村嶋さんの外道アンプに多ユニットのパラ厚生がありましたので、もしや、私の6AN5−8パラシングルも外道では??と思い投稿します。これって外道でしょうか。
6AN5ですが、ビデオアンプ用で元々Gmが高い球です。×8ですから、シングルアンプの出力段としてはGmの高いほうではないかと内心思っています。そこを汲んで外道に入れてください。
田村さん、おはようございます。早速拝見させて戴きました。全日本ツツウラウラ外道推進委員會で巣食っている自称名誉會長のとなりの招き猫に聞くと、「ゴリッパ外道アンプニャン」と返事しております。名誉會長もこれに釣られて「世の末法滅法に通じるエントロピーを感じさせる素敵なアンプでありんす。外道OK!よ」と訳の解らぬお気楽な脳天気モノですが、自称會長秘書である私もそう思います(名うての責任転嫁集団?)。 ところで、6AN5はまだ使ったことがありませんがQRPに通じる球ですね、さすが16本も立っていると壮観です。多球外道部門推薦器ではないでしょうか。確かに8パラではgmがかなり大きくなってしまいますね、発振はありませんでしたか、そこは田村さんですからうまく抑えていらっしゃると思います。私も最初から意識して発振抑えることを考えるので多球パラアンプでは発振は出なかったのですが、恥ずかしながら意外と単球シングルで発振(807系など)しているのを見落とししてそのまま使っていたなんていうのがあります。それから6AN5のヒーターはひょっとして16本全部直列でAC100V直接使用でしょうか。 これかも色々とご紹介下さい、楽しみにさせて戴きます。こちらもまだネタがありますが、そろそろ出し惜しみしちゃおうなんて考えています。が、名誉會長から「まだ早いよ〜〜ん」と返ってきましたので続させて戴きます。
村嶋さんに外道アンプと承認していただいて嬉しい次第です。さて、このアンプ単なるパラ接続ではありません。回路はもっと外道です。使っているOPTですが実は600ΩのT850を一次3パラ二次直列で使用しています。一次のインピーダンスは66Ω(8Ω負荷時)です。で、ダンピングが4.5を出しています。(二次のDCRが無ければもっと高かったのですが)出力は堂々5Wでした。6AN5のGmは12m程度ですから、8本で96mぐらいの計算となります。アイドリング電流は250mAに調整しています。(片ch)ね、外道でしょ。このアンプ一応NFループを外しても発振しません。(入力ショートなら)それなりの対策は最初からしています。そんなわけで、最近ハイGmに凝りました。今常用しているアンプは12HG7の4パラです。(去年の5月の視聴会用に製作)12HG7は1本でGmが36mありますから、4本で144mです。入力段は5極管の差動で飢餓回路になってまして、とてもハイゲインです。さすがに、ここまで来るとNFループを外すと発振してしまいます。(OP−Amp裸で使うようなものです)発振ですが私も807で発振しました。オーディオ帯域では何でも無いのですが、TVIが出て発振に気がつきました。やっぱり、「送信管は電波出せ」とのお告げでしょうか。
田村さんこんばんは。回路の概略がわかりました。出力トランスのインピーダンスを下げているということで、さすがにDFがよろしいのですね。ところで、私がもしこのようなことをする場合には必ず出力トランスの数を偶数に考えます(以前にも書き込みましたが)。シールド無しのトランスですからリーケージフラックスのことを気にしてしまうのですね。確かにインピーダンスを下げると影響が少なくなり特性がよくなりますが、奇数にはなにか抵抗を感じます(OTLに通じる低さでは大丈夫のようですね、ちょっとした拘りです。う〜ん人に疑問を抱かせるというのは、そして意外と結果が良いというのは外道の真髄ですな)。機会があればいずれ拝聴できればと思っています。こちらも以前カソフォロ出力でDFが10のアンプをつくりましたが、あまり大きくてもトランジスタと比べると中途半端でそれほど音的にメリットを感じませんでした。真空管ではDFは5ぐらいが丁度よいのではないかと思いますね(軽いSPを使いましょう)。
村嶋さん、田村です。トランス3つ不思議でしょう。結構3つという構成使っています。只、出力管の3パラ、5パラはやった事無いですね。配線の距離を考えるとどうしても偶数のほうが有利でしょうか。このアンプで3パラにしたのはトランスの磁化を避ける為に3つ使いました。4パラですと積めないのとインピーダンスが下がり過ぎると思いやめました。パラ接続は好きなようで、DACもPCM56の12パラです。(16パラにしたかったが根性が無いもので12止まりとなりました)
こにちは。パラレルアンプは私も前の12BH7A SEPP以外にも色々と試していますが、球の奇数使用はあります。初めて作った超3結アンプのCL33が3本パラです。これは単に100Vで直接ヒーターを使おうという目的でしたので、パラの効果も初めから期待していたというのは疑問なことでしたが、結果は大変よいものでした。このときの出力トランス(当然ヒータートランス)は4個で組んであります。後は以前に載せました7241 OTLが5本パラで使っています。なんだか田村さんの考えのウラを行ってるような感じです。外道ファンとしては当然?かも知れませんね。
パラレルですが、2本が最も悪いみたいですね。本数を増やすと多少のアンバランスや誤差みたいなものは埋もれてわからなくなるようですね。6AS5で2パラやりましたがあまり良くなかったです。でも巷では2パラが標準的ですよね。(パラレルの場合)もつと挑戦して欲しいですよね。
パラレルアンプって・・ゲテモノになってしまった
そう私は以前2パラを組んでいました。38やHY69そしてこれから組む6F6オルソンアンプなどです。自分ではそれほど悪いとは感じていませんけど・・・・・・・・6F6 2パラPPは期待できそうですね。 これからも多くの球をパラにしたアンプを作る予定です。現在やりかけているのは6AS7G×16(6080に味をしめたため?)OTLアンプ、6S4A×16 SEPPアンプなど、QRPどこふく風のようですが、これはQRPに目覚める前に計画していたものですご容赦を。出来あがったら載せてみます(きっと笑えますとマネキ猫が言ってますよ)。
田村です。そうですね。言われてみれば、オルソンアンプとかパラにして成功したアンプ多いですよね。只、最近やっている多数パラの場合ですが、多くの人に言われるのが音がボケないか??との質問です。それで、一定以上の数を並列に繋ぐと細かい誤差の部分は埋もれてしまうだろうと考えていました。パラで音がボケるというのは実はオカルトなのかもしれませんね。それなりに作ればちゃんと鳴るのでしょうね。