ダイナミックカップリングにEL34を使用した場合の歪特性です。6L6の場合より裸特性が悪くなっているのに負帰還特性が良くなっているのは負帰還が12から14dBと増えたためです。詳細な電圧測定をしてみると、主としてカソフォロの利得が約0.6から0.8に増大したために総利得が増えて負帰還が増大したと分かりました。なかなか設計通りにはいきませんが結果オーライとしましょう。μのもっと大きい球を使ってみたくなりました。