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最近作品を作っていないので、先の805アンプの6BQ5を6CA7(EL34)に変えただけのアンプです。カソードチョーク電流が増えた(14mA→22mA)分安定したように思います。動作点は、Ep=857V, Ip=86.8mA, Eg=3.9Vです。ダンピングファクター(1W)は、無帰還で0.84、負帰還(13dB)で7.26でした。音は極めて歪の少ない心地よい音です。
805電力増幅ジュールの配線と直流電圧です。
6BQ5カソードチョークモジュールの配線と直流電圧です。
周波数特性です。特に目立ったところは無く、平凡に落ち着いています。
次に歪特性です。グラフはあまり素直ではありませんが、極めて低歪であることがわかります。音としては、211より優れているような気がしますし、これまで私が作った中ででも一番の音質であります。
この半年間、ガンの治療やら震災やらあって中断していた805シングルの特性をようやく測定しました。まず入出力特性です。ひいきめに見て最大40W、少なくとも20W以上はでております。
いやあ、すごい地震でした。私事ですが、家族全員無事でした。アンプが転倒しましたが、奇跡的にも手持ちの真空管が一本も破損しませんでした。よかった!(^^)!。
川崎の会社で揺れた時には、揺れがゆっくりなので、かなり遠いがこれは大きい、そして長い、と思いました。でも、被害が津波でこんなに大きくなるとは思いませんでした。以前、三陸を回った時に、異様に高い防波堤と鉄製の扉を見てこんなに大きなものが必要かと思ったものですが、自然の力を思い知りました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆さんにお見舞いを申し上げます。
211シングルを805シングルに改造しました。μが高いので、5極管的な臭みと硬さがあるかなと思いきや、適度に艶があってメリハリの効いた音です。しばらくエージングを行って測定します。次のトライは845シングルかな。
211電力増幅モジュールの回路図に誤りがありましたので、訂正再掲載します。もとの回路図は削除したいのですが、パソコンが変わったのでできません。
最後にOPTモジュールです。
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