第5回 山中湖合宿

2011年10月8〜9日

−於思学荘−


 今年は、夏の猛暑のせいか紅葉が始まったばかりの山中湖でした。参加者は14人でしたが、機材はたくさん集まり、充実した内容でした。

今回のテーマは
1.ホーンを聞いてみよう
2.マイクアンプを作ってみよう
3.Stereo誌のスピーカーを聞いてみよう
4.Eagle講座
5.その他




1.ホーンを聞いてみよう


松本さんの所有するホーンスピーカーを大口径ウーハーと組み合わせて聴いてみました。やはり、2インチドライバーの威力は強烈で、 音が押し出してくる感じがよく出ていました。

1
ウーハー:JBL2440
スコーカー:ALTEC288−8L ホーン2385
μ)
ウーハーの調整が不十分のようで、音の繋がりが良くなかったです。

2
ウーハー:JBL LE15A
スコーカー:ALTEC288−8L
ツィータ:PT-R7(0.47μ)
再生レベルをフラットに調整したら、格段に音がよくなりました。また、振動板の位置合わせで大きく音が変わることがわかりました。


ウーハー:JBL LE15A
スコーカー:JBL2450 2309ホーン+2310レンズ
ツィータ:PT-R7(0.47μ)
この組み合わせはバランスが良好で、普通に聞いている音に近い感じです。



ウーハー:JBL LE15A
スコーカー:JBL2445 ダイアフラムを2450(安価なホーン)
ツィータ:PT-R7(0.47μ)
こちらもバランスが良く、普通に聞いている音に近いです。クロス周波数500Hではすっきりした感じの音でしたが、800Hzにすると、3番の音に近づきました。



ウーハー:JBL LE15A
スコーカー:EV DH-1
ツィータ:PT-R7(0.47μ)
高音が伸びていないので、若干持ち上げて再生しました。逆にうるるささが抑えられてこれはこれで良い感じです。


ウーハー:JBL LE15A
スコーカー:JBL2426H RAMSAホーンWS-911
ツィータ:PT-R7(0.47μ)
帯域が伸びていて、すっきりした音。音の伸びを一番感じました。広い場所で使用する場合は、これが一番有利な感じです。


2.マイクアンプを作ってみよう


パナソニックのWM-61Aを使ったマイクの製作です。内臓のFETをどのように利用するかについて説明してもらった後に、標準的な使用方法にする場合のマイクを製作しました。




3.Stereo誌のスピーカーを聞いてみよう


stereo誌の付録のユニットを使ったスピーカーの聴き較べです。やはり、手間をかけたものが音の良い傾向がありました。 また、6.5cmユニットの限界も明らかになり、可能であれば口径の大きなユニットの方が有利ということもはっきりしました。



4.Eagle講座


 使い難いと言われているEagleですが、勘所を押さえた使い方を説明していただきました。
コマンドラインを有効に使った方がいいとか、ドリル径はmm単位にしないとだめとか、実用的な視点での説明は今後の設計に役立ちそうです。



 

会場の様子






食事など




集合写真







合宿後の散策





文章:蝦名、写真:内田、内山、蝦名、堀尾

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