(880)08/03_09:21
検波と混合と (宇多@茨城)
おはようございます。
ミキサー段の(RFamp 段も)グリッド回路 C/R 有無と挿入例を調べました。
(1) モノによっては k=グランドで G 検波・・・これは当然ですね。
(2) 同調回路から直接 G1 に接続した例も散見され、 AVC なしの RX やら
ダウン・コンバータの例は SWL 用かな、それに FM チューナ例でした。
(3) k に結構深い自己バイアス用の C/R を挿入しながら G1 にも C/R を挿入、
ただし並列給電型 AVC をミキサーにも適用した場合は当然ですが・・・。
上記 (3) は回路図を眺めながらハッと思い出しました。 メーカー製でも自作品でも、無線局設備として運用に耐える RX 条件具備のため、RF amp も含めて G1 に C/R を(直列、並列、AVC 併用)挿入します。 これは自局送信時に RX に飛び込む過大入力に対する球の保護手段・・・グリッドの焼け防止です。
(853)07/21_18:37
6JX8(ECH84) (masuda)
竹内さん、こんにちわ。ネットで見ると、この手のヨーロッパ管は、三極部でローカル発振、七極部で混合する方式ですね。6AJ8(ECH83)のアプリにありました。6JX8で局発、発振せずとのこと。6JX8の三極部発振回路がうまく発振しないということでしょうか。それとも、七極部のG2-4,G1,K構成で発振しないということでしょか。
いづれにせよ、6AJ8=Mixer用と記述がありましたが、6JX8=パルスセパレータ、ノイズインバータ、同期アンプ用としかなく、Mixer用途は書いてなかったです。違いはこのへんかもしれません。
(854)07/21_19:51
6JX8 で (宇多@茨城)
こんばんわ http://www.r-type.org/exhib/aai0118.htm をご参照。
三極部は Rp=13.5kohm, Gm=3.7mS からμ=50。 普通の回路でOKかな、と。
(855)07/21_21:34
re:6JX8で周波数変換のラジオ (竹内6EH7)
早速のレスありがとうございます。シャーシの加工が終わり部品を取り付けています。
>6JX8の三極部発振回路がうまく発振しないということでしょうか
そのとおりです。局発は3極部です。6AJ8を使う回路は松下製のラジオのものが二、三手元にあり拝借しました。発振コイルはこのために購入した88コイルで相当試行錯誤しましたが6JX8では全く発振しませんでした。その後6AJ8を入手し交換したところ発振しましたが挙動が怪しかったですが鳴ることはなりました。先日、コア付きの発振コイルにプレートコイルを巻足したものに交換しましたら局発も安定して良好です。
ご紹介のサイトやECH84の規格を見ていましたが、松下が同じ3極7極複合管でありながら6AJ8と6JX8を製造したことが不思議です。規格、特性が異なってはいますがピンアイサンまで変えて別品種で供給したのが不思議です。
(実は、恥ずかしいことに6AJ8を買うつもりがよく確認せずに6JX8を買ってしまったのがそもそもの始まりです(泣)。ハンドルネームの6EH7はお気に入りの真空管でRF増幅、IF増幅に度々使っています)
先の投稿にも書きましたが周波数変換回路は面白いです。5極管の周波数変換もですが、米国製のAM/FMラジオでは6J6で中波の周波数変換もしています。サービスマンもびっくりしたのではないでしょうか
(856)07/22_04:37
球式コンバータ・ミキサー (宇多@茨城)
おはようございます。 コイル類には要ご注意。 私は最近殆ど自作です。
中波帯ラジオ(AM) のコンバータは殆ど 6BE6/12BE6 ですが、FM チューナやらプリメイン組み込みチューナの FM 部分では 12AT7 から 6AQ8(17EW8) が多かったですね。 それも単管で Neutrodyne RF amp/ autodyne conv. だったりして。
6AJ8 は FM/AM ラジオの philips (というか松下の) パターン、AM では mixer/oscillator=conv.、FM では 1st IF amp。 最後の頃の国産球式 FM/AM ラジオでは 6U8 とした例があり 6EA8 にて交換修理したことがありました。
有名な米国某社受信機でも 12AT7 mixer 例がありますね。 アマ局用 YAESU FR50B も 12AT7 の cathode injection でした。 1976年製の自作クリコンは 6EJ7 mixer、TS-510 の mixer もアダプタ装備の 6EJ7、その後超三結アンプの初段・・・