(GK間でダイオード動作が発生する)
・カットオフ点=>深いVgk電圧で、これ以下だとIpが流れなくなる点。
と表現すると、リミット点を利用したのが、グリッド検波で、カットオフを利用したのがプレート検波となります。ストレートラジオは、これら作用を利用しています。でも、圧倒的にグリッド検波の方が多いような感じですね。
世の中、製作記事本は多くありますが、このような一歩踏み込んだ解説はないですね。誰か解説してくれる人はいないものか?????
グリッド検波の場合でも、グリッド結合Cが、自動的にグリッドマイナス電圧をIg電流に伴い生成してくれるので、回路図の見た目は、ただのC結合に見えてしまいます。自分的には、ほとんどのミキサ回路は、グリッド検波だと思うのですが。どうでしょうか。


(863)07/22_13:49
実は両方ではないかと (宇多@茨城)

(1) 本来は:
 独立した発振回路とバッファ、それに混合回路とを分けて、混合回路の動作分析を行うのでしょうね。 発振を取り込んでいるために生じた制約は大きいとはおもわれますが、分けるとなれば別の課題設定となるます。
 混合は検波機能として捉えられていた歴史的背景があり、一信号の検波も複数信号の検波もゴッチャだったものが、いつのまにか目的別の名称となったのでしょう。
 そして専用管によらない周波数変換回路の総論やら一般論が勉強不足でみつからず困っていますが、ハンダゴテを先に出動させるのも特権です。

(2) 2次歪のゲイン係数:
 歪みの発生具合による訳で、俗にハイ gm は歪みもデカイ・・・所謂 変換 conductance/ gc にその一部が現れると理解します。 相互 conductance/ gm の高い mixer 管は gc も高く、一般に gm の 1/4 と云われていますね。

(3) 検波・混合:
 ショットキーとて、ミクロにはカチッと水平線からイキナリ勾配のある直線に曲がる訳ではないでしょうから、その意味では相対的には真空管と等価な部分があるかも。 そしてジワジワしたリモートカットオフでも実際上はチャント動作しており、カットオフに近い不完全な整流状態を利用・・・と玉虫色の解釈になります。
 グリッド検波はダイオード動作であると割り切るとして、プレート検波では動作点を限りなくカットオフに寄せているから、境界が非常にアイマイであり整流していないとは言い切れないでしょう。 そして、整流を始めても曲がっている部分も有効でしょう。 そして相対的に同調回路のQに及ぼす影響が異なるのはグリッド電流の絶対値差だけかも。

(4) グリッド検波とプレート検波のどっちなの?
 JA1AD 斉藤 健氏は両方の準備を (グリッド・リーク/自己バイアス) せよと述べておられます。 これには勿論検波対応だけでなく発振回路の動作制御が加算されています。 
 そして、同一の回路でもグリッド検波的動作とプレート検波的動作とはカットオフ特性とか gm とか出来具合などにより一義的に決めかねて、実用的にはどちらかに寄せることは困難であろうと理解しました。
 また拙ページの記述では挿し換え互換性、追試験再現性の点からも同様に実験を経たどんな管種でもカソート挿入の抵抗の調整一つで対応できることを確認して記載しました。 個別管種ごとに最適値をやったら話が進まないです。



(864)07/22_14:42
ほとんどのミキサ回路は、グリッド検波 (宇多@茨城)

 古雑誌やら古回路図集などをチラッと見てみましたが・・・
 HF 通信用でシャープカットオフ五極管 (6AH6/6CB6/6EJ7 等) を G1 injection (殆どがこれ) mixer に使った例では、バイアス設定 R を単なる増幅の場合よりかなり深い kΩオーダーに寄せて G2 電圧も落としていますが、プレート検波でしょうかね。 FM チューナの 12AT7 mixer 複数例も G injection で Rk=2.2kΩ等となべて高いです。 大振幅対応策、S/N 確保、注入局発の安定度等を考慮するとそうなるのかもしれませんが、実装経験不足でなんとも判りません。


(868)07/23_14:07
プレート検波でOK (masuda)

宇多さん、ご回答ありがとうございます。どうやらプレート検波が正解のようですね。
昔の参考本を引っ張り出して来て見たら、他励振の場合、バイアスを深目にとって、Vgk-gm特性のグラフから、出力は半波整流らしき歪を受ける様子が出てました。バイアスを深めとるところから、カットオフより深いところ、マイナス成分はカット、プラス成分のみ取り出し半波整流を行うようです。
・・・ということは、周波数変換回路は、、バイアス調整(カソード抵抗値)と局発レベル調整の二つを最良の特性なるよう調整が必要ということでしょうか。
・・・ところが、1球で行う6BE6は、この辺の定数がほぼ決まっているので、逆に動作が分かりずらいですね。(たとでば、6BE6の場合、カソード抵抗は不要でOKとか)。
昔の技術とはいえ、なかなか奥が深いようです。


(869)07/23_18:06
けれど、グリッド検波もあり? (masuda)

宇多さん。けれど、混合部はプレート検波と先にいってしまったのですが、グリッド検波も有りかもしれません。というのは、ヤエスFR-50Bの1stミキサ(12AT7)、2ndMIX(6CB6)の第一グリッド電圧が、取説から-0.1〜-0.4Vとなってます。これって、グリッド検波されて、結合Cによって生成されれた電圧ですよね。ということは、グリッド検波による混合方式も有ということでしょうか。
今まで、ストレートラジオの0-V-1のような、原始的方式とスーパヘテロダイン方式という実用機とは、実は別物ではなく、グリッド検波、プレート検波でつながっているという新しい発見が、今更ながら気づきました。



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