第216回 関東三土会(2019年11月16日)

総括


出品作品

見元 さん
LME49720 MITアンプ(見元さん)
はるばる四国から参加です。入力と出力を比較する方式で設計。出力段のアイドリング電流がほとんどゼロ。
秘密はフィードバック回路にあり。帰還量を大きくとればノンバランスでも動作。Raをパラにするとノイズは増えるとのこと。
出品者のコメント:
 
高間 さん
UX-45 パワートランスレスアンプ(高間さん)
出力 4.5W ヒーターは、TOEI J-253W 2.5V DC点火。+Bは3倍電圧整流。出力トランスはTANGO U15-5。
初段NJM4580、ドライバ14N7で7dBの帰還を一次側からかける構成。トランスカバーはMDFの上に0.2ミリのアルミをかけて塗装。
出品者のコメント:
今まで多極管を多く作ってきましたが、旧型のオーディオ用直熱三極管は簡単に良い特性が得られると感じました。
今回に味をしめてしばらくは直熱三極管を使ったアンプを作っていこうと思います。

なお、出力管のフィラメントは交流点火です。2.5Vでプッシュプルなのでハムは大丈夫だろうと思ったのですが、私的には問題になるくらい残ってしまいました。
やはり、最低でもハムバランサーは付けておいたほうが良いようです。
小高 さん
LM12型パワーアンプ(小高さん)
出力段C2837/A1186P。DC検出回路でSP保護。芯のある音に聴こえたが、
オリジナルLM12はさらに音が静かとのこと。
まだ完成途中で次回に期待。
出品者のコメント:
今回、回路ミスもあり、音質が良好ではありませんでした。
お詫び致します。

http://www.hi-ho.ne.jp/odaka/quad/sando23.html

土屋 さん
スピーカー分割振動測定(土屋さん)
戦前の人は、どうやって分割振動を測ったのかという疑問から、
20センチウーハーの振動板に4個の空芯コイルを取り付け、
20~20KHzまでスイープして、起電力を測定。コイルは直径4ミリ、重量0.05グラム。
出品者のコメント:
空芯コイルが少し難しかったですが、意外と簡単に予測に近い結果が得られました、又振動のピークよりかなり低いところから分割振動が始まっている事を知りました。
写真で見るとコイルよりも台座と接着剤の方が重そうなので、もう少し精度向上の余地はあるかと思います。
何もない素人が振動板を作るのはなかなか難しいですが、有り余る時間と皆様の支援を頼りに、プロができないような独自な物を作っていきたいと思います。
浅川 さん
ミューズ参戦スピーカー(浅川さん)
SB Acoustics SB65WBA25-4(6センチ)スピーカーユニット使用
ダブルバスレフ方式+フローティングM方式(改作3号)
12/8開催のミューズの箱舟にエントリーのスピーカーシステム
出品者のコメント:
参加された皆さまご清聴?有難うございました。
拙作フローティングマウントも完成度が高いとは言えませんがそれなりの音だったと思います。
アンプを使わせて戴きました小高さんと高間さん有難うございました。
ミューズの方舟2019当日は与えられた時間が短いので集中して臨むことになります。
前田 さん
音像定位実験(前田さん)
まずはリコーダーとピアノの生録音の披露。続いてメトロノームとベルと目覚ましの録音の
位置特定実験。マイク間距離70センチ。これを3メートルの距離に設置したスピーカーから再生。
移動する音源の位置特定の実験を行う。人間はどのようにして位置を特定しているのか?
出品者のコメント:
 バリバリのクラシックファンの抜作三太郎 こと 前田@厚木です。

 いつものコンサートの生録と一寸実験をしてみました。
 
 実験の方は家と会場では聞こえ方が違い、うまくいきませんでした。もう少し条件を詰めて、いずれ再トライしてみます。
石田 さん
ルビジウムクロック(5680A)、SPDIF/HDMIの音の比較(石田さん)
ラズパイで実験、最初は、SPDIF VS HDMI(I2S)比較。
続いてHDMI(I2S)ベースで、標準クロックとルビジウムクロックの比較。
明らかな違いがありますがお好みで。
出品者のコメント:
 RaspberryPiとHifiberry-Digi-Proの組合せですが、Digi-Pro基板の実装がシンプルでパターンが分かり易いのでクロックを分離してみました。

 外部からはSMAコネクタで供給、水晶はそのままでプラグの差し替えでマニュアル変更です。ラズパイ側でアップサンプリングして88.2kHzfs(ルビクロックは22.5792MHz)の単一クロックで動きます。

 

スナップショット


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