第196回 関東三土会(2017年12月16日)

総括


低音(温?)システムお寺大会の前とあって、低音重視の発表が多くありました。

出品作品

QS/SQ・3バンドサラウンド・デコーダーの説明 小高 さん
まだ実物を見せる状態ではないということで、回路概要と動作の説明をして頂きました。
次回は音出ししてもらえるとのこと。期待しています。

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出品者のコメント:
テクニクス コントロールアンプ SU-A4 プレーヤー SL-7 P310MC 安江 さん
ヤフオクで落札したものですが、予想通り音が出なかったので修理しています。回路図がなかな見つかりませんでしたが、無線と実験1980年5月号に回路図が載っていたのでコピーを手に入れて対処したようです。
phono入力はMMとMCを選択できます、今回はSL7にP310MCカートリッジを付けて試聴しました。アナログ・レコードは雰囲気があって聴きやすい音です。この頃は既にCDが普及してきた頃なので音のバランスもアナログ全盛期と違ってCDのような全域フラットになっているようです。
出品者のコメント:
 やっと音が出るようになった一台を持参し、お聴きいただきました。
たまには“アナログレコード”も良いな…と感じていただけたと思います。
 次回はセットとなるSE-A3パワーアンプ・35sか…?

*私の後に発表された“大塚さん(ちくおんき)”にアンプを貸してあげれば良かった…?!?!?!
*ワウ・フラの数値を質問するのを忘れました…?!?!?!
会標準スピーカー用LPF 関澤 さん
これを入れると低音領域のレベルが上がり、全体のバランスがよくなります。但し、中高音の音量が下がってしまうので出力の大きなアンプでないと三土会の会場では大きな音で鳴らすのは難しいようです。

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出品者のコメント:
DCRの小さくチョークで作らないと、損失が大きくて使い物にならない様です。
再度、チャレンジしてみます。
オークション出品BHエンクロージャー 塩沢 さん
FE-108EΣの説明書に載っているバックロードホーン(BH)を改造して低音の量感を上げています。窓に近づけて低音を稼ぐようなセッテイングにしましたので、全帯域に渡ってバランスの良い音で鳴っていました。開口部に設置したダンパーが効いているようで、10cmユニットとは思えない低音が出ていました。
同じく塩沢さんのダブルバスレフと比較してみると、ダブルバスレフはツィータが効いていてクリアな音でしたが、低音につていは置き方の違いもあってBHの方が量感がありました。

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出品者のコメント:
家庭内平和のために今年の冬のお寺大会のオークションに出品しますので落札のほどよろしくお願いします。落札者がいないと持ち帰り年明け早々に町田リサイクルセンター行きになります。
デスクトップスピーカ 土屋 さん
パイオニアのS-X20にダイアトーンの30cmスピーカーのウーハを改造して入れたとのこと。マグネットが強力なので低音が出にくいとのことでしたが、壁に近づけて設置すると十分バランスの良い音で鳴っていました。またツィータが効いていて、クリアな音が出ていました。
出品者のコメント:
検討不足でした、そのうち再トライという事で。
音源アンプなどは浅川さんのを使わせていただきました、大変ありがとうございました。

低音システム 16cm ミッドウーファー ドローンコーン 浅川 さん
マルチチャンネルで、会のスピーカーの下の帯域を再生してみました。フィルタは22Hz〜240Hzの間で変えることができ、ウーハーは、35Hzまでを再生できるように設計しているとのことです。
会のスピーカーに低音を加えると、印象がだいぶ変わります。やはり、低音の量感が増すと音に厚みが出て安心して聞くことができます。
会のスピーカーの代わりに持参して頂いた小型スピーカも鳴らしてみました。小型のスピーカーの良さが出ている感じで、くっきりした音で再生できていました。
出品者のコメント:
ご清聴ありがとうございました。
今回は持参のアンプでスピーカーを鳴らし切った感がありました。またこれが限界ということもわかりました。
説明が一つ忘れていましたのでここで一言 スピーカーの下にエアーキャップを敷いて音を出しました。私なりにいえばこの方が音がクリアな感じになると思います。題して「なんちゃって空中浮揚スピーカー」
冬のお寺大会は強者揃いなのだろうと思いますが基本的にはこのシステムで臨みます。
低音システム Bose Acoustimas5 +LPF+50W D級アンプ 高間 さん
Bose Acoustimas5を使っています。OPampで作ったフィルタと、aitendoの100W+100Wデジタルアンプで駆動しています。このアンプはスピーカの幅に合わせて、スーパーウーハ専用にしていました。フィルタは、100Hzと150Hzを選択でき、遮断特性は18dB/octです。100Hzの方が良好なバランスのように感じました。
やはり、低音を付加した方が落ち着いて聞くことができます。ホテル・カリフォルニアでは、部屋の戸が振動していました。

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出品者のコメント:
年末のお寺大会用のスピーカーとその専用駆動用アンプです。
使用したD級アンプはVdd=34Vをかけると100W出るようですが、Vdd=24VのACアダプターを使用しているので50Wの出力となりました。
スピーカーは出来合いのもの、アンプもAitendoのD級アンプ基板を使用と手抜き感が否めませんが、自宅の14cm同軸システムとの組み合わせでは良い感じで鳴ったので、お寺大会のテストの意味合いで持参しました。
三土会の標準スピーカーとの組み合わせではLPFのカットオフ100Hzでも少し高いように感じたので、本番にはカットオフをもう少し下げて見ようと思いました。
ちくおんき コロムビア G208 大塚 さん
昭和初期に製造されたと思われる蓄音機を持ってきて頂きました。SPレコードはヤフオクで500〜1000円くらいで入手できるということです。針もまだ入手できるとのことで、実物を見せて頂きました。
出品者のコメント:

レコードの溝を針でトレースした音を機械的に増幅した音が聞けます。
電気増幅を一切行わない音というのは、電蓄とは一線を画するものですね。
これはこれでいいものです。

しかし、各種儀式(レコード交換・針交換・ゼンマイ巻き)を、一面ごとに行わなければ聞けないので、3〜4曲も聞くと面倒くさくなってきます。

これと比べると現代のデジタルプレーヤーは本当に便利ですね。


分解して中身を見てみると、単純ながら完成された機構に感心しきりです。
特にガバナーというものは見事の一言です。
これを考えた人は天才だと思います。

マイク 録音 前田 さん
バウンダリーマイク製作の苦労話を披露して頂きました。また、竿マイクの径を細くして客席から見えにくくする工夫について説明して頂きました。
続いて、最近録音したものを再生して頂きましたが、自然な音でそのままCDにできるような感じでした。女子コーラスの録音は臨揚感と迫力があり、デモに使える感じでした。
出品者のコメント:
 バリバリのクラシックファンの抜作三太郎 こと 前田@厚木です。
 以前作った砲塔型の床置きのマイクの方がスタンドのマイクより床の反射の影響が少なくてディップができていない、という神の声があったのでバウンダリーマイクを作ってみました。
 概要は録音分科会に書いてあります(No.361)。
 床と接するダンパ材の大きさと数で共振周波数が決まり、もう少し小さいほうが良いよ、とまたしても神の声があり、どのくらいの大きさにすればいいか、悩んでいます(狂信周波数かも)。

 竿マイクの方は、録音分科会にアップします。

 録音の方は、4つのコンサートの録音を聴いていただきました。異なるマイクの録音も比較していただきましたが、必ずしもどちらかが良い訳ではなく、ソースによる、というか、好みによりそうです(当たり前?)。

LOG-ATT 前田 さん
進のRE55抵抗を使い、直列接続にして組合わせ、理想値に近い特性にしています。出力側の負荷抵抗にはチップのメタル抵抗を入れてみたとのことです。
試行錯誤の結果とは思えない理想的な減衰特性になっていました。
出品者のコメント:
 (しつこいですが)バリバリのクラシックファンの抜作三太郎 こと 前田@厚木です。
 ススムの抵抗を使ってみようと思ったら、Pt板の穴とピッチが合わないので、ウケ狙いで合成抵抗で減衰率の精度を上げてみようと思い、作りました。
 24系列の抵抗2個直列使いで(ピッチもぴったり)かなりの精度で抵抗値が選べることがわかりました( 0.5 dB ステップに対して誤差 +0.015/-0.005 dB 以下。次段の入力抵抗でガラリと変わっちゃうんですけれどね)。
 が、作った後で直列はまずかったかな、と反省しています。......で、並列に変更しようか迷っています(抵抗値は計算済)。

 出力側の負荷抵抗(10kΩ)は金属箔のチップ抵抗が比較的安く手に入ったので付けてみましたが、まだ差を確認していません。

ローコストDAC比較 石田 さん
安価に入手できるES-9023を使った基板を改造して音の変化を試してみました。

ES-9018K2M (リファレンスとして使用)
HiFi用にとして標準的な音のDACです。リファレンスとして使用しました。さすがに落ち着いたバランスの良い音です。

ES-9023ノーマル基板
9018に比較して少し明るい押し出すように音です。

ES-9023電源系にコンデンサを追加したもの
ノーマル基板と同様の傾向の音ですが、落ち着きのある音に変化しているような印象です。

ES-9023 コンデンサ増量+外部MCKによる同期ドライブ
ノーマル基板との音の違いは少ないですが、音が若干引っ込んでエコー感が出るような感じです。

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出品者のコメント:
 最近はローコストのDACも色々出回っているので、同じものを改造、非改造で簡単に試すことが出来るようになりました。

 お陰で少し手を入れた物と簡単に比較でき、更にCPの高いDACが作れそうです。デジタルチャンデバの簡易DACとして使う予定です。

 何故かMCKは非同期の方が良さそうですね。
お知らせ 冬お寺大会、三土会200関連 三上 さん
出品者のコメント:

スナップショット


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