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画像タイトル:DYNAUDIO CONTOUR1.8 -(111 KB)

DYNAUDIO ユニット その後 kishi@ツ熊ツ本 2013/01/11,00:48 No.567
 遅ればせながら今年もよろしくお願いします。
昨年の例会の後、DYNAUDIOのユニットの譲り主がMJ誌に執筆されていた井上良治氏とわかり、幸運にも直接ご指導いただくことになりました。それは
(1)箱はユニットに合う大きさがある。メーカー発表のものより大きめを準備すること。
(2)LCネットワークは公称インピーダンスではなく、メーカー発表のインピーダンス特性を見て
判断すること。
(3)2Wayを前提として、クロスオーバー周波数は音を聴きながら耳で判断すること。

具体的には(1)は、ダクトを調整した後、箱の中に木片などを入れて、容積を減らし、低音の出方を聴くこと。それを繰り返すと低音が良く出るポイントがある。それを参考にして改めてちゃんとした箱を作ること。

ということで、ハードオフから、丁度良い頑丈な造りのONKYOの箱(フロントの板厚が45mm)を見つけて来て、適当なポートを付けて調整しました。箱の容積調整には木片やジャムなの空き瓶などを利用。これで具合良く調整できました。
(2)(3)については、写真のトールボーイSPの上に載っているのがネットワークボードで井上氏がコイルやコンデンサを含めて貸してくれました(感謝感激)。

その結果、例会のときよりかなり低音は良くなりました。38cmウーファーの低音とはちょっと違った質の低音ですが、量感も十分で、何よりも解像力が上回っているように感じます。
8畳の部屋での38cmウーファーというのは、たぶん制御不能で本領は発揮できていなかったのかも知れません。
現在もまだまとまってなくて試行錯誤の状態です。どうもツィーターがメーカーの資料だとスーパーツィーターの位置付けのようなので、3Wayにする必要があるみたいです。
が、手持ちにミッドレンジのユニットがないので、取りあえずJBLのLE85に俄か作りのショートホーンを付けました。でも、能率の差が20dB近くもあるのと音の傾向が違うのでまとまりに欠ける感じです。JBLのユニットからの音は前に飛び出してくるもので。

というように、どうもファクターが多過ぎて基準になるものが必要と痛感し、もうJAZZ一辺倒と決別し、JBLの375を処分し、本家DYNAUDIOのCONTOUR 1.8MK2 というのをオークションで入手しました。(写真の左側のトールボーイSP)。
 このSPは、能率が低い(86dB)ので球のシングル・アンプ(EL156)では鳴り切れませんでした。
石のアンプをBTLにしてやると何とかいいようです。バスレフポートが背面にあるせいか、セッティングにうるさいようです。低音はかなり出ます。音もさすがによくまとまっている気がします。
何かまとまり過ぎて、スッキリしていて JBL系を30年以上も聴いてきた私には何んと言うか 素直な音なので、拍子抜けする音というと変ですが、「いい音」なのですがちょっと物足りない気がしています。
それと音が後方に展開するので、クラッシックには良いのですが、JAZZだと物足りません。

30年ぶりに、メーカー製のSPを聴きましたが、やっぱり技術は進歩しているのだなあと実感しています。



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