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何時買ったのか忘れましたがWestinghouseのラジオがあります。電気を入れると中波は一応鳴りますが何だか歪っぽい音がします。と謂う事で久しぶりにラジオの修理をすることにしました。メーカーはウエスティングハウスです。発電所だけでなくラジオも作っていたこともあるんですね。先ずは中を掃除機できれいにしバリコンも丁寧にホコリをとりました。ラインアップは6SA7-6SK7-6H6-6SF5-6Y6G-5Y4+6U5です。最後の6U5は今まで聞いたこともない球ですがソケットはUZで6E5と略同じと思います。先ず各真空管の電圧を測ったら何と6Y6のプレートに300Vもかかっていて最初の???です。カソードも35Vもあってこれも???。と言う事はカソードの抵抗の不具合大なので測ったらなんど3.5Kohmもあります。電流は10mA以下と計算されます。それにしては歪はあるにせよ大きな音が出てました。カソード抵抗はカラーコードが読めないので計算して230ohm、部品箱に220ohmがあったでこれに付け替えました。結果プレート電圧は195V迄下がり6Y6の規格に収まりました。尚スピーカーが550ohmのフィールドコイルタイプ、またOPTは一次330ohmもあり電圧降下もこの程度でよいと思われます。低周波回路の抵抗とコンデンサーの値を測りそれらしい値を確認しました。コンデンサーの容量抜けが少ないのには驚きです。流石電解の一つははスカスカでしたが。それから6SF5のグリットリーク抵抗が13Mohmもありこれは多すぎると判断4Mohmに変えました。電源を入れIFの調整はAVCを測りながらしましたが殆どオリジナルでOKでした。トラッキングはどうしても巧く行かず同調の針を動かすことで解決しました。このラジオは19、25、31、49メーターの短波4バンド付きですがアンテナを付けてないせいか昼間の所為か感度は良くありません。そのうちアンテナを付けて試してみます。チョッとおかしいのはダイヤルを右に回すと針が左に動きます。何だかエンジニアのエゴが出ているラジオです。
G2注入法は標準5球スーパー用のOSCコイルが使えるので便利なのですが局部発振の漏れが大きいのが欠点なので、対策としてカソードフォロワをやってみようと思います。G2は正バイアスなので、カソフォロ段と直結でき、回路の単純化が可能であることに気づいたからです。テスト機は真空管を増設するスペースはほとんどありませんがシャーシ内部ならサブミニ管を取付ける位の余地はありそうです。
こんばんわ非同調だから、バッファのグリッド周りは普通のままとして、プレート負荷兼 G2 ドロッパRから G2 に直結でセーフかもしれません。 まるで超三結みたい・・・
プレート出力なら、ゲイン不足を補うこともできますね。G2注入型コンバータは回路がシンプルでトラブルもないのでもし欠点を解決できるなら、本番はG2注入法でいきたいと思います。
サブミニ管ではなく、MT管6AU6でバッファの実験をしました。3結カソフォロでは、局発漏れは止まったものの、感度がかなり低下してしまいました。5結のカソード接地回路では発振などのトラブルはなく、感度も大幅に向上しましたが、局発は多少漏れます。5結のときの6AU6の動作はEp=18V(=コンバータのG2電圧)、Eg2=30V、バイアスは-0.4Vと、直結のためやや変則的です。感度が良くなり過ぎて音が歪みます。RF増幅段をつけるならAVCが必要のようです。(現在AVCを外してあります)コンバータ直結のRF段にそのままAVCをかけてうまく動作するかが問題です。
6BA6 などのバリミュー管の出番ですが・・・(1) Ep/Esg が低い状態でのバリミュー効果が?ではあります。 RF amp を抵抗負荷の C/R 結合とし、コンバータの Eg2 とは無関係にすればスッキリしますね。(2) 局発の多少の漏れ 6AU6/6BA6 の G3=管内シールドでありグランドですよね。 配線やら AC ラインからも漏れるので、RF amp のG1 グランドして他の漏れがわかるかも。 問題ないレベルだとと思いますが。
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