(631)07/09_18:16
Re:DEQX(HDP-4)によるf特補正 (鍋島@大分)
いよいよ台風が近づいてきました。熊本は明日大荒れになりそうですね。
明日から東京へ出張の予定ですが,既に予約したフライトは欠航と連絡が来ています。困ったもんです。
さて
> 一点のデータでの補正か、数点のデータでの補正でしょうか。
ですが,DEQXでは一点でのデータで補正することになります。マイクの位置を何カ所かに動かしてf特を比較したことはありませんが,一度やってみたいですね。1kHz以上はかなり変化がみられるかもしれませんね。
他の機器やソフトでf特を測定し,比較したことはまだありません。どうなんでしょうね。マイクが同じで,測定位置も同じであれば,結果は同じになると思うのですが。
(632)07/10_13:41
Re:DEQX(HDP-4)によるf特補正 (村田@熊本)
鍋島さん、皆さん、こんにちは。
>DEQXでは一点でのデータで補正することになります。
一点での補正ですね。
>マイクの位置を何カ所かに動かしてf特を比較したことはありませんが,
>一度やってみたいですね。1kHz以上はかなり変化がみられるかもしれま
>せんね。
場所によるf特の変化を測定した結果はAudioBBS(志賀さん)に載せてあります。
低域では定在波の、高域ではスピーカの指向特性の影響が出てくるようです。
>マイクが同じで,測定位置も同じであれば,結果は同じになると思うのでが。
設定用のマイクが違うし、設定方法も違うので、私の耳では違うようです。
2つの設定の違いをMySpeakerで測定したいと思います。PCのマイク入力の
増幅度が小さいのでACミリボルト形をマイクアンプにしようと思っています。
では。
(633)07/16_08:47
f特補正の機器による違い (村田@熊本)
皆さん、こんにちは。
DEQ2496とFBQ3102(両機ともベーリンガーの1/3オクターブ・グライコ)で実験しました。結果は両方ともMySpeakerとECM8000(Mic)の測定系で測定しました。
@DEC2496の自動補正とAFBQ3102+測定系+手動設定でかなり正確に設定したものを比較しました。ほぼ同じになりました。手動設定はかなり手間をかけてやったのに・・・感心するくらい、自動補正は上手くやっていますね。
昔から使用しているSR-SOUNDの1/3オクターブ・グライコでは3dB/step表示で手動で設定していましたので、この2つの結果よりf特のうねりが大きくなっています。音の違いは、このあたりの影響かもしれません。1dB/step表示で正確に追い込めば同じくらいになると思いますが、折角、正確に設定できた値を変えたくないので、やっていません。
では。
(635)07/16_23:43
2機種による周波数特性の平坦化 (村田@熊本)
田中さん、皆さん、こんばんは。
>DEQ2496で周波数特性をDEQXに合わせて、f特が近似になったとしても、
>残念ながら音は、近似にならないと思います。
2種類の機器で平坦に調整したら、同じ測定系でほぼ同じになったという
実験です。自動平坦化もかなりいい線を行っているなあと。
なお、DEQXに合わせたわけでもありません。持っていませんので。
平坦が良い、とか位相特性の影響とか、個人の趣味にはなるべく立ち
入らないようにしています。
(636)07/17_18:27
Re: 2機種による周波数特性の平坦化 (鍋島@大分)
皆さん,こんにちは。
オーディオ好きの我々にとって,再生される楽音(音)は大いに関心があるところです。特に「比較」となった場合には,それぞれ好み,感性,音に関する記憶力といったものが大きく比較結果に反映されますので,その評価は往々にして客観性に乏しくなることも避けられませんね。
私の場合,比較して違いが感じられるかどうかは大いに関心がありますが,残念ながら貧しい感性と記憶力のため,小さな変化は瞬時比較でないと聴き分けることができません。その点,頭を固定した状態でリモコンを使って瞬時切り替えができる装置は結構楽しめます。
これまでの経験から,音圧のf特にある程度以上の違いがある場合には,その違いは聴き取れることがありましたが,位相の連続的な変化(音圧f特は変わらずに)についてはまだ経験がありません。マルチアンプの場合,フィルタの特性でクロスオーバー周波数付近で位相も変化しますが,多くの場合,位相をいじると合成された音圧も変化しますので厳密な比較は非常に難しいと思います。
村田先生が試された2機種によるf特の平坦化,自動補正での結果と手動設定での補正結果を聴き比べてみたいですね。切り替えが瞬時にできれば自分なりの評価はできそうですが,これを実現するのは難しいのでしょうね。
(637)07/18_16:17
Re: 2機種による周波数特性の平坦化 (村田@熊本)
皆さん、こんにちは。
>切り替えが瞬時にできれば自分なりの評価はできそうですが,
>これを実現するのは難しいのでしょうね。
現在はプリ=>DEQ2496=>FBQ3102=>パワーと直列にしていますので切替には時間がかかります。DEQ2496からFBQ3102には、DEQ2496のバイパスをしてFBQ3102を有効にするため数秒かかってしまいます。これで試聴してみます。
プリの出力からDEQ2496とFBQ3102に2分してパワー入力にセレクターを入れれば、ほぼ瞬時切換ができるのですが、セレクターが手元にありません。残念!
では。
(638)07/21_16:29
Re: 2機種による周波数特性の平坦化 (村田@熊本)
皆さん、こんにちは。
最初、DEQ2496を左にFBQ3102を右に分けて使用して違いを確認しようとしましたが、うまく行きませんでした。DEQ2496はオールパスした時と各要素を通した時(各要素を不使用でも)の位相が逆のようです。そこでDEQ2496の右のDEQをOFF、左のDEQをONとし、FBQの右をON、左をOFFとして試しました。このような設定で、4種類の組み合わせを試しましたが違いは?でした。私の耳ですから、案の定と言ったところでしょう。2機種の各周波数毎の設定値は大分違っていますが、全体で結果はほぼ等しいのでしょうね。
位相に関するの試聴実験はCyberWorkShop(現在は更新されていませんが)にあります。左右の一方だけの位相を変えても別に不自然さは感じられないと言うことでした。ここのHPは面白いですよ。まあ、変な記事もありますが。
では。