過度なデジタル化へのアンチテーゼとして、敢えてアナログ・チャンデバを作製しました。 電源には、低ノイズレギュレータ(LT3045)とコモンモード・ノイズフィルターで耐ノイズ対策を行いました。 F特も2Hz(-3dB)〜100kHz(0dB)@10kOhmを実現出来ましたので、まあまあかと思います。 デジタルチャンデバと聴き比べて、デジタル処理は、アナログの情報の何かを失う様に感じました。
その内「情報の何かを失っていない音」を聞かせていただければと思います。
DSPのナイキスト周波数の上限によって、特にハイレゾ音源の再生時に差が生ずる様に思えます。 聴力が劣化して聞こえない筈ですが・・・・
オペアンプの位相反転で平衡回路を組むのが嫌いなので、通常は、ITのDRV134を用いるのですが、今回は、THAT1646を用い、フローティング出力を行いました。
入力のアースがミノムシクリップになっているのは、何か意味があるのでしょうか?アースの脱着でノイズとか音質とかに何か影響ありますか?
チャンデバですと、新旧のオーディオ機器が複雑に接続されて、グランドループによるハムやグランドドリフトのノイズが、入り込む事を想定して、その対策として、ミノムシクリップで、フレームグランドに接地したり、抵抗カマしたします。 平衡/不平衡が混在した場合の切り分け用です。