第248回 関東三土会(2024年04月20日)

総括


出品作品

見元 さん
 上京にあわせての久しぶりの登場で小型ポータブルアンプを紹介して頂きました。小型ながらしっかりした音を鳴らしていました。
出品者のコメント:
今回のアンプは、音像が揺れ動き、高音が出ない、分解能が低い、と大失敗でした。

次回はがんばりたいと思います。
石田 さん
 SATRIバッファアンプによるプリの有り無しでの比較をしていました。アンプの音の差分はむずかしいですね。
出品者のコメント:
 いろいろな条件での差異を聞くのも勉強になりますね。
高間 さん
 先月発表して頂いた25DQ6ULppアンプの不具合修理内容を報告して頂きました。故障原因の調査は中々難しいのですが、原因の解明と解決ができよかったです。流石に長年の経験ですね。
出品者のコメント:
最近水平偏向管を使ったアンプを作っていますが、スクリーングリッド用別巻線付きのOPTだけでも動作が難しいのに、自動バイアス回路も入れているため動作が結構複雑になっています。
現在、前作の25HJ5UL+KNFのアンプと本アンプの動作比較をしているのですが、クリップした後の特性に違いがあって、その原因解明に苦戦しています。

もしかしたら、来月の三土会に改良版を再々度持参するかもしれません。

木村 さん
 こちらも久しぶりの登場で対象的?なアンプを使ったイコライザやヘッドホンアンプを紹介して頂きました。意欲的にアナログプレーヤまで持ち込んで聞かせて頂きました。
出品者のコメント:
定年を迎え、久々にオーディオ沼に戻ってきました。最後に参加させて頂いたのが10年以上前でしたので、今回戸惑いながらも、皆さまのご配慮のおかげで何とかできしました。有難うとざいます.

【1】内容
 こちらは本来バランス(BTL)タイプののヘッドホン用アンプでしたが、一度に一人しか聴けないためシングル出力ですが会のアンプとスピーカで鳴らさせて頂きました。

 ACアダプタを使っていますがハムノイズはCD入力、レコード入力ともヘッドホンでも聴こえません。

 同様にヘッドホン(手持ちのSONY、オーテク)でノイズはCD入力ではほぼ聴こえず、レコードでは無音時ボリューム大の位置で聴こえます.

 今回、良かれと思って電気的特性改善のためPHONO入力の構成とRIAAの構成を変更したのですが、後日低域での位相が遅れていることがわかりました(知覚可能帯域)。尚、会場で聴いて頂いたレコード録音(本機使用)は、この変更前の構成でのものとなってます.

 RIAA偏差は、少し追いこむと0.1〜0.2dB以内に容易に入ることもわかりました。

やはり、皆さまに聴いて頂く場というのは大事と思いました。いろいろと改善点がわかりました。

 今後ともよろしくお願いいたします.
淺川 さん
 毎回何らかの工夫を加え参加して頂けるのは嬉しいです。今回も小型スピーカを聞かせて頂きました
出品者のコメント:
今回の作品の音に大きな課題があることに気が付きました。もっと早く気が付いてもよかったのですが多少大音量で音を出さなければはっきりしないものもあります。
完全に箱が共振しています。補強が弱い処で発生しており、どおりで腰のない低音だったとあとで思ったのでした。
今は補強を施したのでひと段落つきました。
しかしまだ低音には課題が残っていました。土管の音も聞こえるかな?というのが自己評価です。今はダクト口に吸音材を詰めてごまかしが効いたように思います。
それからギャラリーの皆さんは作品のダメなところをドシドシ指摘頂きたいと思います。
遠慮なく!
土屋 さん
 いつも大型スピーカを持ち込んでご苦労さまです。チョッとトラブルもありましたがやはり鳴りっぷりが良いです。
出品者のコメント:
今回はミッドレンジのエッジをウレタン→ラバーに変えそれに合わせて口径を6mmほど小さくしネットワークも最適化を図りました。
何回か改造してるので改善箇所が細かな部分になってきて改善度合いも少なくなってきた感じがしてます。
関澤 さん
 高精度水晶によるクロックの聞き比べと経過時間による発振周波数偏移のレポートがありました。安定期に入るには30分程度掛かるようです。
出品者のコメント:
 水晶発振器は、物理的な振動でアナログ処理の最たるもので、とても難しいです。
 振動対策、EMI、EMC対策の良い勉強になりました。

大塚 さん
 学校行事の合唱の自家録音CDを紹介して頂きました。とても良い思い出になると関係者から歓迎されているそうです。
出品者のコメント:
録音って、なかなか思うように録れませんね。奥が深いです。
前田 さん
 こちらはやはり自家録音ですが流石に手馴れたセミプロの録音やジャケットの出来は素晴らしいです。
出品者のコメント:

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