(162)03/30_09:33
素晴らしい600号電話機 (西川(巣鴨))
花田さん 600号電話機本当に良いですね。私は まだ 自分の部屋用として使っています。友人からの電話に出るたびに大きな音量と了解度がすこぶる良い、「相手の感情」も良くに伝わってくる 何時も感じています。私は5年ほど前 耳が少しとおくなったお年寄りから、電話の声が良く聞き取れないのでマイクを使った音を大きくするアダプターの取り付けについて相談を受けたことがあります。この時 600号電話機の試用をしてもらったところ、これは非常に良く分かる 出来ればこの電話を付けておいてほしいと言われたことがあります。また お年寄りが新しい電話機に交換し何処かのボタンを押してしまい電話がかけられなくなって困っている、こんな事も最近多いと聞きました。
本来の質を犠牲にしてデザインや機能数を優先し使いにくくなった商品が多いですね。最近のオーディオ製品もこの部類にはいりますか? デジタル化の弊害でしょうか?
(163)03/30_18:46
Re: 素晴らしい600号電話機 (花田@富山)
西川(巣鴨)さん、こんばんは。
電話機の名称ですが、確認しましたら 「600形(自動式卓上電話機)」 が正式名でした。小さな事ですが 私も違っておりましたので訂正いたします。ちなみにその前までは「3号」「4号」電話機と呼ばれていました。
さて 西川さん、大事に使っておられるようですね。またお年寄りの方のエピソードありがとうございます。
私も最近、難聴について興味がありまして、西川さんと同じようなことを感じていたところです。
多分、難聴の方でも 聞こえる「ポイント」 があるのでしょうね。昔のアナログ電話にはそれがあったのですが、今の電話では失われているのでしょうか。
(165)03/31_10:09
素晴らしい600形電話機 (西川(巣鴨))
電話機の正式型名ありがとうございます。音質の話ですが600形と今の流行物との違いはオーディオ的に表現するとやや誇張しますがアルティクのA7とミニコンポの音になるかと思います。流行物は人の声の基本波部分が低下しているように感じますね。耳に密着させるアダプターを作り着ければ 低音と音量が上がり了解度が上がるかも知れませんね。また 600形の場合には耳元すぐ近くで話しているように聞こえますのでこの効果でも話が良く分かります。
電話器には音質的な規格は無く了解度が音質規格となっていると聞きました。
このほか 送話器もカーボン形が一番了解度が高いそうですし 周囲の回りこみ雑音も低いそうです。今の携帯電話に付けられたら耳を押さえて通話する人が激減する可も知れませんね。どうも音の変換器には変えられない最適な大きさがあるみたいです。
(198)05/05_22:52
電話の周波数特性 (花田@富山)
西川(巣鴨)さん、皆さん、こんばんは。 忙しくて しばらくご無沙汰でした。
さてA7の話が出ましたが、周波数特性について私の考えをお話しします。
電話の周波数特性の規格は 300Hz〜3KHzです。今は伝送系が ほぼ100%デジタルですので サンプリング周波数の4KHz以下ですが、昔のアナログ伝送系は帯域両端がダラ下がりでも伸びていたと考えられます。
それと主に声の明瞭度に関係するのが 2KHz〜3KHzです。A7などアルテックのスピーカーの周波数特性を見ると、そのあたりの帯域が盛り上がっていますが、これが声などの通りが良い (ボーカルが良い) 要因と思います。