第219回 関東三土会(2020年02月15日)

総括


2月にしては割と暖かい日が続き、余り寒さを感じません。ゆっくり音楽が聴けますね。

出品作品

高間 さん
 効率の良いデジタルアンプで常用できるように作成。縦置きで収納にもコンパクトなのは使いやすそう。保護回路などもきちんと用意されています。
出品者のコメント:
アンプは中華の完成基板が安く手に入るので、手作りの大半はシャーシ(ケース)の製作になってしまいます。
基本的には、100均で扱っているMDF基板とアルミ平板を使って作りますが、ケースデザインや工作方法などで少しでも新しいアイデアを取り入れて作るようにしています。
レタリングは、インクジェットプリンタで作成するタトゥーシールというもので作っています。今回、プリンタのインクを互換品に変えたところ乾燥が遅くて文字が滲んでしまいまた。文字入れに失敗すると塗装からやり直さないとならないので要注意です。
石田 さん
 こちらも中華基板のデジタルアンプでマルチ用に2ch分一緒にしています。電源も別なので安定した再生が出来そうです。
出品者のコメント:
 従来のマルチ用アンプは電源を共通化したためにノイズやレギュレーションで問題がありましたので、その改善案です。
 デジタルアンプのチップも新目のTPA3255の中華基板ampを採用、電源はNiproの150W(ピーク400W)48V単電源を個別に使用しましたので、8Ωなら両ch同時でも70Wまで完全対応します。
 テスト使用で問題が無さそうなら、まずは中低音用として使用したいと思っています。
飯田 さん
 NAMAアンプといわれる双3極管を初段電圧増幅に用い、トランスを使って8PDIPのミニパワーアンプをBTLで鳴らすというアンプ。
 小出力ながらしっかりとした音が出ていました。
出品者のコメント:

大平 さん
 以前にも発表されていた波形再現を狙った「トランジェント・パーフェクト」2次フィルターを組み込んだ力作の2Wayマルチアンプスピーカ。
 ウーファ部はKenwoodのLS1000を用い、ツィータ部はScanのBeツィータに変更。アンプはSONYのTAN900ES改。
 新方式ながら完成度も高く上手くまとまっているようです。ユニットの力量もあってハイエンドっぽい音がしていました。なかなかの完成度です。
出品者のコメント:
重量物を複数持ち込んでのデモは大変でした。しかし予想以上に良く鳴り、会場の皆様にも好印象を持たれたようで、本当に良かったです。
トランジエント・パーフェクトの条件としては、方形波が再現できることと、周波数特性がフラットであるという2点をチエックしてますが、中々実現困難で、チャンデバだけではなくスピーカーユニット選択と時間軸合わせも重要でした。これまでは実験基板で、スピーカーも間に合わせでやってたので今後きちんとしたモノにしたいと思ってます。
しかし、これ用のカレント・バッファ基板を2月になってから、中国広東省にある会社に発注したのですが、新型コロナのせいでまだ納品されず、困ってます。
でもじっと待つしかないですね。

大塚 さん
 マイク製作会で作ったマイクを使用して家庭内録音を披露していただきました。録音も機会を増やすと癖になりそうです。
出品者のコメント:

 製作会、ありがとうございました。
自作したマイクで録音すると、とてもいい音ですね。娘のピアノが五割増で上手に聞こえます。

前田 さん
 今回も色々な演奏会の録音を聞かせていただきました。手際も良く熟練の境地で中々いい雰囲気の演奏が聞けました。
出品者のコメント:
 バリバリのクラシックファンの抜作三太郎 こと 前田@厚木です。
 
 今回は演奏家を目指す若い人たちの演奏を聞いていただきました。
 マリンバでは音が割れていることを指摘いただきました。マイクのどこに原因があるのか悩ましいです。
 次回は、今回忘れた除夜の鐘の遠距離バージョンとベーゼンドルファーを聞いていただこうと思っています。

 武漢発のコロナウイルスで演奏会が延期になり、しばらくは録音はなさそうです。

松川 さん
 こちらもマイク製作会のマイクを使ってオーケストラ初録音に挑戦。ただし市販のポータブル型は事前に使い勝手に注意する必要がありそうです。
出品者のコメント:

スナップショット


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