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暑さがゆるくなって来て本格的なアンプをと考えていましたが、その前にまた低電圧のお気軽アンプを作ってしまいました。 ご覧のようにフラスコをイメージさせる形で、4極管の861というPaが500Wの球です。大きさは高さ約400mmで球の直径は170mm(隣の4212Hが小さく見えます)ですが、球の後にプレートを支持するための大きな出っ張りがあり、どうもこれがこの球を横から見ると不細工に感じてしまいます。このため、これをなるべく目立たない感じにして作ってみました。それで、球の前面を強調するのとコンパクトに作ることを考えましたのでシャーシから球が完全にはみ出しています。 B電圧はいつものように50Vですので安全性は高いと言えます。またこのアンプも前の4P55のアンプと同様にアースを浮かせてありますので、プレートのところとシャーシを触れてもビリビリとはなりません。 この球はフィラメントがトリタンなのでご覧のように輝きます。正に「逆さ電球」といった感じです。シャーシの中心に付けてある出力トランスはこれも4P55のアンプと同じく電源トランスを使っています。 出てくる音は意外と太い感じがします。トリタンのイメージからすると少し離れているような感じで鳴ってくれますが、やはりB電圧50Vですので多少飽和が早いように思います。でもかなり喧しく鳴ってくれますので普通の音量でしたらなんら不満はありません。 さて、今度は本格的なアンプを・・・・・
これはまた見ごたえのあるアンプですね。うしろのほうにまわってみないとわかりませんが、丸いでっパリは結構大きいようですね。正面から見た姿はなかなかによろしいですね。シャーシが小さく見えます。(毎度のことですが。)本格的アンプのほうは、関西お寺大会用でしょうか?楽しみですね。
初めて861を見たときは変な形でヒキましたが今は慣れてしまいました。でも後の出っ張りは構図上納得はしているのですがどうも好きになりませんね。 さて、関西のお寺大会用には今関西はOTLが流行なので低電圧の変なOTLアンプを出す予定です。本格的なアンプとは1000Tを使ったアンプですがこれは年末のお寺に間に合うかどうかです。
今回のアンプは前回に申しました通りヒカリモノではありません。球は傍熱の5極管である4P55を使っています。ズングリとしたスタイルが面白いと思います。 いつものようにB電圧が50Vですので、プレートに触ってもビリビリときませんし、このアンプは更にアースを浮かせてありますので、シャーシとプレートを同時に触っても大丈夫です。 回路はG1とG2へのトランジスターによる直結ドライブで、このアンプではいつものトランジスターではなく、少しPCの大きいタイプのものを使ってあります。このためTRの発熱には余裕が十分にありますので、時間経過による音質の変化はゆくっりとなっています。それから、G3とプレートをつないで三極管として動作させています。低電圧ではこうしないと出力が出てくれません。このプレートとG3をつなぐことは、前の5P70シングルアンプでその結果がよかったのでそうしています。 出力トランスはその5P70のアンプで使っていた200/26Vの電源トランスですが、どうも5P70とは相性が悪かったので他のトランスに載せ変えたためこのトランスが余っていたので使ってみました。本当にマッチングしてるとは言えませんが、出力的には十分に出てくれますのでどうやら相性は良いようです。出力トランスのコアが大きいので低域も十分に出てくれますし、高域も独特の歪みを伴いながら聴いていてちょっとキツイと感じられる鳴り方をします。でもそこは音質調整で補正すればバッチリです。 さてこれからは暑さもゆるくなってきていますので、何か本格的?なアンプを作ることにしましょう。
しています。(異議なし、労組のオルグ風です) 京都の第2回醍醐寺LPコンサートで同室で居眠りしていた、広島のもみじ饅頭です。三結の場合、G3の接続をプレートにするかカソードにするか約30年間も悩んで来ましたが、送信管PT−15の三結アンプを製作して以後、ずっとプレートに接続しています。 ところで、池田さんの主催する『関西・・・試聴会兼忘年会』には、WE球を使った駄作の披露のため、是非とも出席させて下さいな、笑いを提供しまっせ・・・。
もみじ饅頭@広島さん、京都ではPEN46のシングルアンプをお聴き頂きましたが、私も半分気待ちよく居眠りをしていました。 ところでPT−15のアンプでG3とプレートを接続したアンプをお作りになれたとのことですね。私でしたらPT−15を通常のB電圧で3結で使うものでしたらG3はアースすることを思いつきますので、多分G3とプレートをつなぐことは考えつかないと思います。 4P55や5P70のようにカソードとプレートの距離が長い球は本当は低電圧には向かないものです。初めは他の小型送信管のようにG1〜G3までつないで使っていましたが、どうやらG3の+電位が低いため空間電荷の中和がうまく行かずに電子の流れが停滞しているようでIPが少なく出力が出てくれませんでした。それでG3をプレートにつなぐことを思いついてやってみました。でも低電圧ですので結果が良かったとしましたが、目を見張るほどの効果ではありません。まえよりマシといった程度のものです。これはあくまで低電圧でIPを増やす方策として行いましたので、音質云々を考えたわけではありません。
村嶋さん、もみじ饅頭@広島さん こんにちはPT15のEp-Ip特性を測定したことがあります。5極管接続時にG3に正の電圧をかけると肩特性が非常に向上してパワーがでるようになります。3極管接続時はG3=0Vの時と、P=G2=G3の時とでほとんど特性差はありませんでした。http://www.tezukuri-amp.org/bunkakai/sokutei/Ep-IpCurve/pdfs/PT15.pdf
きん@品川さんPT15の特性を拝見しまして3結の特性がG3がアース電位のときとG2,G3とつないだときの特性の差がないのですね。ということは音質的な変化があまりないということになるといえますね。これは面白いと思います。只もみじ饅頭@広島さんのやりかたは文面だけでは詳しくは分かりませんが、音質的に差が出るとなるとPとG3をつないで、G2に入力信号を入れてG1はカソードとつないであることかも知れませんがいかがでしょう。
お寺大会のアンプをやっていましたので、いつものヒカリモノアンプから離れていたため、またこちらに戻しました。はやり簡単なアンプはいいですね。 で、今回のアンプはとにかくよく光ります。使っている球はEIMACの15Eという小型の直熱3極送信管です。この球は標準のソケットがありませんので、使うには躊躇するところですが幸いにHC/6Uの水晶のソケットが15Eのフィラメントの端子にピッタリと嵌りまして自立もOKです。 またまたB電圧は50Vですので出力はヘロヘロですが、でもレスポンスは広いようでとても聴き易い感じがします。 この小さな球でも本来はプレートを赤くしなければなりませんが、低電圧で短時間の使用ですから気にしないでおきましょう。 さて、次に考えているアンプは特にヒカリモノではありませんが、形の面白いもので作ってみることを考えています。
球の形が面白いですよ。こんな球は見たこともありません。光り具合もいいし。
ただただ恐れ入るのみです。お寺で拝めるとは楽しみな!!
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