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オール12JF5スーパー経過報告 潮名誠之 2011/06/23,11:47 No.797 返信 (t)
12JF5スーパー実験機は、周波数変換、中間周波増幅、そして検波を12JF5とすることにとりあえず成功しました。周波数変換は今のところ局発漏れの大きいG2注入法ですが、12JF5コンバータが実現したことで、オール12JF5スーパーの実現に向けて大きく前進することができました。

IFTを調整する前に、IFアンプの中和の調整を精密にするために、22pFの中和Cを30pFのトリマーに交換しました。
そして発振ギリギリのところに調整するとゲインが大きくなるのは良いのですが、選択度がシャープになり過ぎて選局しにくく、また音も悪くなってしまうことがわかりました。ちょうど再生検波式ラジオと同じです。中和はゲインを犠牲にしてやや過度に行わなければならないようです。
>> おめでとうございます 宇多@茨城 2011/06/23,14:23 No.798
目標を達成しました。 よかったですね。

 私の中間周波増幅のばあい、中和トリマーを締めていき発振が止まって、更にしめたら再び始めました。 適正バランスの幅があるみたい。 その真ん中あたりに止めました。
 そして、非標準コンバータ回路のややこしさは予想を超えていたですね。 系統化やら分類などが行われていなかったことも意外だったです。 もはや参照する関係者は限られるだろうけど、バリエーション全体が見通せる機会を得た事は、お互いに貴重な経験だったと思っています。
>> 初志貫徹 スガハラ 2011/06/23,20:37 No.799
12JF5でスーパーを作ろうと思いついてからどの位たちましたか?意思の力を見せ付けられました。検波は二極管接続ですか?だとすると豪華な前代未聞じゃないでしょうか。低周波は問題ないでしょうから略かんせいですね。出力はSRPPはが勧めです。感度、温室などお知らせください。
>> ありがとうございます 潮名誠之 2011/06/24,08:46 No.800
普通の5球スーパーを作るのさえ技術的におぼつかなかった私がここまでできたのは宇多さんのおかげです。本当にありがとうございました。

実験機では、電力増幅は6AQ5、電源整流はシリコンダイオードなので、あとは、これらも12FJ5に改めてオール12JF5で本番機を新規製作するつもりです。
電力増幅と整流については、オール12JF5並三ラジオ(575)で実験済みなので不安要素はありません。

スガハラさん、12JF5スーパーの製作を思いついたのは、2010年12月頃だったと思います。並三がうまくいったので、よし、次はスーパーだ、と思ったのです。たまたま2連バリコンやIFTなどのパーツが手もとにあったので作ることにしました。

12JF5スーパーの検波はグリッド検波です。回路図は
http://utuke112.blog137.fc2.com/
をご覧ください。このブログでは周波数変換はまだ6BE6になっていますが、近いうちに12JF5に変更した最新のものを載せるつもりです。

ラジオの感度はやや不足、そして音質はグリッド検波のためか、いまいちです。
本番機では、1球増やして、2極管動作による検波+AFアンプの「豪華」版にして感度と音質の向上を図ろうと考えています。
>> 恐縮です 宇多@茨城 2011/06/24,11:31 No.801
 私は三〜五極管一発でのコンバータ構成を、考えた事も無かったし、迫られた事も無かったし、それも水平管で・・・一瞬どうしたものかと緊張しました。
 でも、同じ真空管だからなんとかなるさと・・・。 そして、この際は他の管種グループにも手を出し、回路形態の統一的呼称が欲しいとか、どんな回路がありうるか知りたいとか、とにかく簡潔に分類・表現したい・・・なんて、年甲斐も無く発振気味でした。
 ともかくも近年になく勉強する機会をいただき、お礼を申し上げるのは私の方です。

 さて、私のテスト・セットは省電力対応で IF 段以後は標準構成としました。 コンバータ段は汎用管種対応にてプラグイン対応、更に実用化チェックを続けます。


うわぁ 宇多@茨城 2011/06/21,19:27 No.792 返信 (t)
こんばんわ
砂村和弘 氏のホームページ 
http://www.intio.or.jp/jf10zl/index.html
を参照したら、ハートレイのグリッドに受信信号を注入する例がありました。
これなら三/四/五極管オールOKです。 脱帽あるのみ。
http://www.intio.or.jp/jf10zl/4tradio.htm
http://www.intio.or.jp/jf10zl/6an8.htm
>> 本職は? スガハラ 2011/06/22,10:57 No.793
こう謂う人もいるんですね。どれを見てもただただ関心するばかりです。実験をちゃんと記録してところが素晴らしいです。失敗したらゴミ箱に捨てる私とは大分違います。
>> これはすごい 潮名誠之 2011/06/22,21:22 No.794
こんな方法もあったのですね。
試してみたいです。
普通の5球スーパー用OSCコイルが使えるし。

それにしても5球スーパーの真空管ローテーションというのは、ずば抜けた発想ですね。
>> ナゼ? スガハラ 2011/06/23,00:10 No.795
一球スーパーラジオを想像するのは変人と自分では思っていましたが砂村さんのHPを覗いてから私はまだマトモナ部類と再評価しました。ゲインがあれば何でも可能だと謂う基本的な態度が必要なんでしょうね。しかしナゼここまでするのか、できるのか人間の頭脳の限界に挑戦でしょうか。ところでエサキダイオードがどこかにあるのですがゲルマニュームラジオ以上の感度のものは作れるものでしょうか?負性特性はゲインがあるとみなしてよいとすればですが???
>> でもチョット・・ 宇多@茨城 2011/06/23,04:25 No.796
 実は、この回路ならカソードタップ位置調整とバイアス調整だけで管種を選ばずに挿し換えが出来そうであり、実に簡便な点がショックでした。 
 調べると No.753 に示した、<G1 注入、P同調〜K結合発振、P出力>(回路の表現方法を考案しました。)の発振回路を、ブレート同調型から Hartley 型におきかえたものです。 

 そして同時に「なにかイヤな感じ」もありました。 それは何かと追究すると、発振回路に受信同調が 10pF で接続されており、受信同調側を調整すると発振周波数が引っぱられる「引き込み現象」が、管種に関係なく発生・・・というネガティブな要素。 中波帯ならアラ?という程度でも、短波帯では信号が行方不明・・・近辺を探してイライラします。 

 これをブレート同調とすれば、三極管では電極間容量で同様に「引き込み現象」にやられるけど、四極管・五極管ならば G2 が間に入り防げる訳で、No.753 では無意識かつ習慣的でしたが。
 感覚的に防衛本能が目を覚まして「興ざめ」しますね、でも助かったことも度々です。
>> かきこみすなむら 砂村 2011/09/12,21:41 No.881
宇多さん:そうなんです。ハートレーのカソードに信号をいれれば、コンバーターに使えるのはいいんですが、引き込みがすごいんです。あたりまえ。図面上は3ピコとか5ピコとかかいてありますが、他の部品の足に、ビニール線をからげただけです。こんなふうに、電気工作は再現性が悪いからおもしろいですね。ゲルマトランジスターの超再生は、小学校からトライして1度もできていない。電気工作のノートは56さつありましたがネットに公開して原本はすてました。
>> 恐縮です 宇多@茨城 2011/09/13,02:46 No.882
これはこれは、砂村さん コメントをいただき有り難うございます。
ほんとに RF 関係は可変要素が多く再現性がイマイチですね。
最近のことですが、発振周波数の探索にはやはり 0V2 が便利だと、思い出しながら作ったらアッチコッチで吸収を食い、アンテナ回路にバリコンを直列にしたり、スブレッド VC を追加したり・・・昔いろいろやった思い出のホロ苦さだけはバッチリです。


画像タイトル:img20110620132830.gif -(37 KB)

やっぱり G2 か 宇多@茨城 2011/06/20,13:28 No.789 返信 (t)
早速図に示すような、G1 注入/G2 注入 実時間切り換え可能な、発振系は P 同調 K 結合、出力系は P とした変換回路を 6BQ6-GTB/ 6CU6 にて比較しました。
その結果、例によってスカイセンサー ICF5900 の目見当Sメーターでも、G2 注入ではSが二つ大きく、これが敬遠される理由らしいと判りました。
そしてゲインは G1 注入が上、しかし酷くは違わないことも判りました。

>> 意外な事実 潮名誠之 2011/06/21,10:37 No.790
G2制御の増幅はG1の場合と比べて大幅にゲインが低下するものと思っていましたが、周波数変換についてはG1注入とG2注入でそれほど大きなゲインの違いはないようですね。これは意外な事実でした。
>> ズボラして 宇多@茨城 2011/06/21,19:00 No.791
 何分、回路間での動作電圧を変えずに、しかも挿し換え互換を保ちたく、G2 ドロッパとグリッドリークの値は固定して、カソードRの調整一本で押し通していますが・・・変更すると混乱しそうです。 
 この回路では G2 電圧が相当に低いので、G1 の動作範囲も限定されゲインも低下、差が圧縮されたかのような感じです。 G2 ドロッパを減らすと・・・どうなるでしょうね。 


一体何種類できるのでしょう 宇多@茨城 2011/06/14,05:43 No.782 返信 (t)
こんにちわ 
四極管〜五極管によるコンバータのありうる回路構成を書いてみました。
とにかくバリエーションが沢山できます。
K 注入とは受信同調回路の下の方からタップを出して Kに接続するだけ。
G1 注入、G2 注入では G3 を絡めるとまだあるけど、止めておきます。

K 同調は例外なしにタップダウンを要します。
ハートレイ/コルピッツはどれかの変形回路、Kタップ/C分割など無理があって、後者では RF チョークが必要になったりします。
「G2同調~P結合」が G2タップダウンを要し、しばらく悩まされた回路です。 
実装カバーは下記から6通りが済んだだけ・・・でも残りはやめておきます。 

● G1 注入/ P 出力では
P同調~K結合/ K同調~P結合、 G2同調~K結合/ K同調~G2結合
G2同調~P結合/ P同調~G2結合、 K~G2~P ハートレイ/K~G2~P コルピッツ

● G1 注入/ G2 出力では (P は発振にのみ関係)
P同調~K結合/ K同調~P結合、 K~G2~P ハートレイ/K~G2~P コルピッツ

● G2 注入/ P 出力では
G1同調~K結合/ K同調~G1結合、 P同調~G1結合/ G1同調~P結合、
P同調~K結合/ K同調~P結合、 K~G1~P ハートレイ/K~G1~P コルピッツ

● G3 注入/ P 出力では
G1同調~K結合~G2発振P/ K同調~G1結合~G2発振P
P同調~G1結合/ G1同調~P結合、 P同調~G2結合/ G2同調~P結合
K~G1~G2 ハートレイ/K~G1~G2 コルピッツ
>> 使用できる管種は 宇多@茨城 2011/06/15,20:45 No.783
こんにちわ。 
三四五極管による周波数変換回路の実装実験は、もはや終盤戦です。 
汎用回路<G1 注入、P 同調〜K 結合、P 出力。>用の発振コイルに設けた結合コイルを 10T まで減らして水平偏向主力管を鎮圧、かつ各種の低 gm 管が発振ストップしない範囲に納めました。 (K タップも 10T に下げました。)
下記は動作テストしたサンプル管種です。  
(注1) 5mジーメンス (5000μmho) を超えるハイ Gm RF 管は検討中にて除外。
(注2) *印・・・<6Q=7AC> ソケット・ベースのアダプタにて挿し換え。
単三極管 :6C5GT, 6J5GT
電力増幅管:6F6GT, 6G6-G, 6K6GT, 6V6GT
*水平管 :6BQ6GTB, 6CM5(EL36), 6CU6, 6DQ6-B, 6G-B3A, 6G-B6, 6G-B7,
      6AU5GT, 6AV5GA <アダプタ不要>・・・6W6GT, 6Y6GT
*高周波管:6AS6, 6AU6, 6BA6/ 6SD7GT, 6SG7, 6SH7GT, 6SJ7, 6SK7(GT)
>> さて次は 宇多@茨城 2011/06/17,05:16 No.784
こんにちわ 自己レスです。 
とりあえずの、一般管種による周波数変換は中波帯を対象に「終盤戦」、
次ステップは下記の課題、定性分析と実装試験が続々、それもホンの一部。
「日暮れて道遠し」ですが、闇のなかで手探りポツポツやりますか。

(1) カソード注入の挙動分析、受信同調コイルにタップ、最適調整など。
(2) 保留したハイgm RF 管の安定な用法〜実装方法の見極め。
  映像増幅管の一群 6AG7/ 6CL6/ 12BY7A とか、
  高性能電力増幅管 6BQ5/ 6CW5/ EL34 等もハイgm RF 管と同様に。
(3) 短波帯での挙動分析・・・受信〜発振の相対的な接近 (455kHz IF 環境)、
  L/C 比〜共振インピ低下の影響と対策などが対象となりましょう。  
>> 12JF5コンバータ 潮名誠之 2011/06/20,09:04 No.785
おはようございます。
12JF5でG2注入法による周波数変換を試みました。
回路は以前ハートレー発振の実験をしたときと同じ発振回路に、アンテナ同調コイルを介してG2電源を供給したものです。したがって、コイルにG2電流の直流分が流れています。

こんなに簡単な回路でも意外に感度がよく、なんだか拍子抜けしたような気がします。
まだIFTの調整をしていないのですが、6BE6のときと同じように、局発回路の発振を利用して調整してみようと思います。(まだディップメータを作っていないので)
>> コイル経由の G2 電源 宇多@茨城 2011/06/20,12:32 No.787
こんにちわ
グランド側から C パイパスして G2 動作電源を供給した訳ですね。 バリコンのステータに触れると飛び上がる・・・いや十分に低いからセーフ、それ以外はおなじことですね。 
それはさておき、何故 G2 注入回路例が見当たらないのか、その理由を探っています。 G2 は発振プレートの機能を兼ね備えて、しかもアンテナにつながっているから、RF のバッファ・アンプなしでは・・・他の方法よりも気持ちが悪いことは確かですが。
 G1 注入でも、G1 が発振に関係して・・・しかしグリッド・リークで抑えられて、G2 よりは発射はすくない訳で・・・
どれかの球と回路を基準にして、相対値比較することになります。 



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G2 注入回路です 宇多@茨城 2011/06/13,13:41 No.779 返信 (t)
表示を忘れていました。
どうという事はありません。 素直にうごきました。
>> ハートレー回路より安定ですか 潮名誠之 2011/06/13,20:38 No.780
765の回路では、水平偏向出力管はやや不安定ということでしたが、この回路ではOKですか?
>> 実は G2 注入二種とも 宇多@茨城 2011/06/13,22:02 No.781
こんにちわ。
 異常発振しにくさの話でして、周波数安定度はどれも問題になりません。
 何ぶん水平管 (ハイgm RF も) には帰還量が多過ぎみたいで、結局タップ (1/4) も結合コイル (20T) も減らさないと、本物ではないみたいです。
 普通のオトナシい球はセーフで、6AU6/6SH7GT が限界、でも減らして gm が低い 6C6/6J7 が止まっては、挿し換え可能環境としては困るのですね。 メタルの 6AC7 やら 6AK5/6BZ6/..../6EW6 もよく暴れてくれます。
 もはやコイルに三段切り替えのタップ選択/巻数調整スイッチを設けるしかないですね。 ハートレイ・ベースの5S発振コイルはセーフの可能性があります。
 一方で G2 同調回路では足りないから、やっばりスイッチ選択ですかね。


画像タイトル:img20110606161538.gif -(30 KB)

G2 制御の発振回路です 宇多@茨城 2011/06/06,16:15 No.770 返信 (t)
検索したら下記の一例のみがみつかり、参考にさせていただきました。
(徳永浩哉さんの1球スーパーラジオ)
http://radiokobo.web.fc2.com/z/10/tokunaga.html 

G2 ドライブ・アンプでの G2 動作電流吸い込みが、同様に発振同調回路のインピーダンス低下を招いている事は想定していたのですが。 上記例ではタップダウンして回避しており、自作コイルが対応しているので早速トライしました。
手持ちの水平偏向出力管では 6AU5GT, 6W6GT, 6Y6GT も確認しました。 他の高周波管および出力管は異常発振やらダンマリで惨敗でした。 G2 の元気度合いによるものらしいです。
>> なるほど 潮名誠之 2011/06/07,17:10 No.771
なるほど、このようにすればよかったにですね。
勉強になりました。
水平偏向出力管向きの回路のようですね。
>> タップと巻数が・・・ 宇多@茨城 2011/06/07,20:08 No.772
参考にした徳永浩哉さんの一球スーパーの例では、超ハイgm の 6EJ7 であっても G2 タップ位置が 30T/80T、結合コイルの巻数が 40T・・・私などが試作・経験したインピーダンス整合の常識からすると異例ともいえる「鈍い」比率です。

しかし、以前イジった大振幅かつ電流ドライブを要する G2 ドライブ・アンブの例では、水平偏向出力管は通常の出力管よりは敏感だったから、もしかすると・・・とりあえずコイルは前のまま、水平偏向出力管を先に試験しました。
もしダメだったら、タップ立て直し+巻き足しをしたでしょうね。
>> 世界に3人 スガハラ 2011/06/08,06:11 No.773
想像の一球スーパーなどとでまかせを書きましたが実際に完成させた徳永浩哉さんは偉い人です。一球スーパーマンとでも申せましょうか。でも周波数変換はダイオードでやってますから本分科会としては準一球スーパーと認定しましょうか? IFを50Khzくらいに下げて混合、IF増幅は可能でしょうか?いずれにしても私の技術力の遥か上です。
>> 準一球 宇多@茨城 2011/06/08,21:13 No.775
この回路を見る前に、一球式の構成は私なりに想定していましたが、まさにそのとおりでした。 混合は外側での DBM (Double Balanced Mixer) とするしかないな・・・最新式の通信型受信機のミキサーと似たような構成です。
実にこの DBM は真空管と同じ位の重要性を持ち、出力に和信号と差信号しか現れないので、不要信号・・・発振とか受信とかその整数倍の除去・・・フィルタが省けて優れています。 その意味で「準一球」とはおっしゃる通りですね。
IF は普通の 455kHz モデルですね。 G2 同調発振とした理由はレフへの影響を減らすためと思われます。 二次側にリミターなどご苦労されています。
実は中間周波と低周波のレフは高一のレフよりも易しい部分があります。 中間周波なら同調回路の下に低周波を挿入でき直列にできるけど、高一ではバリコンのグランド側が共通で RF のホット側が微妙なのでやりにくいですが・・・絶縁した連動バリコンがあれば、または同一単連をプーリー連動にすればOKです。


自励式コンバータの命名法 宇多@茨城 2011/06/05,08:57 No.766 返信 (t)
こんにちわ
これまでに実験してきた非専用管による自励式周波数変換回路 (コンバータ回路) のプレフィックス名称 (前置名称) を整理してみようと思い立ちました。
既に電気や通信関係の学会等で定義されているのかもしれませんが・・・
現段階では私の調査不足にて、作例につき雑誌を参照したり検索させていただいても、非専用管による自励式の適用作例が極めて少く、特定の一例を除いては「XX回路」との名称付けされた状態にはないと判定したからであります。 
それで、分類便宜上からも混合回路 (ミキサー回路) に準じて受信周波数信号の注入経路別の名称が判り易いかと思い、ザッと下記のように分けました。

(1) K 注入法・・・三極管、四極管(ビーム管)、五極管に適用可
(2) G1 注入法・・・三極管、四極管(ビーム管)、五極管に適用可
(3) G2 注入法・・・四極管(ビーム管)、五極管に適用可
(4) G3 注入法・・・G3 が分離して引き出された五極管に適用可

この関係にお詳しい方がおられましたら、是非ご教示をお願いしたく存じます。
なお上記の (2)~(4) は宇多が部分的に実装追実験を行い、当 BBS に経過概要の一部を書き込みました。
>> 自励式コンバータの略式回路標記法 宇多@茨城 2011/06/11,08:32 No.777
こんにちわ 自己レスです。 
自励式コンバータの回路には色々あるので、各回路の概要を一行で強引に標記する略号と方式を考えました。 分類パラメタは、下記の7項目を想定しました。 なにかアイデアをお持ちでしたらご教示ください。  

  (1) 回路の識別番号・・・・適宜。 
 (2) 使用機器名・・・・・・型式名・自作品では名称など、または省略可。
 (3) 使用管種・・・・・・・管種名称、場合により管種の分類種別名。
 (4) 受信信号の混合方法・・電極記号としては、K/ G1/ G2/ G3 を設定。
 (5) 発振回路の構成方法・・主に同調回路に接続した電極名、結合コイルに
              接続した電極名、タップダウン、適宜回路名称。
 (6) 中間周波の取り出し・・IFT の挿入箇所、稀に G2、P が殆ど。
 (7) その他備考・・・・・・コイル・データ、実装上のコメント等。

標記の例として、これまでに試作試験した回路を当てはめてみました。
(2)   (3)      (4)   (5)        (6)      (7)
試験例1 三/四/五極管  G1 注入、P 同調 〜K 結合、 P 出力。
試験例2 G3 独立五極管 G3 注入、K~G1~G2 Hartley、P 出力。
試験例3 G3 独立五極管 G3 注入、K~G1~G2 Colpitz、P 出力。
試験例4 四極管/五極管 G2 注入、P 同調 〜K 結合、 P 出力。
試験例5 水平偏向出力管 G1 注入、G2 同調 tap down〜P 結合、P 出力。 発振コイル仕様
>> もとえ、発見 宇多@茨城 2011/06/12,11:04 No.778
こんにちわ
アッチコッチ探しまわったけど、何故か G2 注入の例はありませんでした。
誤り 試験例4 四極管/五極管 G2 注入、P 同調〜K 結合、 P 出力。
訂正                 ↑G1 同調〜P 結合、 

それに K 注入の実装例を一つだけみつけました。 
原科正彦 氏のサイト 「ポータブルラジオのページ」 の「普通のラジオ」のなかです。


G2 受信信号入力OKです 宇多@茨城 2011/06/04,18:21 No.765 返信 (t)
潮名さんが 06/01 No.751 にて提案された G2 入力回路を実験しました。

K~G1~P のハートレイ回路で発振させて、P には IFT を挿入し、G2 には同調回路から 0.056uF で直接接続し、B から 56kΩドロッパはそのまま、Rg/Cg はそのままです。 混合回路の G2 注入法に類似です。 カソードに挿入した 20kΩ VR (C のバイパスなし) を調整します。
以下を一時間でチェックできたのは、昨日作ったソケット・アダプタの威力ですね。

(1) 高周波五極管・・・・・・OK、6SK7GT/6SJ7/6BA6/6AU6
(2) 五極 or ビーム出力管・・OK、6K6GT/6F6GT/6V6GT
(3) 水平偏向出力管・・<やや不安定> 6BQ6GTB/6CU6/6G-B3A/6Y6GT
>> うまく行くものですね 潮名誠之 2011/06/05,21:41 No.768
G2入力回路、新命名法でG2注入法の実験していただき、ありがとうございます。

意外にうまく行くものですね。まあ、G3注入法がうまく行ったのだから、G2注入法もうまく行く可能性は高いとは思っていましたが。
水平偏向出力管の場合はやや不安定ということで、12JF5ではどうなるか自分でやってみようと思います。

ところで、この回路でG1とG2の役割を入れ替える、つまり、K〜G2〜Pで発振させてG1に受信信号を入力したらどうなるでしょう。G2ではやはりうまく発振しないでしょうか。
>> 残念! 宇多@茨城 2011/06/06,00:52 No.769
K~G2~P によるカソードタップ式のハートレイ回路ですね。
G1 に受信信号入力、G2 は発振回路ホットに C 経由、動作電圧は R 経由チョーク兼、P は IFT 挿入後に C グランドという回路、簡単に変更できるので実験しました。 ベーシックの発振ができず、残念。
G1 信号注入にて、カソード結合コイル併用のプレート同調回路による発振回路で構成すると、殆どの管種に対応してゲインもあり汎用性が高いです。


画像タイトル:img20110601203027.gif -(28 KB)

なぜかコンバータが動きました、 宇多@茨城 2011/06/01,20:30 No.753 返信 (t)
こんにちわ
コイルをいじっているうちにプレート同調回路によるコンバータが動いてしまいました。 結合コイルを 20T に巻き直しただけで、余分なものは取り払って。 
球によっては Cg/Rg を若干調整するとゲインやら歪みが改善されます。
外への漏洩は盛大ですが、シールドするしかなさそうですね。
>> ついでに・・・ 宇多@茨城 2011/06/01,21:39 No.754
P をクリップ配線して出力管の 6F6GT, 6G6-G, 6K6GT, 6V6GT, 6W6GT, 6Y6GT を試したら、6F6GT/6G6-G が周波数の低い半分で発振したけど対策は可能でしょう、どれも一応動作しました。 
>> 更についでに 宇多@茨城 2011/06/02,09:50 No.758
6C5GT/6J5GT を挿したらモーレツに異常発振、プレートに 8.2kΩを直列に入れて押さえ込んだらプレートに 2mA 程度流れて正常にコンバータ動作しました。 6C4/12AU7 も同様かな。 これで異常発振の抑制方法もキマリみたいです。
>> ついでのついでに 宇多@茨城 2011/06/04,10:41 No.762
おはようございます。
三極管はカソードに 10kΩ程度を入れ可変にて様子をみています。
Rg/Cg=56kΩ/300pF なら大抵は安定です。
SG 電圧は管種によってマチマチで参考にならず無視して下さい。 
ソケット装備を 6Q/7AC 接続 (但し#6 グランド) にして、6AM/8GT, 8N (但し #1 グランド), 7BD/7BK/7CM 各対応の三種の口金アダプタを作り、試験対象球の挿し換えに備えました。


画像タイトル:FMラジオ -(101 KB)

こんなのが出てきました スガハラ 2011/06/01,06:27 No.748 返信 (t)
以前日本製真空管式AM/FMラジオの事に触れましたがホコリをいっぱい被ったのを見つけました。モデル番号はKFA-W71とあるもののブランド名が良く分りません。右上にagsのバッチが貼ってあるのでブランドかも知れません。構成は12DT8 x 2,12BE6,12BA6, X 2, 12AV6 50C5 7 Tubes plus 3 diodes 2 speakerとなっています。整流、FM検波にダイオードを使っているようです。12DT8を二本使っていますがFMのバリコンは二段です。非同調の高周波増幅をしているのでしょうか?ホコリをとって通電したところAM/FMともに作動します。ただヴォリュームがガリって調度良い音量にするのは根気が必要です。中を開けたら配線図画天井に貼ってありました。高周波はグリッド設置の非同調でT8のもう一方はAFCに当てています。スピーカーが二つ有りますがステレオでは有りません。トランジスターラジオが出る前のレア物でしょうか?
>> デラックス仕様ですね 宇多@茨城 2011/06/01,07:59 No.749
こんにちわ
 FM は非同調のグリッド接地 RF amp に独立の mixer、AFC と L.osc が別の球で二連バリコン、強かったり弱かったりの FM 局がダイアルにビッシリでもチューニングはシッカリ確保したい、しかも局発漏れにウルサい FCC のレギュレーション対応・・・アメリカのお空に対応した設計ですね。
 6DT8/12DT8 とは 6AB4x2=12AT7 にシールドを追加した 6AQ8/17EW8 の米国版みたいな球ですね。 それとなく前のモデルの余韻が感じられる、球式の終わりに近い 1965年前後のセットのようです。 調べたら Bell Sound のチューナによく似た回路を発見しました。
 もしかして日本製の米国向け輸出製品かも。 キャビ・デザインにはなんとなく当時の松下電器の香りが漂います。 メーカー名は配線図にあるかもしれません。 スピーカは二つあると豊かに聞こえますが FM スレテオ化 (北米では何時頃だったのでしょう?) を意識してデザインを先行したものかもしれません。 
>> Made in Japan スガハラ 2011/06/02,06:57 No.755
これは日本製です。破線図にはPrinted in japanとあるだけでメーカーをにおわせるものは何も書かれていません。真空管はTenが使われています。松下だと自社のものを使うと思いますが安くするために他社のものを使ったのかも? 
>> 駄目もとで スガハラ 2011/06/02,07:02 No.756
駄目もとでモデル番号を検索したらこんなのが出てきました。
http://www.radiomuseum.org/r/rincan_kfa_w71.html
アメリカには物好きがいるのですね。
>> これは興味深いです 宇多@茨城 2011/06/02,09:09 No.757
早速みました。 TEN の真空管を使用しているなら系列のメーカーでしょうか。 45年〜50年まえの製品です。
初期の Short wave 付きは 3.5~10.5MHz、整流管に 5M-K9 を使った 5M-A2 および2スピーカ 5M-W6 は 25m バンド(11.7MHz~) まで拡大とは SWL の要求に応えたのでしょう。 以後の 3.9~12MHz は国内向け日本短波放送が受信可の SW band 標準ですね。 5A-38/5A-50 の出力管が unknown、国産 30V 球を抵抗で電圧調整したのかもしれません。
FM 付きにして unknown、その2スピーカが KFA-W71、AM/FM ダイアルを横に並べて unknown2、中味は三機種同じでデザインを変化させたようです。
>> 国内でも・・・ 宇多@茨城 2011/06/03,08:22 No.759
http://radiokobo.sakura.ne.jp/G/jisaku/rincan-5M-111.html
http://radiokobo.web.fc2.com/siryou/torisetsu/rincan-5A-35.html


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