皆さん、こんにちは。スピーカはFostexのE162B(密閉に改造)、FW168Nウーハー、FT48Dドームツイーターを2台重ねて使用しています。ツイーターは1つだけ使用しています。2ウェイでもスピーカSPのレベル設定を上手くやるとグラフィックイコライザーGEで調整した場合と、区別が付かないのではないかと思い、調整をしてみました。以前、3ウェイのマルチ・アンプでは経験がありますが、LCネットワークの2ウェイは初めてです。1/3オクターブのGEを導入してからはスピーカの特性にはあまり注意してこなかったので、どうなるか興味がありました。取り敢えず、比較テストをしましたが、案の定、駄目でした。SPの周波数特性でクロス周波数近傍で山があったためです。ウーハー側にインピーダンス補正回路を入れ、フィルター定数を大幅に変更し、やっと山を無くすことができ、ツイータとも上手くつながりました。さらに、トーンコントロールで低域150Hz+3dB、高域6kHz+3dBだけ補正しました。この結果を図に示します。左が上、右が下です。これで、私には区別ができないようになりました。しかし、ピンクノイズでは100〜200Hzの落ち込みで明らかに違いが分かります。音楽では分からないのですから、私にはパワーアンプの違いが分からないのは当然ですね。
Adobe PDF 書類 : 2way Speaker with LC Network -(85 KB)