先日は、皆様、お疲れ様でした。近くに居ながら2−3年ぶりの参加でした。例会のことを知ったのが、先々週のことで、たまたま作りかけていた金田式のシリーズNo.192のパワーアンプを急遽仕上げてというかバラックに近い状態で持参しました。 この2年ほど、全くアンプは作っていなくて、基盤を起こすのも面倒な気がしていたのですが、最近は、ネット上で基盤を頒布される方もいて、その人から、運良く基盤を入手できたので、作ってみる気になりました。 ただ、いきなり指定の終段の石を"SK2554を使って飛ばすのもいやなので、まず2SK851を使いましたが、この石はドライブ電圧が高いので、指定の回路では、温度補償が合ってないようでした。ということで、UHC-MOSのG2といわれる、昔、Coloumbiaから買っていたのを使ってみることにしました。ドライブ電圧が2V弱なので、なんとか使えそうでした。 ということで、当日、会場へ持ち込みましたが、さすがに10Wそこそこの出力では、我が家でも少々、力不足なので、当然、会場ではPower不足でした。音の方も、地味というか、いつもの金田式のような音ではありませんでした。自宅では、これまでの金田式の2SK2554のアンプと比べても遜色ない音を出していました。ただ、ちょっと、くすんだ音色が気になってはいましたが。 ということで、このアンプは会場では、大したことのない音でした。それに比べて、皆さんのアンプは、個性的で、私にとっても刺激になりました。やっぱり、金田式を再現するだけ(再現するのも大変ではありますが)でなく自分なりに工夫というか、自分の音を出すのが趣味のAudioだなと改めて感じました。 それで、例会の後、やっぱりこのアンプの本来の音を出すべく終段の石を指定の2SK2554に換えてみましたが、だいぶ良くなった感じですが、いまひとつでした。それで、使ったパーツのことを思い起こしてみました。 オリジナルと相違するのは、位相補償のCとバイパス用のケミコンです。指定のケミコンはblack GATEですが、手持ちがないので、これはこのままにして、位相補償の方は、適当なコンデンサを使っていたので、これを、少しましなディップマイカ系に換えてみました。 いつもの金田式の音になりました。いやちょっと違います、いい感じになりました。 オリジナルに近いアンプと比べても、ひけを取りません。低音が、さすがに力不足です。球アンプの プッシュプルとシングルの違いみたいな感じでしょうか。 かなりいい音です。ただ、初段、終段まで 全ての石のバランスが取れていないと、電源投入時のドリフトに大きく影響します。私の場合、片方は、電源投入時もSP端子には10mV位ですが、片CHは、150mVほども出ます。10分ほど経てば 5-6mVに収まるのですが。I0は200mAです。 このままの音で、もう少し出力が増やせないものかと思案中です。
みなさん、こんにちは。参加者のリストが何処かへ行ってしまいました。その内、出てくると思います。長年のいろんなものが貯まり、整理をしています。雑誌や専門誌も沢山?ありますので、遊びに来てください。Qメーターなんて要らないでしょうか。最近の雑誌類も整理します。まとめておきますので、どうぞ。