代替お寺大会(第238回関東三土会)(2023年06月17日)

総括


出品作品

開会式 高間 さん
 会の標準アンプ?になっているデジタルアンプですが、思わしくない歪率悪化の原因が基板の共通インピーダンスであることを解明、早速改良されたとのこと。流石ですね。
出品者のコメント:
1・肥後 さん
 MicroSDメモリーからSSDACで再生するポータブルプレーヤを紹介して頂きました。かなりな高密度設計ながら大変シンプルに上手くまとまっています。音の方もSSDACの効果かすっきりと歪みを感じられない再生音でした。
出品者のコメント:
3次スプライン関数で補間する16倍24bitスーパーサンプリングD/Aコンバータを搭載したmicroSDプレーヤーです。
スプライン演算にMAX10FPGA、出力DACデバイスにAK4490を使用、プレーヤー部はPIC32マイコンを使用しています。
消費電流は約200mA、単三型リチウムイオン電池2本で約5時間の連続再生が可能です。
 
製作記事はこちら
2・小高 さん
 昔懐かしいオートチェンジャーメカをリストされて紹介。昔はこなんで再生していたんですね。ギミックな動きも面白かったです。次回は是非音出しも。
出品者のコメント:
当日、一部動作に若干問題があった事をお詫びします。
関連資料は以下です。
http://www.hi-ho.ne.jp/odaka/quad/sando31.html
3・前田 さん
 プレーヤとアンプを小型スピーカとサイズを合わせてミニケースに収めたもの。Phonoアンプも内蔵されています。上のケースは同じサイズでラズパイを入れたネットワークプレーヤなっています。
出品者のコメント:
 近頃 192kHz サンプリングで録音するようになったので、再生できる機器が必要になり、以前イワンさんに作っていただいた RASDAC を木箱に入れてみました。
プリント板のコネクタをそのまま使えるように配置、小型中華スイッチング電源を内蔵、100 V 入力にしてあります。

 もう1個は中華 MP3プレーヤー+中華パワーアンプ(ICはTDA7297)それにOPアンプ1個のEQアンプも奢っています。こちらは外部電源が必要ですが、気軽に持ち歩ける大きさになっています。
4・福島 さん
 以前から進めているFreeDSPの最新作でラズパイも載せられる汎用アンプ。プリアンプ機能とチャンデバも含めた統合プリアンプといったところ。基本各自のプログラム次第で機能は決まります。
 ケースも独特の手作りを活かしたプロ並みに腕前でとても関心させられます。次ロットの追加製作もありそうです。
出品者のコメント:
RCAアナログ、S/PDIF光、同軸、USB-Audio Device、ラズパイ40Pスロット,I2Sと豊富な入力に対応可能な8ch出力+光出力のDSPボードです。出力はバランス出力仕様に変更も可能。アナデバ製のADAU1452という1行もコードを書くことなく簡単に開発ができるDSP1個だけで動いています。ラズパイの電源もこのボードから供給していますのでスロットに挿すだけでネットラジオ、USBメモリ再生、NASファイル再生、Apple AirPlayと殆どの音源ソースに対応できるようになります。 今回はラズパイ内蔵のWiFiアンテナが使えるよう自宅の中華CNCで住宅用のアルミバーを加工してサイドウッドのケースも自作しました。
そのうちに希望の方を募って製作会をやってもいいかな?と思っています。
5・森 さん
 市販の無線ルータのCPUをまっさらから書き直し作ったメディアプレーヤ。中古ルータを使えば非常にローコストはメディアプレーヤが作れますが、その発想と改造するスキルが半端無いですね。是非これからも色々チャレンジしてみてください。
出品者のコメント:
6・石田 さん
 ラズパイを使ったネットワークプレーヤで、リニア電源やクロック交換など音質向上に特化したプレーヤ。出力も光、同軸、I2Sと豊富。
出品者のコメント:
 ラズパイ3B+のフリーソフトSymphonicMPDを利用したネットワークプレーヤでWifiルータと共にリニア電源で動かしています。

 spdifデジタル出力はラズパイに載せた水晶発信器を交換したDigiProを使い、I2S出力はHDMIトランスミッターで出力しています。

 音楽サーバーは本来LAN経由のNASを使用しますが、ラズパイのUSBメモリーも使えるようにしています。

 デモはコントローラにWifiでPadを使い信号はI2S経由のES9038Q2M DACで行いました。
7・松川 さん
 ミニサイズのメモリプレーヤで、何より超ローコスト。その分最大音量は小さいですが、ヘッドホンなら充分でしょう。実装も上手くまとまっています。
出品者のコメント:
小さくまとめたのですが、安かろう、悪かろう、どうでもよかろう?
8・土屋 さん
 なつかしのSPレコードプレーヤをリストアして音出しして頂きました。ホーンはぺニア板を24角形の円錐に組み上げた労作で、その工作精度は流石です。音の方もサウンドボックスにも手を入れられて音量も充分でした。
出品者のコメント:
100年前の機器が今時の物と同じ知識レベルで設計されているのに驚きました。
やり残した事が幾つかあるので地道に改善してみようかと思ってますが、改善度合いを数値評価する方法がないので、なかなか難しい作業になりそうです。
9・櫻井 さん
 こちらもSSDACを内蔵したSDメモリープレーヤ。今回はケースに凝って専用の木製ケースに収められています。再生音も快調でした。
出品者のコメント:
ハードやソフトは1月に発表したものと同じです。今回はケースに入れてみました。
ファイルアクセス、AVI再生, FLACデコード、スーパサンプリング(SSDAC)、OLED表示処理をすべてXMOSのxCORE200プロセッサ一石でこなします。

関連ブログ:https://xken.seesaa.net/

なお、試聴に使用した音源はヘンデルの, エステル, オワゾリールレーベル、演奏:エンシェント室内管弦楽団、指揮:クリストファー・ホグウッド、デッカ・レコード 1985 でした。
オークション さん
 恒例のオークションは久しぶりといこともあって盛り上がりました。色々小物部品もあって皆さんお土産になったのではないでしょうか。出品の方ご苦労さまでした。
出品者のコメント:
表彰式 さん
 今年は賞品はありませんが、優秀発表者には賞状が授与されました。参加者の皆さんも有難うございました。
出品者のコメント:
閉会式 高間 さん
 今回は久しぶりの臨時大会でお寺でなく変則的な開催でしたが多くの方に集まって頂き、開催してよかったと思います。また暮れの大会も色々考えていきたいと思いますのでどうぞよろしく。
出品者のコメント:

スナップショット


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