第249回 関東三土会(2024年05月18日)

総括


出品作品

高間 さん
25DQ6/UL接続PPアンプ
出力クリップ時のクロスオーバー歪みを改善し聞かせて頂きました。
過大出力時の特性改善なので差異を感じ取るのは難しかったですが、細かな改善を重ねられているので安心して聞ける完成度の高い真空管アンプに仕上がったと思います。
出品者のコメント:
土屋 さん
制作途中の6cmスピーカを紹介して頂きました。
今回は組み立て途中のユニット紹介だったので、音の出る寺大会を楽しみに待ちたいと思います。
出品者のコメント:
お寺大会用の帯域0.5〜15khzミッドレンジツイーターです、当初は市販フルレンジと思ってたのですが適当な物が見当たらず自作になりました。
ボビンとコーンの材料がt0.1mmのビール缶なので重く感度不足ですから磁気回路をダブルマグネット化し2dbほどゲインを稼いでいますがウーファーと釣り合うかどうか分りません、場合によってはウーファーの感度を下げる必要が出てきます。
幾つか新しい試みを組み込んであるのでどんな結果になるのかみてみます。
浅川 さん
Wavecorの6cmフルレンジとSB Acoustics SB26STCN-C004のツイーターを4.5Lバスレフ箱に収めた2wayを紹介して頂きました。
種々の共鳴共振対策が施され2wayらしい高域まで分解能の高い音が出ていました。
もう少し改善作業を続けるという事なので次回発表も楽しみです。
出品者のコメント:
音が破綻するほどの音量で鳴らしてお聴き苦しい点があったかと存じます。
この会ならではの自由度で作品の問題点を探るべく大音量再生にしました。
この作品は普通に聴く音量なら特に大きな問題は無いと思います。
ツイーター用のエンクロージャーは6p用フルレンジエンクロージャーの振動を拾ってしまうので改善の余地があります。先ず6p用フルレンジエンクロージャーに生じる振動から何とかしなければなりません。

大塚 さん
5個の別電源を備えたDACを紹介していただきました。
元々はDAC入力にアイソレータを入れる予定だったのが都合で直結になったという事でしたが、5個の電源トランスと高周波チョークを使った分離電源やディスクリートD/Aなど大変気合いの入った物に仕上がっていて音も素晴らしい物でした。
技術解説資料が少し不足してたので全容を理解するのが難しかった事もありますので、次回はアイソレータを組み込んだ物を是非聞かせて頂きたいと思います。
出品者のコメント:

例によって会員諸氏のご指導の下完成にこぎつけておりまして、細かい技術的なことはよくわからないのですよ。
スミマセンm(__)m


しかし、原理がわからなくても「ちゃんとつなげば、ちゃんと動く」のが電子工作の良いところ!?


思えば10年以上前に上野さんからキットを分けてもらって、やっと形にすることができました。


今回、久しぶりに工作をして一番驚いたのはケースが高くなっていること。
数年前の倍ぐらいになっているのではないでしょうか。
使用したタカチのYMシリーズはお手頃でよかったのですが、気安く使えなくなってしまいました。

石田 さん
Seas W15CY001とPeerless OT19NC00の2wayシステムとLINレベルのパッシブチャンデバを組み合わせたマルチアンプシステムのデモをして頂きましたた。
デジタルチャンデバはノイズ対策などが結構大変なので、LINEレベルのパッシブチャンデバによるマルチアンプでトライしたという事で、歪み感がなく高い分解能の音が出てました。
LINEレベルのパッシブネットワークシステムは高性能安価小型シンプル部品入手性の五拍子がそろっていてなかなか面白いアイディアだと思います。
出品者のコメント:
 今回は思わぬトラブルで苦労しました。まあ何とか聞いて頂けてよかったです。

スナップショット


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